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11話 課題

ブーブー


「ん?里騎太からか。えっと?」


林太郎すまない。明日空いてたら俺の家来てくれ。


「え、これだけ?」







「で?何がどうなってるんですかね。これは。」


林太郎は2年ぶりに里騎太の部屋を訪れていた。

そして部屋には里騎太ともう1人里騎太の従兄弟の達哉君が来ていた。


「いや、それがね。一昨日達哉から連絡来てさ、次回の授業が小説を書きなさいってお題なんだって。で、手伝ってくれとさ。」


なるほどねぇ。いや、小説なんて書いたことないんですけど?

何処ぞの伝説の生き物の名前を漢字にしたようなやつに聞いた方が早いんじゃないですか?

そんな読まれてない人らしいけど多分今の俺と里騎太よりは参考になるやつあるでしょ。


「達哉負けず嫌いだからさ、買っちまったらしいんだ喧嘩。」


あー。なるほど。確かに里騎太の家系は比較的短気で喧嘩っ早い所あるからしょうがないんだよね。


「よし、まぁ構想組めば達哉君頭良いからなんとかなるよね。」









「ダメだぁ。」


里騎太はそう言いながら寝転んだ。

あ、コイツもうやる気ないな。


今の所出た案は

・弱いモンスターに転生して魔王級に強くなる話

・迷宮でピンチな所でヒロインと出会う話

・ゲームに閉じ込められて必死にもがいて脱出する話

等々出たがやはり全てもう有名作品なので八方塞がりだった。


「つかさ、小説書こうって思う人ってさ、何かの作品の影響ある程度受けるわけじゃんか。似ない方法なんて無いんじゃないのか?」


天井を見上げながら里騎太は言った。

まぁな、それはあるだろうけども…


「うーん。あ、里騎太を主人公にするのはどうだ?めっちゃパワー馬鹿な里騎太が異世界を冒険するとか。」


「良いですね!タイトルはそうだな…()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ですかね!」

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