序章終了時点での登場人物紹介2(イセリウス王国編)
イセリウス王国編での登場人物です。
ザフィオ
氏名:ザフィオ・ウルケ
年齢:67
種族:亜人(薄く多くの亜人の血が混じっている)
備考:イセリウス王国元近衛騎士団長。引退して王都にて悠々自適に過ごしていたが、国王の暗殺に端を発する混乱の中でセシウス王子を連れて王都を脱出。逃走中にショウと出会う。
普段は気の良い好々爺だが、怒りに火が点いた時の烈火の如き迫力は健在である。
ヴィント
氏名:ヴィント・ウルケ
年齢:22
種族:亜人
備考:イセリウス王国近衛騎士団副団長。烈火のように怒りやすく、人の話を聞かないタイプ。
母がハーフケンタウロスである為か、あらゆる馬と意思の疎通が出来る。愛馬は名馬テンペスト。ハンジからヴィントより馬の方が上等だと言われるほどの名馬。
槍の技術と騎馬の性能で近衛騎士団中での腕は高いが、すぐに頭に血が上ってしまう為、与しやすい相手であるとされる。ショウに弟子入りするが、精神の不安定さが原因であまり上達は早くない様子。
ランド
氏名:ランド・ウルケ
年齢:40
種族:亜人
備考:クネン鉱山帯を含む『ウルケ領』領主でありザフィオの次男。忍耐強い性格で、ウルケ領とウルケ城を難攻不落の要塞都市へと変貌させた。魔獣からの侵攻に備える為に魔獣の注意を惹く施設と魔獣の攻撃を防ぎ得る完璧の城砦を両立させた立役者でもある。ショウの弟子にと望んだが、ショウ自身の暴力的な鬼気に触れて恐怖してしまった為、その発言を撤回する。
ジェック
氏名:ジェック・ヴォルハート
年齢:42
種族:亜人(薄く多くの亜人の血が混じっている)
備考:イセリウス王国大将軍。ヴォルハート城砦の城主。先王ハウンツの親友であり、王妹を娶る事で王族の仲間入りをしたイセリウス王国王位継承第三位。栄光の大将軍と呼ばれる。テリウスの父。
将軍としての手腕が有名ではあるが、自身も圧倒的な武勇を誇る好漢である。大河ルンカラを大きく覆う大河の長砦を護る役目を背負い、ムハ・サザム帝国の圧力を凌ぎ続けている国家の柱石。
次子テリウスをショウの弟子にした事から、彼をセシウスの影武者の役目から解放している。
ディフィ
氏名:ディフィ・アルボ
年齢:27
種族:亜人(薄く多くの亜人の血が混じっている)
備考:セントモレスに支部を置く宿場組合の一員であり、その内部組織である暗殺者集団の頭目の一人。宿屋組合の中でも上位に位置する大きな宿の跡取り。
逃亡したセシウスを暗殺しようと追手をかけるが、ショウの出現により逆に追い込まれる。
ショウの存在を利用して内部粛清を完了し、セシウスの子飼いの組織に再編成。
同時にショウの弟子となるが、なまじ感情を抑圧する技術を学んでしまった為か、上達が遅れている。
ホタン
氏名:ホタン
年齢:35
種族:亜人(純血ミノス族)
備考:クネン山脈の一つ、ルナル山の麓に村を作っているミノス族の一人。ショウに弟子入りを考えるも、業剣の形は人それぞれである事を言われ、断念。
魔獣キマイラを一刀両断したショウを尊敬するが、同時に業剣を超える剣を鍛える方法を考えている模様。
ラネル
氏名:ラネル・ギアドート
年齢:20
種族:亜人(薄く多くの亜人の血が混じっている)
備考:ウルケ領軍の騎馬隊隊長。ヴィントの幼い頃からの子分で、今でも彼を兄いと呼び慕う。
ノスレモス反乱ではヴィントに配下の一部を預けるが、全滅している。
自身は違う城門の付近で配下と共に敵兵を牽制していた為に、無事だった。
先王ハウンツ
氏名:ハウンツ・ガナー・イセリウス
年齢:享年41
種族:亜人
備考:イセリウス王国先王。兄を差し置いて王になった事を気に病んでおり、兄に爵位と領地を与えたが、それが遠因で命を落とす。
尚武の人であり、ハンジの一撃を宝剣によって受けるだけの冴えを見せたが、業剣の鋭さによって剣ごと両断されてしまった。
フォンクォード
氏名:フォンクォード・ノスレモス
年齢;享年45
種族:亜人
備考:イセリウス王国伯爵であり、王兄。爵位としては公爵あるいは大公が相当である筈だが、奇矯な振る舞いが目立つ事から伯爵位とされている。ノスレモス領を与えられているが、実際は領主としての権限はないに等しい。
自己顕示欲が強く、武威を示す事にその全てを賭けていたが、『民に要らざる血を流させる恐れがある』として王位継承権を剥奪される。本来は暗殺される筈だった所を、即位直後のハウンツが庇った結果生き残っているが、本人はそれを知らず、王権を奪った弟を恨んで過ごす。
長い不摂生が祟り、かつて武名を轟かせた筈の体型は見るも無残なものになっている。
リゼとハンジという手駒を得た事で弟の暗殺を成功させるが、ショウの萬里鬼笑閃によって自分の死を知覚出来ぬまま死去。
サンカは蒼媛国編の登場人物扱いで出す予定です。