表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彼女を知り、僕を知る  作者: akuliru
第一章 出会い
3/13

なんだあいつ

「なんだあいつ」


 俺はあの後、猫を助けた。

 そして、ビショビショの状態で学校に来た。

 保健室でジャージを貸してもらい着替えて何とか学校の朝の朝礼に間に合った。

 そして、実習1日目は幕を開けた。

 最初は、担任の先生と一緒にお世話になる2-2組に向かった。

 ホームルームの後で、先生から自己紹介を促され緊張していたがはっきりと告げた。


「初めまして、教育実習に来た山口大地です。専門教科は数学です。よろしく! あっ」


 俺はその時気づいた一番後ろの席であくびをしながら聞いている金髪の女子生徒を指さした。

 そう学校に来る前に川に落とされたあいつだ。


「山口先生、ソラ・ミレドさんと知り合いですか?」


 先生がそう聞いた。


「えぇ、まぁ」


 ソラ・ミレドか絶対仕返ししてやる。

 しかし、彼女はそんなことを知らずに眠りに落ちた。


 そして、実習控室で主任の先生から教育実習に関する説明を改めて受けた後、実習生各々で担当の先生のもとについて指導を受けた。

 あと、自分のスケジュールを立てて授業を見学させてもらったりした。

 なんとか1日目が終わった。


「ふぅ、疲れた。でも・・・・・・」


 とても、やりがいがある仕事だなと思った。

 まぁ、まだ授業はしていないけれど。


「ソラ・ミレドか」


 絶対、俺は復習してやると決めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ