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その三

緑原で開催されている飛行機競争の会場を散策中。

 賑やかな会場を見て回っていると、瑞葉は空に漂っている物体に気づく。

「凧を揚げてるよ。次はあれをやってみよう」

  瑞葉に誘われて、四人は凧を揚げることにした。

 それぞれ四角い色違いの凧を選ぶと、瑞葉の水色の凧を結菜が持って走ると凧が揚がっていく。次に結菜の黄色い凧を承芽が持って凧を揚げ、生実の緑色の凧を承芽が持って凧を揚げると、承芽は一人で走って赤い凧を自立で結菜に渡して、生実の緑色の凧を持って凧を揚げ、四人はしばらく凧揚げをすることにした。


 四人が凧揚げをしていると、承芽が生実に尋ねる。

「どうせなら、生実も出ればいいんじゃない?」

「う~ん、競争用の飛行機は作ってないし」

「乗ってきたオオソラタマで出ればいいんじゃない?」

 瑞葉が提案する。

「規定の大きさを越えてるから無理だよ」

「ソラタマなら出れるんじゃない? オオソラタマの二階にはソラタマも積められるんでしょ?」

「あぁ、積んであるよ。でも、あれは競争用じゃないし、どちらかというと旋回に適してるかな」

「でも、せっかくだから出てみようよ」

 瑞葉が飛行機に出場することを勧める。

「じゃあ、とりあえず出てみるか。まずは規定の大きさを越えてないか確認してからだね」

 四人は駐車場に戻ることにした。

生実も飛行機競争に出てみることに。

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