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自称女神と異世界生活  作者: 水野清一
第2章 最初の…
20/34

第19話 解呪

何時も読んでくれている方お久しぶりです。

最近物凄く暑くなりましたね。

正に夏って感じになりましたね。

さて今回タイトルの通り【解呪】っと言う事で彼女の呪いが………え?展開が早いって?良いじゃないですか~展開早い方が……本当はもっとサクサク行きたいんですけどヤッパリ自分の文才の無さに涙します。

兎に角今回の話も楽しんで貰いたいです。

それではどうぞ!。

 さてスキルを作ったけど効果を良く知らずに使う訳にはいかない。

それこそ何かデメリットがあるかも知れないからな。

まぁ、多分だけどボーナスポイントが多く掛かる位で後は精々解ける呪いが制限されてる位だろう。

さて調べますか。


(【解呪】に対し【詳細情報閲覧】を発動!)


【解呪】効果・MP50をコストに発動しあらゆる呪い全てを解く事が出来る。(Lv1・対象1人のイタズラレベルの呪いを1つランダムで解く事が出来る)


「ランダムかぁ~………」


「………?」


 エレナが俺の声に反応して首をカシゲテ居るんだが悪いが説明はもう少し待って貰っとこう。

さて、ランダムな訳だけどこれ複数呪いが掛けられているのが前提だけど1つしか呪われて無い場合は関係ないな………。

しかし、イタズラレベル?え、何?邪神にとってはその程度のレベルでしか無い呪いとかあるのかぁ………。

エレナの装備出来ない呪いがそのレベルだといいなぁ………。

まっ、ダメでモトでやってみて成功すれば御の字、失敗しても次に期待って事で!早速話して試して見よう!。


「あぁ~……エレナちょっと試して見たいスキルが有るんだけどもしかしたら装備の呪いをどうにか出来るかも知れないんだけど………試して見るか?」


「本当か!嘘だったら承知しねぇぞゴラァ!」


 そんな、男にならんでも………まぁ、気持ちは分かるんだが………。


「ただ俺もこのスキルで解けるかどうか半信半疑だから余り期待はしないで欲しい」


「別に構わねぇよ!これでやっと装備を着けて戦えるんだからよ!」


「後……まぁ、無いとは思うが男化の方が解ける可能性も0じゃ無いからそっちが解ける事もある事だけ言って置く………それでも構わないか?」


 こんな事言ったらフラグが立ちそうだけど………。


「あぁ構わない!寧ろそっちが解けて欲しいな!いい加減ウゼェ!」


 自分でも感情が高まる度いちいち男の性格になるのがイヤになっている様だ。

まぁ、一番の理由は女なのに女として過ごせない事だと思うが………。


「それじゃあ始めるぞ?」


「あぁ、頼む………」


 エレナはそのまま目を閉じて俺のスキルを受け入れる姿勢になった。

ラナの時もそうだったが人の事を信用し過ぎじゃないだろうか?。

普通、昨日会ったばかりのまだ録に話してもいない男がいきなり呪いを解くって言ったら疑うモノじゃないのか?。

ラナもそうだったが人を信用し過ぎじゃないか?。

俺………この子達の将来が心配です。

それは後で考えるとして、今は彼女の呪いを解いて仕舞おう。


「【解呪】発動!」


 俺がそう言った途端に俺の体から何かが抜けて行く感覚があった。

何だか献血してる時みたいに体から力が外に出ていく。

コレがMPを使うと言う感覚か?。

そして、その感覚が収まって来た頃エレナに変化があった。

何と彼女の体が光出し段々とその光が強くなって来た。

余りの光量に俺は目を開けていられず目を閉じた。

それから少しすると光は瞼越しでも分かる位に徐々に収まって行った。

そして、完全に光が収まったので目を開けたのだが俺はその目に見えた光景に驚き今度は目を閉じるのを忘れてしまった。


「……………………………………………」


 俺は暫くの間その光景に観いっていた………。

何故かって?そんなの決まっているじゃないか。

目を開けたら目の前に居た呪いで男にされていたエレナの姿が物凄い美少女になっていたのだから………。

その姿は正しく美少女と言えた。

身長は168位だろうか女性にしては背があり俺よりも少し低い位だそのエレナの顔はフィリアにも負けず劣らずの美少女で小顔のほっそりとした感じだ。

肌の色は少し白いがそれでも不健康な感じはしない。

なぜならまだ明け方近い暗闇の中に在りながらも灯りに照らされていてとても綺麗だからだ。

それは部屋を照らしている光を浴びて、まるで彼女自身が輝いて居るのではと思う程に美しくその光を浴びて輝いていた。

そしてその光を浴びて輝いて要るのはその肌だけではない彼女の髪もまた同じ様にその光を浴びて輝いていた。

その髪の色は鮮やかなライトグリーンでまるで風と太陽の陽の光を受けて朝露にキラキラと輝く緑の葉の様だ、その髪は彼女の頭の上から腰まで少しふわりとしながら柔らかく流れて落ちていた。

髪は女の命と昔から言うが正にその通りだと納得出来るほどの美しさがそこには有った。

俺の視線はその髪に導かれるかの様に自然と下へと降りて行き彼女の足まで下りて行った。

彼女の足はこれまた見事に細く長い綺麗な足だった。

それこそ男の俺が触れたら折れて仕舞うのではと思う程細くしかしそれでいながらもしっかりとその足には程よい筋肉が付いていた。

正しくカモシカの様な足としか表現出来なかった。

俺はその足に観いられる様に自然と今度は上に視線が流れて行った。

俺の眼に映ったその腰は細くしかしながらもしっかりとした筋肉がその肌の下には在る事が伺えた。

それは美しく鍛え抜かれていてその細さの中にも強さが在るのが良く分かった。

世の女性達が羨ましがる細さだ。

そして俺の視線は止まる事なく上に登って居たのだが俺はそこで視線が動かなくなってしまった。

そこにあったのは二つの大きな果実だった。

その果実は良くメロンの様だと表現されるが正にその通りだと言わざるを得ない大きさを誇っていた。

それでいながらもその二つの果実は重力に負ける事なくその形を保っていた。

俺はその美少女の容姿に目が釘付けになり頭が一杯になっていた為言葉も忘れその場で動けなくなっていた。

そして、俺は気が付いていなかった………いつの間にか彼女が目を開けている事に………。


「……………あの、カズキさん?どうしたん…です…か?………………………あら?」


 その疑問の声を残して彼女はそのまま食堂を出て行った。

俺はその後ろ姿から目を離せずに彼女が出て行くのを見送って食堂から彼女の姿が見えなくなってようやく再起動した。


「………………ダレ?」


 いや、アレが誰だかは分かっているのだ。

だが、余りの衝撃にその事実を認める事が出来ないのだ。

だって………ガチムチ裸エプロンが➡裸エプロンの美少女に変わったのだから。

認めたく無いんじゃないんだ………むしろ、その事実を認めているからこそなのだ。


「俺………責任とった方が良いかな………」


 何せ【解呪】が思わぬ結果を引き起こし事故とは言えども恋人でもない女性の裸[前はエプロンで隠されている]を見てしまったんだ。

殺されても文句は言えないな………。

それにしても………。


「男性化の呪いがイタズラレベルか~ぁ………」


 まぁ、そりゃぁねぇ………本人からしたら重大な事だけど他人から特に神や邪神からしたらイタズラ程度の事なのかもなぁ………はぁ。

取り敢えず今はエレナがこれからどうするのかそっちの方が重大か………。

あぁ、後ラナに聞かないとな………。

どうしてエレナの呪いがこんなに早く解ける事を知っていたのかを………。

そんな風に若干現実逃避をしていたのだがいつの間にかエレナは戻ってきていて俺の目の前に立っていた。

先程からうつ向いている為彼女の前髪が垂れて表情を隠している。

その所為で彼女の表情は伺えないが先程からエプロンの裾を握り締め力が入っている所為か少し震えている。


(どう考えても相当怒ってるよなコレ………)


 彼女の表情が分からなくどう切り出したモノかと考えていたのだが不意に彼女エレナは顔を上げた。

その顔は羞恥なのか怒りでなのかは分からないが耳まで赤らんでいて真剣な顔をしていた。

しかも彼女の瞳は潤んでいてその潤んだ瞳でこちらをじっと見ていた。

どうしたものかと悩んでいたのだが俺が動くよりも早く彼女が一歩前に踏み出した。

俺は彼女に殴られる覚悟をして目を閉じたのだが……。

次の瞬間俺を襲ったのは殴られた襲撃ではなかった。


「カズキさん!ありがとうございます!」


 そう言って彼女は俺に抱き付いて来た。

俺は咄嗟の事で動く事が出来ず彼女に抱き締められてしまった。

余りにもいきなりだった所為でこんな時どうゆう行動を取れば良いのか分からない。

自慢じゃ無いが女性経験は皆無と言っても良い位に無い。

家族や親戚以外と話すのだって実に久しぶりだったのだ。

それにしても、頬を殴られると思っていたのにお礼を言われて抱きつかれてしまった。

それだけ彼女は男性化に苦しめられていたのだろうが。

………裸エプロンで抱きつかれると布一枚しか隔てていない所為か触れている所から柔らかさが伝わって来てヤバい!。

しかも女性特有の良い臭いが漂ってきて更にヤバい!。

このままでは俺の理性が飛びそうだ!。

何とか彼女を引き剥がさなければ大変な事になってしまう!。

別にそれで良いんじゃないって?。

バカ野郎!そんな事が出来るのなら俺は童貞何かじゃないんだよ!。

しかし、さっきから頬をさわさわと何かが触れていてくすぐったい。

こうまるで先が細く柔らかい物で撫でられている様な感じだ。

兎に角今は彼女を引き剥がさなければ!。

そう決意しエレナの肩に手を置き声を掛けながら優しく引き剥がそうとしたのだがそれは出来なかった。

このエロ野郎って?違うよ………そりゃぁ柔らかくて良い臭いがしていて抱き締められると気持ちいいけどそれは普通の力だったらね……もうお分かりだろう?。

彼女……今物凄い力で俺を抱き締めているんだ。

これもしかして呪いの置き土産だったりしない?。

強制的に呪いを解いたら解いた相手に不幸をもたらすとか……そりゃぁね!柔らかくて良い臭いがしていますよ?けどね!さっきから俺の背骨がミシミシ言ってますから!。

もう少し力を入れられたら折れますよ?てか確か俺の防御力106でしたよね?防御力さん仕事して下さい!このままじゃ俺の背骨が!。


「ミシッ!」


 あっ!もうダメ………。


「おはよう、エレナ居ます………か?」


 俺の背骨が限界の悲鳴を上げた瞬間何かの用事で訪れたと思われるラナが食堂に入って来た。


「……カズキ様?……ナニをしてオイデナノデスカ?」


 あれぇ?助かったと思ったけどコレ助かってない!?むしろ状況悪化してる!?。

そりゃぁそうだよね!この宿で働いているエレナを訪ねて来たら裸エプロン姿の女に抱き締められてる俺を目撃したんだから。

これまでの状況を見て無いんだからそりゃ勘違いもするわな!。

だが、この状況を利用しないでいる必要は無い!いや、寧ろ利用するべきだ!。

だけど俺はこの時勘違いをしていた事に直ぐに気付く事になった。


「………言って下されば私ならいつでも抱いて差し上げます!」


「えっ!何を!?っ!!?!」


 そう言った時にはラナは俺の後ろへと回り込み俺を抱き締め始めた。

俺はエレナに拘束《抱き締められ》されている為に身動きが取れずラナの動きを止める事が出来ない所為でそれを受け入れるしか無かった。


「さぁ!いくらでも言って下さい!私が全て受け止めさせて頂きます!ですので貴方は邪魔です一樹様を抱き締めるその手を離してください!」


 何で挑発してるの!?てか何処をどう見たら彼女に俺を抱き締めさせたと思ったの!?それよりも何でラナまで抱き付いて来るのかな!?てか嫉妬ですか?嫉妬なんですか!何でこの人こんなにも極端な行動ばかりなの!?俺本当に何かした覚え無いんだけど!?。

そうやって混乱の度坪にハマって居たのだが更に追い討ちを掛けられた。


「イイエ離しません!カズキさんは私の恩人何です!私には彼に上げられるモノ何て今は何もありません………だから!私自身を貰って頂きたいのです!?カズキさん私を貰って下さい!」


 いきなり軟化トンでもない事を言い出した!!?貰って下さいって!性的な意味ですか!?それとも結婚とかそう言う物理的な意味ですか!?ってかそれよりも挑発に乗って力を強くしないで下さい!もう限界………。


「ゴキッ!!」


「ゴキッ?今のは?カズキさん?」


「一樹様?え?っ!一樹様!?大丈夫ですか!!?一樹様!?」


 大丈夫な分けないだろ………。

そう言葉にしたかったが遅かったみたい………。

俺の骨は限界を迎えて恐らく折れた………。

折れた音に驚いてエレナが抱き締めるのを止めてくれたけど出来ればもっと早くに止めて欲しかったなぁ………。

そんな事を考えながら俺は激痛で意識が遠退いて行くのを感じた………。

それにしても何でこんな状況になったのかなぁ……。

これももしかして呪いの影響だったりしない?。

しかし、俺これからどうしたら良いんだろう………。

そんな風に考えながら俺は意識を失った………。


如何でしたか?ちょっと今回次回に繋げる形で少し強引な終わらせ方にしてみました。

しかし、来月で書き初めてから約一年か……目標まではまだまだ遠いなぁ~………。

さて次回の更新ですが8月30日午前0時を予定しております。

日時を変更する時は活動報告に上げます。

それではまた次回をあ楽しみに~♪


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