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見習い魔術師の100の呪文  作者: ユキカゴ
第三章 ミシェール
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第七十四話 トーカイ

「さて・・・二週間分の遅れを取り戻さないとな・・・」


俺は、準備する。

黄色のゴーグルに、新しい赤いコート。

そしてブカブカの黒いズボンに、体中を白い包帯が覆っている。


「無理はしないで、二週間の間、ろくに体も休めていないからね」


「わかっている」


俺は主に瞬発力と技の技術を学んだ。

それゆえに、俺はもともとの直感と判断力があるという事もあって、

よりいっそう自分を鍛えることができた。

時間をあまりかけたなかった理由でもある。


「さてと…来い、グラム!」


風を纏って、それは俺の手のひらに広がる。

”イールグ”の応用…。

グラムは風を喰らうという特性がある。

要するに、周囲の風を吸収するって事だ。

逆に放出もできる。

それを利用して俺は浮力を手に入れた。


「じゃあ、まずは敵の状況を確認するんだったな?本拠点はやっぱり、城か?」


「古臭いわねぇ…都内よ」


と・・・ない?

トナーイ?

トーナイ?


「そ、そのトーナイってなんだ…?」


俺のその疑問に、心底驚いた声で


「え!?都内わからないの!?」


と言われた。

俺は、本当にわからないので


「し、城とかの一種か!?」


と言った。

そのトーナイっていうのが、どんなものなのか…全く得体がしれない。


「はい!?街みたいなもんよ、近代的な…」


「近代化…?今、結構近代的なんじゃないか…?」


「わぁ…」


もはや、呆れられていた。

…俺、そんなにやばいのか・・・?


と、とにかくそのトーカイに向かうとしよう。



今回短いですw

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