154話≫
うまくかけませんでしたが、
よろしくお願いします。
「まずはトリステイン王国に向かう」
「トリステイン王国とは?」
俺のいった事にソフランが反応した。
確かに知らないだろう。
「トリステイン王国は俺たちが死んだ後に興った国だ。大分歴史もあるようだし国王の人柄もさして問題はない。どちらかといえば善王だろう」
「この目で見て判断しない限りはわからないが、今のカナデがいうのならば大方は大丈夫だろう」
用心深いソフランだが、今回はこの世界で一番長い時間を過ごしてきた俺の意見に全面的では無いにしろ賛成のようだ。
「じゃあ決まりだ。あ、それと一つ」
俺の一言に真剣さを感じ取ったのか、各々の作業の手を止めた七光のメンバー全員の視線が集まる。
「どうかしましたの?」
「俺はこの現実でも七光のリーダーとして皆を率いていいのだろうか…」
それは今まで独りきりだった心を失くした男の悲痛な叫びだった。
僅かながら過去の記憶に元の世界の常識を残すカナデの脳内では仲間を守り切れなかった事に対する罪悪感から来るであろう重みが今尚のしかかっていた。
それに対する返答をもらうまで、カナデは進む事が出来ないだろう。
後ろにしか。
残る六人は顔を見合わせ、そして変わり果てたカナデの姿を見ながら苦笑した。
そしてその中の一人、キバが自然と口を開いた。
「俺たちは、カナデのおかげでここにいる。なら、感謝こそすれ、恨む事なんかないぜ?」
続くようにアルシェイラも鈴の音のような心に染み渡る声で言葉を紡ぐ。
「私たちを従えるのです。今後も今回のようになよなよとしているのでしたら、私は許しませんよ?」
突き放すようにいっているか口調は優しく丁寧で、確かな気遣いが感じ取れた。
「ありがとう」
俺が見渡せは帰ってくるのは各々の静かな頷き。
俺が七光をこの地に揃えた事は間違いではなかった。
こうしてまた彼等は俺の元に集まり、俺の下で戦ってくれるという。
俺はそれに頷きで返し、彼等から目を離し前を向いた。
見渡す限りの常夜地帯。
まずはここを抜け、トリステイン王国の首都ヴォールクローネに向かう。
そこでアマツキに関する情報、おもにリグザリオを優しく締め上げるのだが、吐かない場合はどんな手を使ってでも吐かせてみせる。
いま俺たちに必要なのは信頼できる仲間だ。
復讐を共にする仲間としても、信頼できる仲間としてもアマツキは必要である。
「ここはあまり見ていたくない。早く抜けよう」
ソフランが変わり果てたホームタウンに何かを感じたのだろう。
それに同調するように他の七光達も声をそ揃えた。
「【震地槍】ァ!!」
ユカナは溜まった鬱憤を晴らす様にライラントの機械槍を奥深く地面に突き立てる。
その直後、やや斜めに突き刺さったライラントの機械槍の進行方向の地面が裂けた。
そこにいた忘れ形見と呼ばれる子供の様なシルエットの肉塊が足場を失い裂け目に飲み込まれていった。
「これも元はセントラルの住民なのか!?」
キバが焦った様に上ずった声をあげる。
だが、次々と飛びかかってくる腰程度の全高しかないメメントの攻撃を爪で捌いていた。
ズィルバメルガの手甲の攻撃力は凄まじく、防御に回っているはずなのにメメントは攻撃した個体から切り裂かれていた。
「ふんっ!!」
ソフランはスキルを使う相手ではないとか判断したのか、無駄なスタミナを消費しない様に盾を構え、飛びかかってきたメメントに対して足を踏み込み、盾で弾き飛ばした。
古代兵器であるトリニティラースの聖盾の防御力は凄まじく、アルトフレールの大盾ほどではないが、有り余る防御は攻撃としても機能する。
弾き飛ばされたメメントは盾と接触した瞬間に物言わぬ肉塊となって死滅した。
純白の盾についた腐肉を振り落とし、ソフランはその磨かれて鈍色に光る灰色の全身鎧を盾の奥から晒した。
「【音の波動】!」
アルシェイラの横に、あの伝説の竪琴は無かった。
だが、代わりに数段見劣りはするが乳白色のボディに精緻な細工が施された竪琴を弾いていた。
姪は【悲劇の竪琴】
装備した本人のステータスが大幅に下がる代わりにクラン全体の能力を底上げするこの現実世界ならば忌避されるべき呪われた武装の類であり、ランクは古代兵器だ。
「ぬぉぉ!!」
カムチャッカことカム爺は大槌を使う事なく拳をメメントに叩き込んでいた。
太く逞しい、俺の腰程もある腕から繰り出される強拳は腐り切ったメメントを跡形もなく爆散させ周囲に腐肉の華を添える。
「【魔力の波】」
シルフェさんが杖を構えて放った魔法は敵の体内の魔力を乱す魔法。
階級は無属性虚無系統下位魔法
それにより身体を構築する腐肉を繋ぎ止めていた魔力が乱れ、メメントはあっけなく地面のシミと成り果てた。
基本的に七光に明確な連携と言うものはない。
あるといえばアトラレアレクスの天空城で使った合わせ技の様なものが殆どで、
他は背中を預けあって各々が自由に技をぶつけるようなものだった。
元々なんとなしにソロで進めていた俺たちがこうして七光となっているのは前にも行ったとおりなんとなしに周りが呼び始めた事がきっかけだ。
今となっては良く分からない縁で結ばれているが、結成当時は何もかもがバラバラだった。
趣味、年齢、生き方、考え方、その全てが絶妙なほどにちぐはぐだったからだ。
だが、それも時を経て次第に噛み合って行った。
歯車がお互いのズレを削り無理矢理に合わせていった様な不思議な感覚。
それが今の七光となっている。
軍隊のような連携など七光には必要ない。
七つの光は決して交わらない。
虹のようにそれぞれの色を主張する。
残るメメントに向かって俺は右の手のひらを向ける。
「…【聖頂の雨】」
光属性神聖系統中位魔法、ホーリーレインは単純に聖なる力を宿す光を天から高速で降らす魔法だ。
「ビギャァァァァァァァァァァ…」
闇に属する魔物故、人一倍光に弱いのだろう。
逃げ回っていた最後のメメント達は悲痛な叫びを残して塵も残さず消え去った。
俺は七光を降臨させた裏で、僅かながら今回の行動に迷いと躊躇いがあった。
真っ白な世界で見たあの…草の1本も生えていない枯れ果てた大地が続く景色。
草の代わりに大地に突き刺さるようにして聳えていた無数の十字架。
その全ての十字架には名前が彫られていた。
その中にはこうして地を踏みしめているはずの七光の名前もあり、他にも見覚えのある名前も散見していた。
そしてその中の1本の十字架、そこに刻まれていた俺の名。
神が俺に見せたであろうあの景色はなにを意味するのか。
そしてもう一つ。
もはや数日と迫ったイベント、【魔物の王】
以前として魔物の王の所在は不明だが…
イベント通りに行けば魔物の王は大陸で一番戦力を整えている国に攻め込んでくる筈だ。
本当は攻めてくるまえに単身でこちらから魔物の王に宣戦布告したかったのだが、心が壊れたり七光を復活させたりと手が開かず、危険を放置してしまった。
だから急がねばならない。
「だめだ。埒があかない。転移するぞ」
「え?そんな魔法使えたノ?」
「向こうについたら俺に魔力回復薬を飲ませてくれ。たぶん魔力欠乏症で倒れる。皆、俺の身体の何処かに触れていてくれ」
全員との接触を確認した時点で俺は体内の殆どの魔力を練り上げてイメージした。
向かうは王都ヴォールクローネ。
そうだな。
王城の城壁の内側辺りで良いだろう。
スキルー【瞬間移動】
全身から殆どの魔力が抜け切る感覚と共にそこにいた七人の質量は違う座標に転移した。
待っているものが誰にでも等しく平和な物である。
それは不可能だ。
敵対するAにとっての不幸は、
敵対するBとっての幸福であり、
敵対するBにとっての不幸は
敵対するAにとっての幸福なのだから。
まず、俺たち七光が転移後最初に見た光景は、赤と白が混ざり合う事なく彩られた荘厳なロートヴァイス城では無く、炎が燃え盛る地獄と言っても過言ではない燃え盛る王城がやけに生える光景だった。
俺は魔力欠乏症により薄れゆく視界の中で視界に迫る誰かの手に握られた魔力回復薬の中身を嚥下しながら意識を薄らせていった。
…なにが起きたんだ…
時は数刻前に遡り王都ヴォールクローネ
客人をもてなす時に使用される王城内のとある一室でアマツキことアマネイツキは落ち着かない様子で部屋を歩き回っていた。
「どうしたのじゃ英・雄・様♡」
「やめろリグザリオ婆。自我をもったリグザリオ婆がここまでうざったらしいとはゲームをしていた頃の俺が見たら死ぬほど驚くぞ」
「まぁそういうでないイツキよ。それよりも体調はどうじゃ?イツキが倒れてから数日が経っておる。なにかおかしな所があればいうといい」
「いや、今生きていることが既におかしなことなんだ。これ以上におかしなことと言ったら限られてくるだろうしな」
あの巨人の悪魔達はリグザリオ婆曰く帝国の差し金。
俺らの復讐対象の奴がこの世界に残した物か、最近になって意図的に落としていった物を帝国が使用したんだろう。
「あり得ない…あんな物を使う帝国が…」
「そういうでない。確かに被害は甚大じゃが、英雄の再誕にはいいデモンストレーションになったであろう」
リグザリオ婆の言葉に頭が沸騰した。
なにがデモンストレーションだ。
何人の市民や兵士が死んだと思っているんだ。
今も護国八剣と呼ばれていた赤い髪の女性は怪我を負って治療しているんだぞ。
「お前はっ!!!」
「復讐」
その言葉に掴みかかっていた手が止まった。
「可笑しいと思わなかったか?【調律の狂玉】がイツキの降臨の直前に五つも現れた。その事は帝国の暗躍という一件で片していいのかどうか。疑問じゃ、納得できないのじゃ」
「まさか…奴が帝国に関わっているのか?」
奴、そう、俺の仲間を殺した神が帝国や魔物に関わっているとすれば事態は一気に危うい物となる。
「帝国とその神とやらが関わっている可能性は低いだろうが、魔物の統制が取れているのはどうかと思うぞ…なんせ魔物の王を倒したのは」
「…」
「イツキ、お前が一番分かってるぱずじゃろ」
魔王はもういない。
性格には魔王であった女性はもうこの世にはいないのだから。
魔物が都市を攻める理由。
否、王城に向かう理由がわかれば俺自身にとって魔王の正体は簡単に突き止められた。
「…ミスニル…」
俺は頭を振り、どこまでも続く嫌な思考を中断させた。
今回の襲撃は退けることが出来たが王国は今までにないほどに衰弱している。
ここを攻められたら……
場所は変わって王の執務室。
「王よ!!早急に伝えたいことが!!!」
ドアをノックすることすら無視した伝令が全身を汗で濡らしながら尋常ではない目つきで部屋に飛び込んできた。
思わず近くに控えていた近衛兵が剣を手にかけるが、それよりも早く伝令は口を開いた。
「帝国が宣戦布告なしに我が国の領土に侵攻したと国境のガーディア砦に詰めていたアルゲンタビスから報告がありました!!!支給援軍を求むとの事です!同時に深淵の密林から魔物の軍勢が出現!!!先ほどの救援を求めたガーディア砦は既に陥落した模様!!」
「なっ…そ、そんなバカな!帝国が侵攻だと!」
近衛兵が興奮を抑えきれずに伝令に叫ぶが、
わしはそれどころではなかった。
「ジャス、下がれ」
「はっ、失礼しました…」
「伝令の者よ…それは誠か…」
「はい、只今アルゲンタビスの操者は帝国製の弓に肩を貫かれており治療中でございます。情報は確かな物かと」
「よし。軍を動かす。王都守備隊を残して【王国三大兵団】と護国八剣を動員しろ!守備隊以外は全て動かせ!地方砦の兵も割けるだけ割け!貴族の私兵もありったけかき集めろ!いそげ!直ぐに動かねば民が死んでしまう!兵が無駄死にしてしまう!いそげ!」
「は、はっ!!直ちに!!」
伝令は王の気迫に完全に押され、まるで長年鍛えられた競走馬のようなスピードで執務室を飛び出していった。
「王よ…我らは城の警備を更に厳重にします。王のそばにも兵をつけてよろしいでしょうか…」
「わかった…近衛を数人頼む」
「はっ!」
そしてこの数分後、王都の上空を埋め尽くすほどの沢山の影が確認された。
沢山の影がただの飛行型の魔物であれば幾らか被害は抑えられたであろう。
それが天空の覇者と呼ばれる竜、龍種の大群でなければ…
「あ、ありえない…この影が…全部…あのりゅうし…」
言い切る前に市民はブレスの餌食になり、塵も残さず地上から消え去った。
「英雄様!イツキ様がおられるから私たちは安全よ!」
そう言った女の演説を聞いていた聴衆も一瞬のうちに灰になり、
「あ……ァ……アハハハハハ」
ベチャ…
次の瞬間には地面に着地した竜によって肉片にと変えられた。
キャァァァァァァァァァァ!!!!!
イヤッ!イヤァァァァ!!!
数日と経たないうちに起こった悲劇の再来に市民は完全に我を失い、竜、龍達の格好の餌と殺戮対象と成り果てていた。
王都守備隊も竜相手ではアリと象ほどの違いがあり、龍に至ってはもはや比べる対象ですら無かった。
「落ち着いて!落ち着いぐぁっ…」
人ごみに押しつぶされる兵も珍しくはない。
完全に恐怖に陥った人々はもはや兵の言葉に耳を傾ける事は無かった。
王国三大兵団も城壁外に出た直後であり、残りの護国八剣も各地に散りじり…
僅かに二人ほどが竜を殲滅出来うる魔法を行使して大空に巨大な火花を散らしていたが、
たかがしれていた。
「くっ!魔力が足りない!!」
イツキはポーチから取り出した魔力回復薬を無理やり嚥下して次の魔法の詠唱に入った。
リグザリオ婆は背後でイツキの視界の隙間を守るようにして立っていた。
迫り来る竜の凶刃をくぐり抜け、リグザリオ婆も詠唱に入る。
「【地の判断】!!!」
イツキの放った魔力は地に浸透する。
そして次の瞬間、低空飛行で迫ってきていた竜の両サイドから魔力を帯びた二枚の壁かせり上がり、竜の装甲を完全に無視してすり潰した。
「できたのじゃ!行くぞ!【巨人の腕】!!!」
地面が盛り上がり、亀裂を広げるようにして強大な腕が出現した。
それはリグザリオ婆の腕の動きとシンクロしていて、リグザリオは虚空に向かってアッパーを繰り出した。
同じ動きをトレースした強大な腕は見事に龍の顎を捉え、ぶち抜いた。
「くそふぁっきゅーなのじゃ!バーカバーカバカりゅうどもー!」
そのあとも妙な動きをしながら竜や龍を屠っていくリグザリオ婆にイツキが戦慄したのは言うまでもない。
「現在城下町の損害率は50%を超えています。都市機能を回復するのは事実上不可能でしょう…」
沈痛な面持ちで話す家臣の言葉を聞きながら、二度目となる王国の危機に瀕した王は既に落ち着いていた。
「やむ終えぬ。古代兵器を出せ。王都を荒らす龍どもはわしらが倒さねばならない」
「「「「「我らは王国のために…」」」」」
地下の兵器庫から引きずり出されたのは巨大な筒。
イツキが見たらこういっただろう。
それはダメだ、と。
だが、王は止まらない。
国を守るために…
王城の一角から砲身が突き出される。
「な、なりませぬ!王よ!!!!」
「考え直してください王よ!!!」
「わしの跡継ぎは優秀だ。わしよりもずっとな…」
【拒絶宝玉】同様、王家ししか扱う事のできない古代の兵器。
敵の数を減らせるのならばと、王はその威厳ある体躯を兵器の糧として捧げる事を決めた。
「狙いは空に蔓延る龍どもだ。わしの力を吸い、純粋な力へと変えよ!【暴虐の王】!!!」
王の髪は次第に生気のない白に染まっていく。
がっちりとした体躯は次第に細くなっていき、服がシワを持ち始めた。
殆どの生気を奪い去られた王は、かすれた声でキーを唱えた。
「我、王国に眠りし英霊に連なる第九代目国王、ドヴォルザーク。王国の為に我が身を捧ぐ…」
ー【暴虐の王】ー
一つの砲身に光が灯り、
次第にそれは赤く発熱していく。
砲身内部に溜まっていた埃は一瞬で燃え散り、
内部のエネルギーは爆発的に高まっていく。
対空戦略級兵器ー【暴虐の王】はその有り余るエネルギーを上空に解き放った。
その赤く、太い光線は、激動の時代に直面したドヴォルザーク王の生き様を表しているようだった。
彼が命と引き換えに龍を減らしていなければ恐らく彼らがくる前に王都に生者は数える程しかいなかったであろう…
【SideOut】
[種族]
:【上位魔狂神】
[レベル]
:【LV.100】
:【LV.ーー6】
[職業]
:【剣士】
:【戦舞技師】
:【全属性大魔術師】
:【虐殺者】
:【古の戦士】
[名前]
:【雪埜 奏】
[経験値]
:【19565/20000】
[能力]
:【戦舞技補正:強】
【体力補正:強】【筋力補正:強】
【解析の眼】【弱点解析】
【縛りの咆哮】【竜種の咆哮】
【野生の本能】【下克上】【隠密】
【暗視】【魅了】
【砂塵の爪甲】【並列思考】
【瞬間移動】【予測の眼】【血分体】
【下位従属】【超回復】
【粘糸精製】【識字】【色素調整】
【剥ぎ取り補正:弱】【異次元収納】
【毒耐性:弱】【麻痺耐性:弱】【雷耐性:弱】
【炎耐性:弱】【氷耐性:弱】【武器作成:ⅠⅠ】
【格闘術補正:中】【幸運補正:弱】
【虐殺者】【古の戦士】
【剣豪:ⅠⅠ】【超思考加速】
【魔力抵抗】【見切り】【食いしばり】
【魔狂神】【明鏡止水】
【祖なる魔導師:II】〔8〕
:【全属性魔法】
:【魔法威力補正:強】
:【魔法命中率:強】
:【魔法操作:強】
:【魔力量増大:強】
:【魔力探知:強】
:【消費魔力半減】
:【魔力回復速度上昇:弱】
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[クラン]
:【七光】
[Point]
:【36】
[所持金]
:【6102万3千6百エル】
[称号]
:【魂を鎮める者】
:【英雄の国の者】
:【心の枯れた英雄に華を、水を…】
:【限界突破】
:【歪みの昇華】
[!]経験値3500を獲得。
感想をお待ちしております。
次話は七時投稿です。