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窒息

作者: dopamine

とめどなく出てくる気持ちが

哀しみを増幅させる

自己壊滅を進行させる


曇天の隙間から光が覗く


何も起こりはしない

殺風景な心

君の笑顔でさえ

今はトゲのようだ

                                           

空に散らばる 無数の星が

一個に固まり

ポトリと

堕ちた

                                         

グラスの周りに纏わり付く水の滴のように

ガラスの心に纏わり付く 泥水の滴

拭い去れない

                                           

                                       

棘棘の松が

風になびいて 枝が揺れる

                                          

それに触れたら

痛いのかな

気持ち良いのかな

                                          

                                          

苦痛の中の遊園地

観るモノが無い観覧車

馬が走り去ったメリーゴーランド

グルグルグルグル 止まることのないコーヒーカップ

                                         

溜息が

凍えてしまった

冷たくて触ることができない

見透かされていた?

                                           

トゲの笑顔が

また

心に突き刺さる

                                          

腐ったミルクのような

ドロドロした孤独

                                       

永遠に繰り返される

頭の中で鳴り響く金属音

一体誰が奏でているの?

                                          


さぁ、

出発しなければ


あなたのもとへ・・・

                                          



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