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自称女神と異世界生活  作者: 水野清一
第2章 最初の…
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第23話 アリエスチート

明けましておめでとうございます。

去年の終わりから何かと忙しくなってしまい更新がまばらになってしまいました。

今年はもっと書けると良いなと思っています。

更新がまばらですが今後とも宜しくお願いします。




 さて解呪でハプニングはあったがリーゼの呪いは解けた!これで彼女は服も装備も身に着ける事が出来る筈だ。

これで俺達の旅に付いて来れる。

しかし、問題が全て解決した訳じゃない………。

少なくともリーゼの呪いが解けた事は呪いを掛けた張本人にはバレてる筈だ………。

リーゼ達の言葉が正しけれは呪いは邪神が掛けたモノの筈………つまりその邪神はいずれ俺達と戦う事になる。

それまでに俺はもっと強くならないとな………。

ここまで関わったんだ最後までやってやる!。

何にしても話さないと行けないんだが。

………っま、着替えが終わってからだな!。


さて、ここで待ってても良いんだが恋人でも無い女の部屋の前で待つのは何か変態っぽいからアリエス達の事も気になるし様子を見に行くか。

食堂辺りに行けば誰か居るだろうか?。

とにかく行って見よう。

っと、その前に。


「フィリア!俺はアリエス達の所に行ってるから!」


「はい、リーゼさんの着替えが終わったらそちらに向かいます!」


 これでよし!さて行きますか!。

食堂に来てみたがさて、アリエスは………居ないな。

何処に行ったんだ?もしかして元居た場所に帰ったのか?。


 昨日アリエスが突然現れて俺に自己紹介をしていたら彼女の姉妹である姉妹アデルフィーの仲間が彼女が俺の所に挨拶に来てると知り合計6人も現れて大変だった。

その後自己紹介を済ませたんだが………彼女達は帰らずにそのままここに残って宿の手伝いをしていた。

それぞれが別の担当を自分達で決めて手伝ってくれていた。

まさか冗談混じりで言った事を実行するとは思わなかったんだ………。

これからは少し考えて言葉にしないとな………アイツ等全部やりそうだし。

さて、食堂に誰も居ないとなると今何処に居るんだ?。

取り敢えず受付にでも行ってみるか………。

居た!アレは確か………。


「………ミリアだったか?」


 俺の呟きが聞こえたのだろう受付に居る姉妹アデルフィーの一人がこちらを向いた。


「あ!主様!何かご用ですか♪」


「いや、皆どうしてるかなと思ってな………」


「主様!?勝手に来てしまった私達の心配をして下さる何て………貴方様は何とお優しい方なのですか!私は………いえ、私達はそんな貴方様にお仕え出来て幸せです!!?」


「………お、……おう」


 あの後彼女達は全員で宿の手伝いをしてくれる事になった。

最初は流石に人数が多いと何人か帰ろうとしたのだがここで問題が発生した。

何かのバグが発生したのか彼女達は帰る事が出来なかったのだ。

戻れる目処が立つまで仕方なく彼女達はここに残る事になった。

そして、戻れる目処が立つまでどうしようか?と言う話になり彼女達も何もせずに居るのは嫌だと言う事でそれじゃあどうしようと話始めそして不意に思い出した。

アリエスがここに来た理由を………。


 結果彼女達は分担してこの宿屋の手伝いをし始めた。

しかし、命令も無しに地上で何かをする事は許されていないらしい。

ならば俺に命令して欲しいと言われた。

一応、俺は天上界では新しい神になるらしいのだ。

つまり、彼女達からすれば俺は上司になるとの事だ。

簡単に言えば彼女達のご主人様は俺と言う事らしい………。


 アテナでも良いのでは?と聞いたらダメらしい。

彼女達は新しい神が産まれるまで他の担当がいる世界の管理を手伝っていた所謂予備チームらしい。

彼女達が与えられている命令は4つ。


1・新しく産まれた神に仕える事。


2・新しい神が産まれるまで他の神の姉妹アデルフィーを手伝う事。


3・地上に降りるさいは命令以外の事を行ってはならない。


4・これ等の指示に従えない場合重い厳罰を与える。


 この4つを聞いて最初に思ったのは自由意思が全くないなぁである。

そして、聞いてみた「重い厳罰ってどんな罰を与えられるんだ?」と。

その答えが「命令無視の厳罰は消滅です」だってさ!。

はっはっはっ!重いわ!!?消滅って!?極端過ぎるだろ!?確かに軍隊では上官の命令を無視した場合は軍法会議に掛けられて最悪処刑だけどさ。

いくら何でも極端過ぎる。

兎に角命令さえ有れば大丈夫との事なので俺が主ってのには納得して無いが取り敢えず命令をする事になった。


「それで……今の所大丈夫そうか?」


「はい!、大丈夫です!」


「………何か必要だったら言ってくれ」


 彼女の気合いが乗りすぎな位の返事にたじろぎながらも訪ねてみた。

すると、とんでもない返事が帰ってきた。


「主様!命令が足りません!!?もっと私に命令して下さい!例えば主様と町へ買い物に出掛けたり!主様と腕を組んで独り身の男達に見せびらかしたり!カップルが良く行くお店に入り食事や買い物をしたり!主様のお風呂のお手伝いをしたり!夜ベッドで添い寝をしたり!組んず解れつしながら主様の欲望をぶつけて頂いたり!あ!因に私の好みは縛られて目隠しされて身動きの取れない状態で激しく抱いて頂く事です!」


「って!おい!最初から最後までお前の欲求じゃないか!それ!ただのデートだよな!!?しかもかなりディープなヤツ!!?更に言えばお前の性癖アブノーマル過ぎだ!!」


「いえいえ、私よりもアテナ様の方がアブノーマルですよ?何せ初めては傷付けられる位が良いっていつも言ってますから!」


「それ戦いの習い方だよね!………え!チガウノ?ウソデショ?ウソダトイッテクレ!!?」


 ニヨニヨと気持ち悪い笑みを浮かべながらミリアは笑えない冗談を言ってきた………冗談だよね?。

……………何故か知ろうとしていなかったアテナの性癖を知ってしまったが………。


「……と、とにかく!今の所必要なモノは無いと思っていいか?」


「はい、大丈夫です!」


「分かった。この後一時間後にフィリアとアリエスを連れて買い物に出掛けるから必要なモノがあればアリエスに伝えて置いてくれ………ただし!さっきみたいな命令して欲しいとかデートしろみたいな欲望まみれなモノはダメだからな!あくまで生活に必要なモノだけだからな!」


「分かりました!」


 一応釘を指して置いた………じゃないとまた変な要求をして来そうだし………。


「それでミリア、アリエスが何処に居るか知らないか?」


 買い物に行くのは決まっていたがアリエスを連れて行くのは今決めたからアリエスに話して起きたいのだが………。


「え?アリエスですか?主様……お気付きで無いのですか?」


「………?何がだ?」


「………さっきから後ろに居ますよ?」


「…………………………え?」


 彼女は何を言ってるんだ?後ろ?さっきから?ウソダロ………ソンナ…ホラー……ミタイナコト…………………。

俺はゆっくりと振り返った。

そこには………。


「一時間後に買い物ですね準備は何時でも出来ております」


 アリエスが気配も無く立っていた。

おい!マジか1メートルも離れて無いのに気配が無いとか!普通足音とか聞こえるだろ!?どんだけだよ!?忍者か!?忍者何のか!!?それとも俺の命を狙う暗殺者か何かですか!?。

伝える必要が無くなったのは良いけどさ!?無言で後ろに立って付いて来るとか止めて!?本当、怖いから!!?。


「………………何時から居たんだよ」


「ご主人様が御起きになられてからずっとですが?」


 怖っ!!?起きてからって!どんたげだよ!!?。

頼むから声位掛けてくれよ!マジで!!?。

それにしても、称号の【冷静沈着】とかスキル【混乱耐性】があって助かった………態度には出さないで済んだよ………怖いのには変わらないけど。


「………足音とかしなかったんだが?」


「【飛行】系スキルで浮かび上がりながら付いて行ってましたから」


 【飛行】系って………君、飛べるの?マジで?羽とか無いのにどうやって飛んでるんだ?。


「羽なら魔法で見えない様にしております」


 へぇ~魔法で見え無く………。

あれ?俺声に出してたか?。


「いえ、お声には出されておりませんよ?」


 そうだよねぇ♪声に出して無いよねぇ♪あぁ良かった♪………とか言うと思ってたのか?えぇ、おい!?。

何でもかんでも許されると思うなよ?おい!。

取り敢えずお説教だ!!?。





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