嘘つく詩人
小さすぎる蟻は
千年杉の天辺まで
登れないという小さな嘘
蟻の蟻生一生かければ登れるという
悲しい風に乗って聴こえてくる
そしてとてもおとなしい嘘
生きているはずなのに勇気も出せず
陳腐な言葉ばかりを探し集めて
嘘の詩ばかりを書く私と違って
ブラックなスーツを着て
毎朝戦いに出かける君は
清々しいくらい真っ赤な嘘をつくだろう
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いやいや、まぁね〜。
こうなるわなぁ。
でも、本気で、感謝はしております。
お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。