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深愛 ~看護師千代の物語~【完結編】  作者: 菜須よつ葉:監修 ひな月雨音
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カルテNO4 本編004 突然死(前編)

 同僚に病院に行った方がいいと言われていた事もあり受診した。


 その時に言われたことは、1度検査入院して身体を調べましょうだった。


 そんな仕事休めないよ。と先延ばししていたが、結局は検査入院をすることにした。


 まぁ、医者の言いつけを守らない俺を制する人がいないのが大きな要因だろうと思う。



「……何だか今日は……いつにも増して調子が悪いな」



 お金をもらって働いている以上、仕事には真摯に向き合っているつもりなのだが……。



「早瀬さん。ここと……ここも間違ってます。どうしたんですか? 珍しいですね」


「修正は任せていいかな? ちょっと体調が優れなくてね。頼んだよ」



 席を立とうとした瞬間、視界がぐるりと回転したような感覚に襲われた。



「大丈夫ですか! 医務室行きましょう。おい! 誰か頼む」



 同僚に付き添われ医務室に移動しようとした矢先、目の前が暗くなって崩れるようにしてその場に倒れた。


 動かすのは良くないと1人の同僚が言い、すぐさま救急車を呼んだ。


 救急車が来るまでの数分で心肺機能の低下が加速し体調が悪化していく。


 救急車が到着し、救急救命士が初見し、必要な処置を始める。その間に心停止。すぐにAEDが使用される。そのまま心臓マッサージを受けながら病院へと急いだ。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 千代さんスピンオフ、ありがとうございます! 新生児のところ、やっぱり悲しい……生まれる直前にこんなことになっちゃうなんて(涙) なんとも心に残る話の数々でした。 [一言] 完結おめでとうご…
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