表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/15

第十三話 対戦




 カード闘技場に到着!クラガさんと対戦だー!


「よろしくおねがいします!」


「よろしくなー、いちごちゃん」


 がんばるぞー!


《ファイト》

《がんばえー》

《かわいい》


「『カードセット、オーブン』!」


「先行は譲るぜ」


「まずは『ロード』!それから『サモン』!」


 武器カードの[銅の剣]二枚と[鉄の剣]一枚を『サモン』、それから……アイテムカードの[修復オイル]を『セット』。

 これでよし!


「終わりか?」


「うん!『クローズ』!」


「そうか、ならば俺は武器カード[狼の牙]と[肉球の印鑑]を『サモン』し、[狼の牙]でセットカードに攻撃だ。どうする?」


「受けるよ!でもね……『セット』したカード[修復オイル]で受けたダメージを回復!どう?」


「なかなかやるな……『クローズ』だ」


「よーし!反撃開始だ!まずは……『セット』!そして『サモン』して攻撃だ!」


 [銀の盾]を『セット』して、相手の攻撃を防御させよう!

 それで……『サモン』した[猛毒シンバル]と[壊れたヴァイオリン]でクラガさんの『セットカード』に攻撃だ!


「なるほどなあ……俺は条件が満たされた武器カードでその攻撃を防御する!」


「えー!?」


 そんなことできるのー!?むむむ……。


「さて、どうする?」


「むぅ……『クローズ』!どうぞ!」


「よし……『ロード』『サモン』『セット』……[肉球の印鑑]で攻撃だ」


「『セット』してた銀の盾で防御!カードスキル発動![肉球の印鑑]は次の攻撃時、ダメージが無効になるよ!」


「ん……そうか。じゃ、『クローズ』だ」


「よーし!それじゃあ……『サモン』!『セット』!」


 アイテムカードの楽譜帳を『セット』して……時が来たら壊れたヴァイオリンの攻撃力アップだ!

 それから、今出た自動迎撃木琴を『セット』したら……完了!


「……終わりか?」


「うん!攻撃はしないよ!『クローズ』!」


「ふぅん……?そうか。それじゃ、俺は[狼の牙]でセットカードに攻撃だ」


 よしっ!攻撃が来た!


「えへへ……『セット』していた自動迎撃木琴で防御!そしたら効果発動条件達成!効果発動!効果内容は[狼の牙]に対し、永続的な使用不可だよ!条件を満たすと使用不可は解けるよ!その条件はアイテムカードの使用だよ!」


「なにっ!?」


 驚いてる驚いてる……えへへ。


「どやぁ!」


「なるほどな……ま、関係ないがな」


「えっ?」


「武器カード[即死の短剣]の効果発動条件達成、効果発動により相手のセットカードの耐久値はゼロになる。よってこの勝負は俺の勝ちだ」


「えっ……えぇぇええぇえぇええぇぇぇぇ!!!!!?そんなのありぃ!?」


「ありだぞ、いちごちゃん」


「負けちゃったぁ……ガックシ……」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ