拾一花-Queen of desert Ⅲ
砂漠編はこれで最後です。
後書きには日本政府3人組の紹介を載せておきます。
「はああぁぁ‼︎」
イレネオ達と別れた燈利と華輦は、今回の討伐目標である《バジリスク》と呼称されるルクシアのいる神殿へと辿り着いていた。
「せいや」
「Zeyyy⁉︎」
燈利と華輦の連撃を喰らい、巨大な鶏の様な姿をしたルクシア――バジリスクは大きく後退する。
「まだだぜ!」
燈利はラファエルのグラナと共鳴し、豪炎を纏った灰色の剣でバジリスクを斬りあげる。
「Zyoee――!」
バジリスクは燃える体を地面へと叩きつけて必死に炎を消そうともがく。
「あかり…」
「あぁ、わかってる」
敵であるバジリスクに対しても憐れみを向ける華輦に燈利は返事をすると、今度こそバジリスクのソウルを消滅させるために深く剣を構える。
「いま、終わらせてやる‼︎」
燈利が剣を振り上げた刹那、地響きと共に神殿の壁がガラガラと音を立てて壊される。
「ガAAaaaァ‼︎」
突然、10数メートル程の巨大な猫のような姿をしたルクシアが侵入すると、バジリスクを丸呑みにした。
「な、なんだこいつ――」
燈利と華輦はその巨大なルクシアから距離を取ると、呆気に取られ、ただバジリスクが食われる所を見ることしか出来なかった。
「おぉ!あんた達か!わりぃな今度は俺たちが領域から出ちまった!」
狼狽する燈利にディベロ・イレネオは上空からマイク越しで声を掛ける。
「だからって撃たねぇでくれよ」
笑い混じりにそう言うと、手に持ったライフルを背中へとしまいながら燈利達への元へと降りる。
「もしかして、あれがイレネオたちの追ってる奴か?」
「ご明察!うちの前衛はど〜も連携が合わなくてねぇ…最後の最後で逃しちまった…」
やれやれとイレネオはそう言ってため息をついた。
「隊長の指示が悪いからだろ、部下のせいにしないでくれるか?」
後ろで聞いていたディベロ・アマーリアは、ヘルメットの下でしかめっ面をしながらそう反論する。
「そ、そんなことないですよアマーリアさん!ぼくがアマーリアさんの動きについていけないから…」
遅れて駆けつけたトオル・ヴェルヒェットは息を切らしながらそう口を開いた。
「まぁ…もちろんそれもある」
アマーリアにそう言われ、プシューと背中から弱々しいグラナを撒き散らしながらトオルはガクッと肩を下げて悲しむ。
「ははっ、ずっとこんな感じでさ」
そう言ってイレネオはヘルメットの下で苦笑いをする。
「猥談を楽しんでるとは随分と余裕だな、人間共」
七地区を砂漠化させている原因のルクシア――《ターウース》はそう言って地響きを立てながら体を燈利達の方へと向ける。
「先は逃げる様な形になりはしたが、次はそうはいかぬぞ!砂塵の女王たるターウースの力――今度こそ貴様らに見せてやろう!」
バジリスクのソウルを食したターウースは、崩壊しかけていたソウルを修復し、イレネオに対して余裕の笑みを浮かべる。
「へぇ、喋れるんだ」
「ん、ラファエルも、しゃべってたでしょ?」
華蓮にそう言われた燈利はう〜んと唸る。
ラファエルはたしかに最期は化物みたいな姿をしてはいたけれどそれでも人型だったしなぁ…いかんせんスケールが違いすぎて驚いてしまった。
「たしかに、そういえばそうだったな」
「ん、では、やりましょう」
あぁ、と言って燈利は再び炎を帯びた剣を構える。だがそれを見て隣にいたイレネオが口を開く。
「あ〜あのな、一緒に戦ってくれるのは嬉しいけどよ、そいつには火は効かないぜ。身体に変なグラナを纏ってやがるせいですぐ消されちまう」
水とか氷で固めてドカンだ、とイレネオは燈利に告げるとブースターからグラナを噴出し宙へと舞い上がると銃を構えた。
「そんなこと言われてもな…」
燈利はバジリスクとの戦いで『氷属性の札』は全て消費してしまっていた。
「これじゃ何の役にもたたねぇかな…」
そう言って諦めようとした燈利にアマーリアが声をかける。
「さっきの詫びだ。これを使え」
視線を合わさないままアマーリアは氷のグラナが充填されているカプセルを燈利に投げ渡した。
「その剣を見るに、お前も俺たちと似た様なことができるんだろ」
燈利はアマーリアの両腕から見る巨大な爪を見る。その爪は腕部分に装填されたカプセルのグラナを吸収し、雪の結晶を纏っていた。
「ありがと、使わせてもらうよ」
燈利はカプセルを捻って開けると、中にある液体状のグラナを右手にかけ吸収する。
日本政府の技術により圧縮されたグラナは今までの札から得るグラナよりも質が良く、オーバーロードしたグラナが燈利の体から飛び出て雪の結晶となって燈利の周りに纏った。
「あかり、べんり」
「ははっ、俺もそう思う」
燈利がそう笑った直後ターウースは轟声を上げる!
「おっしゃお前ら気合い入れてけよ!」
その声が引き金となり、一斉に駆け出す。
「ハアアァ!」
轟音と共にターウースは先頭にいるアマーリアを手で潰そうとする。
「止まって見えるぜ女王様!」
その攻撃に畏怖することなくソーマは地を蹴り跳躍すると、巨大な爪で自分に振り落とろされるターウースの手へ斬りかかる。
グラナでコーティングされたその特殊な爪は、ターウースの周りに纏う砂の鎧を瞬時に氷結、破壊を繰り返し腕を粉微塵にした。
「グガアアアァァ!」
ターウースは切られた右手首筋を抑えながら絶叫する。
「おのれ…小賢しい紛い物が儂の右腕をっ――」
そうアマーリアに向かって叫ぶターウースの左目を、氷の弾丸が撃ち抜いた。
「ガ、ガアアア⁉︎」
「おーっと、頭がガラ空きなもんでよ。つい癖で当てちまった」
イレネオはそう飄々と言うとヘルメットの下で意地悪く笑う。
「人間風情が…神であるあの方の力を使い、妾を愚行するか!」
「ただの人間だけじゃないぜ!」
「ん、そのとおり」
燈利と華輦は死角となった左側から襲いかかる。
「はあぁ‼︎」
燈利が氷の属性を帯びた灰色の剣で硬いグラナのよろいを切り裂くと「てい」という気怠げな声と共に華蓮が腰から生やした巨大な二本の腕で追撃を加える。
「グオオォ⁉︎の…れぇ‼︎」
ルクシアは痛みに絶叫しながら壁へと激突した。
「おのれ…おのれおのれちょこまかと小賢しい奴らよ!」
「ま、そういうのを連携っていうんですよ女王様!」
そう言ってまたイレネオがライフルから氷の弾丸を発射する。
「妾に二度も同じ手が通用すると思うな!」
イクサは首を傾けるとその攻撃を避ける。
「二度はやってねぇ、これが初めてさ」
「なに⁉︎」
息を殺してイクサの後方で隠れていたトオルはイクサが弾丸を避けるのを見計らって、イクサの顔の高さまで跳躍すると、外れた氷の刃を勢いを殺さないように先端だけ蹴った。すると蹴られた氷の刃は大きく弧を描がくとイクサの右目へと突き刺さった。
「グギャアアアア‼︎」
「ナイスプレー、スローモーションでもう一回見たい程だぜ」
イレネオに褒められたトオルはヘルメットの頭を掻き「あ、ありがとうございます」と言って照れた。
「人間風情が…人間風情が…」
ルクシアは両目を失いながらゆっくりと立ち上がる。
「妾への…愚行も…ここまでじゃああああ‼︎」
けたたましい咆哮と共にイクサは口から強烈な砂嵐を撒き散らす。
「うぉ⁉︎」
ドゴオオォ
と轟音を立てながらその砂嵐は地面や壁を凄まじい威力で削り取った。
「ヒュ〜、流石砂塵の女王様、こんぐらいやってくれねぇとな。おーいお前ら、大丈夫かぁ!」
イレネオは下にいる四人で呼びかけた。
燈利と華輦は柱を盾にしその攻撃を防ぎ、アマーリアは持ち前の瞬発力でその攻撃を華麗に避け切っていた。
しかし、ただ一人だけトオルはまともに砂嵐を喰らい、REVERSEがビリビリと嫌な機会音を出していた。
「トオルっ‼︎」
叫びイレネオはすぐさまトオルの元へと降りる。
「ごめんなさい、油断しました…」
装甲が剥がれ、負傷した体を震わせながらトオルそう謝罪した。
「んなこと気にすんな。命があれば万事オーケイだ」
そう言ってイレネオはトオルを抱えながら宙を飛び、柱の裏でトオルを横にした。
「ここで少しの間眠ってな。夢を見る暇もないうちに倒してくるぜ」
そう言って笑うイレネオの顔を見て安心したトオルは「はい」と小さく言った後、意識を失った。
「ガGAAaaa--‼︎」
両目の潰れたターウースは、所構わず口から砂嵐を撒き散らし暴走状態となっていた。
「これじゃあ近寄れねぇ…」
アマーリアはターウースの攻撃を避けながら苦しそうな声をあげる。
「さて、俺達もどうしようか…」
運良く近くの柱に身を隠した燈利と華蓮も、アマーリアと同じくこの状況に手をこまねいていた。
くそ、何かいい策はないか……。
唸り、思考している燈利の裾を華輦がひっぱる。
「あかり、あそこ」
華輦はターウースの顔をちょいちょいと指で刺した。
「あぁ、今その口を塞ぐ方法を考えてるよ」
「ちがう、あの口の中の光ってるの、ソウル」
「えっ――ほんとか⁉︎」
燈利は眼を凝らすと、激しい砂嵐を撒き散らす口の奥に、銀色にゆらゆらと揺らめくソウルを見つけた。
「おぉ!流石華蓮!すごい観察力だな」
そう言って燈利は華輦の頭を撫でた後、上空にいるイレネオを呼んだ。
「イレネオ‼︎」
「お、どうした?何かいい策でも思いつきでもしてくれたのか?」
「あぁ!見つけてやったぜ、この状況の打開策をよ!あいつの口の中に光ってるのが見えるか?」
燈利にそう問われイレネオは《REVERSE》に搭載されたカメラアイで、砂嵐を発生させて暴れているターウースの口内にあるソウルを的確に捉える。
「おお!こいつは盲点だった。こんな分かりやすく弱点をさらけ出してくれてるとわな」
「あんたならその銃であいつのアニマを狙えるだろ!俺たちはこの状況じゃ近づけない」
「了解、任せな。あんなデカい的外す方が難しいぜ!」
イレネオはヘルメットの下でそう言ってニヤリと笑うと、背面のブースターからグラナを放ち、宙へと舞い上がり、肩に背負ったライフルを構える。
「消えちまいなっ‼︎」
イレネオは叫びトリガーを引くが、その銃口からは何も発射されなかった。
「おっと…こんな時に弾切れか」
やれやれといった様にイレネオは肩をすくめると「しかたねぇか」と言って腰に装着してあるカートリッジからあるものを取り出す。
「この弾はグラナの調整がまだ上手くいってねぇし、あんま使いたくなかったんだがなぁ」
ヘルメットの下でイレネオは大きくため息をつく。
「ま、背に腹はかえられねぇよな!年下に頼られたら意地でも応える!それが年上の人間ってもんだよな!」
イレネオはカメラアイでターウースの頭に標準を捉える。
「アディオス!今度こそお別れさ」
トリガーを引くと、ライフルから眩い閃光と共に強烈な光線が発射される。
「ぐっ――」
光線を発射するライフルの反動で体を後ろに持っていかれそうになるのを、イレネオはブースターを逆噴射させ必死に耐える。
ガガガガガガ
発射された光線はスパークを放ちながらアンヘルの頭を焼き払った。
「うぉっしゃ!……おっ?」
しかし光線は、硬いグラナの鎧に威力を弱められ、完全にソウルごと消滅させることは出来なかった。
剥き出しになったソウルは妖しい光を放つと、周囲のグラナを引き寄せ、頭部の再生を始めた。
「俺がいく!」
アマーリアは踵に取り付けられたブースターを噴射させると一気にターウースへと距離を詰める。
「――‼︎‼︎」
しかしアマーリアが近づく事を察知したターウースのソウルはまた妖しく光を放つと、砂の礫をアマーリアへと高速で無数に投げつける。
「くそっ、これじゃさっきと変わらねぇ‼︎」
「大丈夫だ!俺に任せろ‼︎」
燈利は剣を構えると勢いよく柱から飛び出す。
「――‼︎」
だがその燈利の動きを察知したソウルは、燈利に向かって砂の礫を投げつける。
「やばっ――」
高速で飛んでくる砂の礫に衝突しそうになる燈利の体を、黒い手が後ろから引っ張り上げ柱へと隠した。
「も、むちゃは、だめです」
華輦はそう言って頬を膨らませる。
「悪い悪い、ありがと華輦、助かった」
「ゆぁうぇるかむ」
とは言っても…この状況、どうするべきか…。
近づくアマーリアを迎撃しながらも、グラナを集め徐々にまたターウースの頭部が出来上がりつつあった。
「くそ…これじゃ八方塞がりか…」
そう言って焦る燈利の頭に、少女の声が響く。
『私を使えと言ったではありませんか!このいけずーー!』
それは何処かで聴き覚えのある声だった。
「たしか夢の中であった…名前が超長いお嬢様だったような…」
『ドンレミアムス・レキシントン・ミロクレミシアですわ!ちゃんと覚えておくように!』
「そうだ!ドレミちゃんだ!」
夢で見たあの少女――ドレミちゃんを強く思い浮かべると、燈利の目の前に灰色の巨大な槍が出現した。
「おぉ〜ほんとに出た」
燈利はそれを空中で受け止める。
槍には灰色の剣と同じ様に赤い線が生きている様に脈打っていた。
「というか出したのはいいけれど、よく考えたらこれどう使えばいいんだ?」
首を傾げ考え込む燈利に「あかり、また、べんり」と華輦が話しかけた。
「いやそれがな、あまりこれは便利でも――」
燈利は話しながら、華輦の後ろでゆらゆらと揺れる二本の巨大な腕に目がいった。
「そうだ!これだ!」
そう言って燈利は指を鳴らす。
華蓮はその燈利の様子を見て察すると、黒い両腕を燈利の目の前へと差し出した。
「さすが華蓮、察しがいい」
「ん、パートナー、だから」
そう言って燈利から槍を受け取ると、いつもの覇気の無い声で「えい」と勢いよくその槍をルクシアのソウルに向かって投げつけた。
「――!」
ソウルは飛んで来る槍に向かって迎撃体制を取ったが、凄まじい速度のその槍は空間を切り裂きながら砂の礫が衝突しても威力を弱められることなく、そのままソウルを中央から貫いた。
「――⁉︎――‼︎」
貫かれたソウルは輝きを徐々に失っていくと、やがて砂のように溶けて無くなった。
「おぉ〜流石コキュートスさんの所は一流だなぁ」
すげぇすげぇ、とヘラヘラとした表情をヘルメットの下で浮かべながら、イレネオはブースターの出力を弱めゆっくりと地面へ着陸すると燈利達へと近づいていく。
「どやぁ」
華蓮は無表情だがいつもより嬉々とした声色でそう口にした。
「俺たちなんか居なくても、あんたらだけでどうにか出来てたかもしんねぇな」
「そんな事ない、あんたのその銃の攻撃がなかったらあのルクシアを倒すことは出来なかったと思う」
「まいったねぇ、年下に気ぃつかわせちまうとは」
そう言ってイレネオは楽しそうに笑うと、ヘルメットを外し素顔を見せる。
「けど、ありがとな。
イレネオはそう言って少年の様に笑う。
「イレネオだけじゃなくて俺にも感謝してほしいものだな」
ヘルメットを外しアマーリアはそう言うと「あと、あいつも」と言ってトオルの方に顔を向けた。
「お前、ほぼ逃げてただけじゃんか」
燈利がそう言うとアマーリアはムッとした表情を浮かべた。
「なっ――‼︎」
「ははっ、冗談冗談。お前にも感謝してるよ。もちろんそこで壊れちゃってるあの人にもさ」
ありがとう、そう言うと燈利は右手を差し出す。
「ふん…最初からそう言え」
アマーリアは乱暴にそう言いながらも、燈利にクローが当たらないよう注意しながら燈利のその手を握った。
「助かったよ、コキュートスの悪魔憑き」
その二人の様子を見てイレネオはボヤく。
「下らなねぇ意地なんて張ってねぇで上の連中もお前達みたいに仲良くしてくれたら、この戦いもすぐに終わってくれると思うんだがなぁ…」
はぁ、そう言ってイレネオは大きな溜息をついた。
「そのために今頑張ってんだろ。元気出せよイレネオ」
そう言ってアマーリアは笑うとイレネオの肩をポンッと叩く。
「はぁ…はてさてこんな部下にリーダーとも呼んでもらえない俺が、ちゃんと政府のトップに立つことなんて出来んのかねぇ…」
イレネオは自虐的にそう言って笑った。
「そんなの目指してるのか?」
燈利が不思議そうにそう問う。
「おうよ!俺は楽しみにしてる日本のアニメがあってな、それの続編を作ってもらうためにさっさと俺がトップに立って、コキュートスと手を組んでこの戦いを終わらせたいのさ!」
と自慢気な顔をイレネオは浮かべる。
「なんだよその理由、もっと大層なもんかと思ったのに」
燈利はそう言って笑う。
「いいんだよ。戦う理由なんてこんなもんで、大事なのは心掛けじゃなくて、行動さ」
笑い混じりにイレネオはそう答える。
「ははっ、その信念自体は超かっこいいな」
「だろ?だからよ、お前も辛い事があったりしても、まずは動いてみろ。動かなきゃ何も始まんないぜ」
「あぁ、わかった。胸に刻んどくよ」
言うと燈利は自分の胸を指でなぞった。
「じゃあ俺たちは対象を倒せたし本部に戻る。何かあったらここに連絡してくれ、あんた達なら大歓迎だぜ」
イレネオはそう言うと、破った紙の破片を燈利に手渡す。そこにはイレネオの連絡先が書いてあった。
「あぁ、じゃあ強いルクシアが出てきた時はそうさせてもらうよ」
「おう!お互いこの世界の為に、頑張ろうな」
イレネオは笑うと燈利に右手を差し出す。
「もちろんそのつもりさ」
燈利はその右手を、強く握り返した。
ディベロ・イレネオ
年齢:38歳
誕生日:2月2日
好き:釣り、海水浴
嫌い:パソコンを使うこと
契約/憑き者:REVERSEの核部分にガブリエルのソウルの破片
ラファエルと肩を並べた風属性の強力なルクシア--《ガブリエル》の破片を核とし開発されたREVERSEを装着し、主にライフルを使って戦闘を行う。
幾人もいる日本政府の中でも、一番REVERSEに対しての適性が高く、戦闘能力も高い。
幼い頃から面識のある部下のアマーリアに対しては《リア》という愛称で呼んでいる。
ディベロ・アマーリア
年齢:18歳
誕生日:4月4日
好き:ハイキング、バックパック世界一周
嫌い:海
契約/憑き者:REVERSEの核部分に《ミカエル》のソウルの破片
ラファエルと肩を並べた程の強力な氷属性のルクシア--《ミカエル》の破片を核とし開発されたREVERSEを装着し、腕部分についた巨大なクローを使って戦闘を行う。
踵部分についたグラナを噴出する装置を駆使することにより、高速な地上移動が可能となっている。
REVERSEの適性試験を10歳に行い、その頃から戦闘を学んでいる凄腕の人物。
イレネオとは苗字が同じであるが、彼はアマーリアの養父である。両親はアマーリアが産まれてすぐに事故死した。
トオル・ヴェルヒェット
年齢:16歳
誕生日:3月3日
好き:射撃訓練、決められた時間に寝ること
嫌い:格闘訓練、予想外の事象
契約/憑き者:REVERSEの核部分に《ラファエル》のソウルの破片
火属性の強力なルクシア--《ラファエル》の破片を核とし開発されたREVERSEを装着し、主にダガーを使って戦闘を行う。
REVERSEの性能は、武器以外ほぼアマーリアと同じであるが、トオル自身が弱い事もありアマーリアとは雲泥の差がある。
幼い頃にルクシアに襲われたところをイレネオが守ってくれたことがきっかけで、10歳の時にREVERSEの適性試験を受けた。結果は散々なものであったが、イレネオがその熱意に負け上層部に掛け合い、入隊を許された。
イレネオの様に銃で戦うことを希望しているが、命中率は100発2中と酷い有様なので、銃の使用は今のところ禁止されている。




