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悪魔の住処
ある日の日曜日俺は地図を片手に近辺を捜索した
『ここら辺が一番事件が密集してる…』
辺りを見回しても怪しい建物は……廃ビルがあるくらいで
『んな、分けないか』
でも用心に越した事は無い
地図に丸をつけ再び父のパソコンを触る
『…行ってみるか?』
あの廃ビルに
夜中
その廃ビルに忍びこんだ
すると声が聞こえた
「まだ、殺していないのか!?」
と若そうな男の声
どこかで…聞き覚えのあるような
「今はそのときじゃない…」
この声はあいつか
やはり、俺を馬鹿にしているのか?
「そこに隠れてるしね」
と言う
『アンタが…ボスだったのか!?俺の家族を奪い、こいつを道具として扱っていたのはお前か!!』
目の前に見えるそいつを睨みつけながら、なぜそんな言葉が出てきたかびっくりした
「そう…俺が君の全てを奪った張本人さ」
と言うそいつに
『ゆるさねぇ…!!』
ポッケにしまった僅か10センチばかりのナイフを取り出し
彼に向かって行った
次回、ボスの正体が!?その意外な人物は!?
若干BLぽっいですが違います。そんな要素は一つも無いです