48話
カナデにやっともどったす…
なんか忍者みたいになってきましたね
よろしくお願いします
目を覚ましてから17日目
今まであった中で最高のレベルだった
[剣角熊]希少種 のlv:25を見つけ、直ぐに川の付近まで戻った
今、太陽は真上にある
今日は目一杯レベル上げに専念する事にした
そして現在木の上、俺はゴブリンの集落を発見した
場所は森の外れに位置する岩場
その岩場沿いに木で作られた囲いを見つけた
【魔力探知:中】を集落のすぐ近くで発動する
その探知範囲にかかるゴブリンの反応だけでも
50を越え
思わず声を出してしまうところだった
目視できる限りで集落を見てみると
時折り数体のゴブリンを率いて歩く赤いゴブリンを見かける事ができる
それも5体程
この集落はこの森のゴブリンの勢力では最大規模の集落なのかもしれない
俺は前回の集落と比較して思った
そこで新たに1体のゴブリンを見つける
赤いゴブリン2体を左右に従え集落を練り歩くのは
1体の青いゴブリン
緑のゴブリンは人間の子供程度
赤いゴブリンは1.5m程度
そして青いゴブリンは1.8m程あった
かなりでかい。ギリギリで【魔力探知:中】の範囲に入ったが
反応がかなり大きい
下手したら[斧角兎]以上[剣角熊]未満程の実力がありそうだ、
【魔力探知:中】の利点は大まかではあるが敵の魔力量
すなわち大まかな実力が分かる
俺は同時にスキル【解析の眼】を発動
敵の大まかなステータスが浮かび上がる
どうやら敵のステータスの細かい所は俺のレベルの上下に依存している様だ
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[混沌青鬼]lv:23
[解説]ゴブリンの上位種である[混沌赤鬼]の更に上位種
[混沌青鬼]の最上位種は[混沌鬼王]であるとされる
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先に弱点を教えて欲しかったがまぁいいか…
…【鈍感:中】は今日も平和だ
そのゴブリンは集落の奥に消えて行った
おれは急いでステータスを開く
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『半人族[lv:14]』 :【剣士】/【戦舞技師】
雪埜 奏
必要経験値/規定経験値:499/1500
能力:【戦舞技補正:強】【鈍感:中】
【剣術補正:強】【魔力探知:中】【体力補正:強】
【解析の眼】【弱点解析】【縛りの咆哮】
【野生の本能】【下克上】【全属性魔法】
【魔力量増大:弱】
残存Point:[2]
加護:なし
称号:【魂を鎮める者】
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残存Pointは残り2
俺はスキルを選択する欄を覗き込み前から欲しかった新たなスキルを探した
【隠密】
気配を消す事が出来る
効果
気配弱化[強]
認識阻害[中]
【暗視】
夜目がきくようになる
夜でも昼のように周りが見える
この2つだ
俺は迷う事無くこの2つを取得した
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各1Pointを消費して【隠密】と【暗視】を取得しました
残存Pointは[0]Pointです。
能力を確認してください
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【暗視】にいたっては戦闘を主眼においていた為カナデ的には生活スキル?に入るこのスキルの取得は後回しにしていた
だが、よく考えれば【暗視】を取得した事によって夜でも戦闘を行えるようになったし
魔物の夜襲にも対応できるようになる
なぜ気がつかなかったか…奏での【鈍感:中】は再び今日も不本意ながら絶好調だと思いたい
といっても今まで木の上で寝ていた為か、魔物の夜襲など無かったのだが。
そして【隠密】
これは自らの気配を消す事が出来る効果、認識阻害[中]がついている
気配弱化[強]は自らの匂い、視覚、気配などを認識困難にする
奇襲や偵察にむいている
俺の場合奇襲に使う事が多そうだが
そうして俺は手に入れたスキルを使い
木から飛び降りた
【SideOut】
『半人族[lv:14]』 :【剣士】/【戦舞技師】
雪埜 奏
必要経験値/規定経験値:499/1500
能力:【戦舞技補正:強】【鈍感:中】
【剣術補正:強】【魔力探知:中】【体力補正:強】
【解析の眼】【弱点解析】【縛りの咆哮】
【野生の本能】【下克上】【全属性魔法】
【魔力量増大:弱】【隠密】【暗視】
残存Point:[0]
加護:なし
称号:【魂を鎮める者】
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