表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人形技師ウィル・フォーメン  作者: 敦賀正史
第1集 献身慈悲のナインペイン
6/49

第5章 修理


                ─1─


 暫くはライフィールド氏の屋敷に引きこもりがちで、時々部品を買いに行く程度の外出しかしない日々が続いた。

 連日の作業に気を利かせてくれたのか、食事は三食ともナインペインが部屋まで運んでくれるようになった。おかげで作業に集中できて助かっている。


 他人と接する機会が無いかと言うとそうでもなかった。

 時々リバス嬢やライフィールド氏が様子を見に来てくれるからだ。

 リバス嬢は無邪気なもので、少しずつ動かせる部位が増えてくるフィーヴィーを興味深そうに見ていたり、フィーヴィーと会話して私との進展を探って揶揄ってきたりしてきた。

 修理を始めた最初の日なんかは、風呂から出てきた私と服を脱がせた状態でベッドに寝かせてあったフィーヴィーを見られてしまう。

 その時は「昨日はお楽しみでしたね」と冗談を言われて恥ずかしかった。


 一方のライフィールド氏は修理の進捗を見に来て、私がリビングドール相手に馴染んでいく様子を見て満足しているようだった。

「こうして君がリビングドールに興味を持ってくれて嬉しいよ。これがきっかけになって修理だけじゃなくて新たに作る方にもつながって欲しいものじゃが」

 なんて言われる始末で、私がリビングドールを復興させる事に期待を膨らませているようだ。


 そして、何と言っても修理の最中はフィーヴィーがずっと私の話し相手になっている。

「関節部分が繋がりました。これでご主人様一人でも運べるようになってよかったです」

「胴体部分が治りました。これで運ばれる時にご主人様を肌で感じる事ができます」

「手が動かせるようになりました。これでご主人様をなでなですることができます」

「足が動かせるようになりました。これでいよいよ歩いて移動する事ができますけど、ご主人様に抱きかかえられなくなると思うとちょっと名残惜しいです…」

 こんな風に体が直るに連れて感想を言ってもらえるのも励みになった。

 ……感想の内容がちょっと変な方向に向いている気もするけど気にしないでおこう。


 結局、フィーヴィーの全身を最低限動かせるようにするのに七日間かかった。

 核心が頭部に埋め込まれていた彼女は、先の戦いで頭こそ守ったものの首から下は壊れてしまい全く動かせないでいた。

 だけど、今回私が修理した事で機能は不完全ではあるものの体を自由に動かせるようになった。

 彼女は嬉しそうだ。

 武装機能なんかの人形独自の機巧を全部直すには当分かかりそうであるけれど…

 見た目相応のか弱い女の子としての生活を行うにはこれで十分だったりする。


 明日はいよいよフィーヴィーを外に連れ出しての試運転…

 もとい彼女自身の希望で、彼女が見たがっている場所を歩く事にした。

 今の街並みや、私が部品を買いに行っている店とかだ。

「ご主人様とのデート…私楽しみで夜も眠れません!でも私は人形だから眠らないんでした、てへっ」


                ─2─


 修理を始めてから八日目、この日私とフィーヴィーは初めて二人きりで一緒に街へと出た。

 久しぶりの足での歩行にもすっかり慣れた彼女は、もう自由に歩き回れそうなものだけど。

 まだ若干不安なのか、私の傍にくっ付いて腕を組んでくる。

 人形だと気づかれなければ、仲のいいカップルの様に見えるんだろうなあ……


「えへへっ、こうしてご主人様とデートできるなんて、私今幸せです」

 デートって言っても人形用の部品を売っている店に行くだけなんだけど、本人が喜んでいるならいいのかなあ。

 きらびやかな表通りを過ぎて工業用の製品が売っている区画に入り、程なくして店へと着く。


 店に入るとフィーヴィーが物珍しそうに周りをキョロキョロしていたけど、相変わらず私の腕にくっ付いたままでいる。

「お客さん、ここ最近連日で結構な量と頻度で部品を買いにくる人だよね?隣につれているのは…ひょっとして人形かい?」


 店の店員さんがいきなり話しかけてきた。

 まあ、こんな状態で店に入ってくる客だから目立つのは仕方ないにしても…

 フィーヴィーを人形だと見破ったのは流石だ。

「ええ、連日この子を修理するために頑張っていたのですが、昨日ようやく歩けるまでになりまして」

「初めまして。私、フレイムヴィレッジといいます」

 フィーヴィーがお辞儀をして丁寧に挨拶をする。

 すると、その人形が生きている様に動く姿に店員さんが一瞬驚いた顔をした。

「ぬわっ!う、動くって事はこいつはもしかしてリビングドールってやつかい?只の自動人形ではこうは動けないし…実物を見るのは初めてだなあ」

「はい、私も初めて動くものを見てからまだ十日も経っていなくて、最初に見たときは驚きました」

「そうかあ、そうだよなあ。現存する個体も少ないらしいからなあ。この街じゃあライフィールド様のお屋敷にあるって話は聞いた事はあるが噂だけで実物は見た事無かったからなあ」


 ナインペインの事か…

 店員さんの話から察するに、ライフィールド氏はナインペインを普段外に出してはいないようだ。

 それでも店員さんがそういった話だけでも知っているのは、人形の部品を扱う商売柄だからだろうか?

 それよりも、ナインペインを外に出していない事が意外だった。

 あれだけ事業としての自動人形に入れ込んでいる氏ならば、リビングドールももっと表舞台に出して広めようとしてもおかしくないのに。

 やはり、人々に黒化現象の恐怖を与えないようにライフィールド氏が自重して、ナインペインを屋敷の外には出さなかったのだろうか?

 あるいは、外界のものに触れてナインペインの心が黒化するのを恐れた結果なのかもしれない。


「ところでお客さんはリビングドールの黒化現象ってどう思うよ?うちはライフィールド様の手前、黒化を恐れてリビングドールを忌み嫌うわけにもいかないんだが、こうして動いている実物を見ると黒化現象なんてまやかしなんじゃないと思えてくるんだよなあ」

「私は実際に黒化したリビングドールを見た事が無いので何とも言えません。ただ、今動いている彼女の姿をみると私も黒化現象はまやかしであって欲しいとは思います」

「だよなあ、だよなあ。俺も実際に黒化した人形を見た事ないから、誰かがリビングドールを復興させないかと期待しちゃうよ。だがなあ、これまで誰もそれをやっていないってなると黒化現象ってのはそれだけやばいのかもなあ。はあ、複雑……」


 そうか……

 フィーヴィーもいつかは黒化して暴走する可能性もあるのか……

 瓦礫の下から発掘した時や修理している時は夢中ですっかり忘れていたけど…

 今になって黒化現象の事を思い出すと私も複雑な気持ちになってきた……

「大丈夫ですよ、ご主人様。私は絶対に黒化はしませんから」

 先ほどの店員さんとの会話から察したのか、フィーヴィーがこんな事を言ってきた。

 しかし、黒化現象の明確な原因と対策がない今では……

 いや、そうじゃない。

 私がそれを…リビングドールの開発者を祖父に持つものとして黒化現象を解明すれば、フィーヴィーの言った言葉も本当になる。

 つい十日ほど前まではリビングドールに左程興味を持っていなかった私も、彼女に出会って新たな目標ができてしまったなあ。


                ─3─


 私とフィーヴィーは店を出た。

 このまま真っ直ぐ屋敷に戻ってもいいけど、フィーヴィーの歩行状況をもう少し観察するためにも少し寄り道するのも悪くないか。

 はあ…それにしても…

 今更ながらお金がない。

 フィーヴィーを動かすまでに随分と使ってしまったのもあるけれど、そこまでならまだ余裕がある。

 だけど、全ての修理を行い本格的に稼働させるには…結構な額のまとまったお金が必要…か… 

 今日、部品を見に店に訪れたのも実は今後の予定と大まかな見積もりを出すためだったけど…

 これからの見通しが立たない……

 どうしよう……?


「ご主人様どうしましたか?お店で商品を見てから落ち込んでいるみたいですし、買い物も殆どしていませんでしたし、何か問題でもあったのですか?」

「うん、実はね。お金が足りなくて他の部分の修理が遅れそうなんだ。それでどうしようか悩んでいたんだ」

「なるほど、そういう事でしたか。ご主人様任せてください。こうして動けるようになりましたから大丈夫です。私、稼ぎます」

「稼ぐって…一体どうやって…?」

「これです。この人を倒せばお金が沢山手に入ります」

 そう言ってフィーヴィーは賞金首の手配書を指差していた。

「ちょ、ちょっと!?賞金稼ぎなんて危ないよ。それに体もまだ直したばかりだから、いきなり無茶するのはよくないよ」

「心配いりません、ご主人様。私、この人を探しに行ってきます」

「あっ、……」

 フィーヴィーは走って行ってしまった。

 走る彼女の姿を見て、こうして走れるまでになってよかったと思っている…

 場合じゃないか…

 追いかけなきゃと思ってももう見えないし、どうしよう?


 と途方に暮れていたら彼女が戻ってきた。

「ご主人様、手配書の男を見つけました。早速行きましょう」

「わっ!?ちょっとちょっと……!」

 私の手を掴んだフィーヴィーは駆け足で私を引っ張っていった。


                ─4─


「ここです。このお店の中にいます」

 フィーヴィーに半ば強引に連れて行かれた先の店…

 飲食店の中に果たして手配書の写真の男はいた。

 指名手配犯でもお腹は空くのか、はてまた捕まらない自信でもあるのか、こんなところで堂々としていていいのか気になるところだけど……


「ではご主人様、早速行ってやっつけてきます」

「ちょ、ちょっと待った。お店の中で暴れると迷惑になるから、せめて相手が外に出てくるまで待たないと」

「ううっ…そうですね。うっかりお店の物を壊して弁償なんて事になったら大変でした」

 手配犯が店から出てくるまで二人で隠れて待つことにした。

 ……って、そうじゃなくてフィーヴィーを止めなきゃ。

 でも彼女は乗り気だしどうしよう?

 フィーヴィーが人形で、しかも戦闘用に作られたものみたいだから、稼ぐために戦おうとするのもわかる。

 でも、直したばかりでまだ調節が不十分な箇所があるかもしれないし、機能も殆ど封じられた状態だ。


「あっ、ご主人様。手配書の男が出てきましたよ」

 まずい、そうこう考えている内に相手が出てきてしまった。

「大丈夫ですよ、ご主人様。この程度の相手が倒せなければ完全漆黒には当然勝てません。私の勇姿、見ていてください」

 そう行って飛び出していったフィーヴィーは手配書の男をいきなり蹴り飛ばす。

 男は勢いよく吹っ飛んでいき、いきなりの出来事に周りは騒然となった。


「てっ、てめえ!いきなり何しやがる!!」

「貴方の首にかかった賞金、いただきます」

「ちっ、賞金稼ぎか!この平和ボケした街にそんな骨のある奴がいるとは驚きだぜ」

 男の話を無視してフィーヴィーが再び走り込もうとしたところ、夥しい銃声が聞こえた。

「だが、運が悪かったなお嬢ちゃん。俺の左腕には自動人形の腕がついていてなあ、こいつで各地の警備用自動人形を吹き飛ばしたらこの賞金額よ」

 男は左腕を改造しているみたいで、機巧の腕に付けた機関銃を発射した様だった

 銃声を聞いて周りの人間の殆どは一斉に騒いで逃げまとっている。

「俺は相手が女子供だろうが容赦しないタイプでなあ、賞金稼ぎを名乗る以上は死んでもらうぜ」


 男は左腕をフィーヴィーに向け、機関銃を振り回してきた。

 再び辺りに銃声が響く。

 しかし、フィーヴィーは飛び跳ねながらこれを巧みに避けながら男に向かって行く。

「この程度の攻撃、機能が不完全でも…余裕です」

「ちょこまかと動き回りやがって!」

 踊る様にステップを踏みながら一歩、そしてまた一歩、フィーヴィーは機巧の腕の機関銃を振り回す男に近づく。

「お覚悟!……っ…うわぁぁっ…!」

 フィーヴィーは男の眼前に飛び出して勢いよくパンチを決めた……

 と思ったら、そのまま押し倒す形で二人とも倒れてしまった。


 ……何か様子がおかしい。

 男の銃撃が被弾した様には見えなかったけれど、もしかして足に異常をきたした…の…か!?

 恐れていた事が起こった。

 やはり調整が不十分だったのか、急に足をあんなに激しく動かしたせいで部品が外れる等の何らかの不具合が発生したに違いない。

 このままじゃマズい。

 でもどうやって助ければ?

 相手は左腕を改造している荒くれ者だぞ。


「ちっ、驚かせやがって。やい、てめえら!こいつは人質だあ、とっとと道を開けやがれ!」

 見ると、男は機巧の左腕でフィーヴィーをしっかり抱きかかえながら拘束している。

 フィーヴィーを盾にして逃げようとする手配書の男を前に、周りに残って見ていた人間や私は仕方なく道を開ける…

 くっ、今は我慢だっ。何とか隙を見てフィーヴィーを助けないと!

「ガハハ、最初は冷や汗かいたがこうもあっけな……ッ!」

「目からビームですっ!!」

 フィーヴィーを拘束してすっかり油断していた男に、彼女の目から出てきた魔法の光線が直撃して倒れた。

 まさか、あんな隠し球を持っているとは…

 でもまあ、フィーヴィーが無事でよかった。


 程なくしてこの街の保安官らしき人間が、警備用の自動人形を連れてやってきて男を拘束する。

 どうやら、さっきの飲食店の店員が事前に通報していたみたいでお早い到着だった。

 けれど、さっきの戦いの様子から見て…

 フィーヴィーがこいつを倒さなかったら、あの腕に付いている機関銃で警備用の自動人形はやられて逃げられていたに違いない。

 結果オーライなのかな?


                ─5─


 賞金を受け取った私とフィーヴィーは、一度屋敷に戻って修理を行う事にした。

 やっぱり、あの時フィーヴィーの左足が不具合を起こしたいたみたいで、これ以上歩くのは無理なようだ。

 仕方なく、私は歩けないフィーヴィーを背負って運ぶことにした。


「もう…だから言ったのに…」

「ううっ…ちょっと無茶し過ぎました…」

「でもまあ、おかげでお金は手に入ったし、これでフィーヴィーの修理も進められるか」

「はい。私が賞金首を倒してお金を稼ぎ、ご主人様がそのお金で私を修理する。そして、より強くなった私が賞金首を倒すのを繰り返せば、成功間違いなしです」

「うーん、でもフィーヴィーはそれでいいの?」

「私、戦うのは嫌いじゃないんです。それに…今日みたいにご主人様におんぶしてもらえるなら…私、怪我なんかもへっちゃらです、むしろ怪我してご主人様に介抱してもらいたいです」

「おいおい…人形技師としては、フィーヴィーが壊れる姿はあんまり見たくはないよ」


                ─6─


 部屋に戻ってフィーヴィーの左足の修理を行なっていると、ライフィールド氏とリバス嬢、そしてニーメンが訪ねてきた。

「フィーヴィー凄いじゃない、この街に来ていた悪い人をやっつけたんだって!」

「よお、ウィル。街じゃあ可憐で清楚なお嬢さんが賞金首をぶっ倒したって騒ぎになっているぜ」

「えへへ、ご主人様…私、褒められちゃいました」

 さっき倒した賞金首の話…もうそんなに広まっているのか。

「やあ、ウィル君。ニーメン君から話は聞いたよ。何でも、そこのフレイムヴィレッジを使って賞金稼ぎの真似事をやったとか」

「本当は歩行訓練だけのつもりだったんですけどねえ。まさか、あんな事になるなんて。でも、手に入った賞金のおかげでフィーヴィーの修理を続けられそうでよかったです」

「相手は各地で戦闘用の自動人形を破壊してきたそこそこ腕の立つ悪党だったんだが、そいつを倒してしまうリビングドールってのは凄いな、おい」

「それは多分、フィーヴィーが戦闘用に作られた特別な個体だからだと思います。リビングドールと言っても他の個体だとああはいかないかと」

「へえー。じゃあ同じリビングドールでも、うちのナインペインはフィーヴィーみたいに強かったりはしないんだ」


 リバス嬢やニーメンは、フィーヴィーの強さにはしゃいでいるように見えた。

 だけど、そんな中ライフィールド氏だけは意外にも冷めている…

 と言うか若干真剣な顔つきで私に話しかけてきた。

「ウィル君……街の平和を守ってくれた事には感謝するが、そんなに危ない真似をせんでも金なら私が工面したものを。ナインペインのメンテナンス料金もまだ払っていないし、何より君にもしもの事があったら心配じゃて」

「すみません…もっと周りに相談すべきでした…」

「そうじゃな。君もまだ若いんだから、もっと周りの大人に頼ってもいいんじゃよ」

「はい…覚えておきます」


 思わぬところで説教されてしまった。

 今回の件は、色んな意味で大事になってしまったなあ…

「まあ、私も気が回らなかったところもあるから君ばかりを責められんか…君がこの街で使っている店は何処だったかな?今後は私のツケで買える様に手配しよう。君がリビングドールに興味を持ってくれるのは私としても嬉しい事じゃし、年寄りの道楽だと思って気にせんでくれ」

「あ、ありがとうございます!」

 いきなり予算の問題が解決してしまう。

 これでフィーヴィーを完全な状態まで修理できる…か…


「それにしても、リビングドールを使って賞金首を倒すなんてよく思いついたなあ。元はモールスが完全漆黒を倒すために使ったものとは言え、対人で戦わせるなんて大胆じゃなあ」

「いえ、私のアイデアではなく…」

「なんと!?そうすると偶然街で暴れていた賞金首に出くわして、仕方なく迎撃したと…?」

「そうでもなくて……賞金首を倒して賞金を稼ごうっていうのはフィーヴィーのアイデアなんです」

「はい、私という戦力とご主人様の人形技師としてのサポートがあればやれる…そう思って提案しました」

「……!……そうか。少し意外だったから驚いたよ」

 意外…かあ。

 私も最初にフィーヴィーがこんな事を言い出した時は驚いたし、ライフィード氏がそう思うのも当然の事か。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ