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コロナ_検査キット_2

・栄研化学、新型コロナ診断の検査薬発売

・・https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57869650Z00C20A4XB0000/

そういやこんなニュースもありましたねと。取りこぼしお恥ずかしい。

LAMP法という技術で検査するらしいんですが、今日のニュースのと比べてどちらがどれだけ簡素化出来るかが門外漢な為に分かりませんでした。結核菌に対する結果はPCRもLAMPも大して変わらなかった、という情報をネット上では見ました。ただ、LAMP法は高い特異性を持つそうです。



現状での比較をしてみます。

PCR法もLAMP法も原則として専用とも言える装置を使います。

・・島津製作所のキット

100体検体分の1キット当たりの価格ー>税別22万5000円。

処理液の混合に15分、加熱処理に5分、PCRに65分の計85分。

月生産量は10万検体文。

・・栄研化学のキット

48テスト分で税別7万6800円(下処理別)。

検体数に応じて20分から90分かかる。

LAMP法にPURE法(下処理)を含めて扱うと時間短縮になる(どちらも栄研化学の技術)。

PURE+LAMP法になる。

PURE法の時間は10分程度。LAMP法の単純な処理時間は35分程度。

PURE+LAMP法における結核菌群の検査時間(PURE法10分、LAMP法40分)が時間産出の根拠になっている様です。

PURE法のキットの価格が分かりませんでした。


ネットに落ちてた論文の一部です。LAMP法の特徴に対しての見解の1つと思ってください。

「LAMP 法は一般的な PCR 法と比べて、増幅反応を阻害する生体成分の影響を受けにくいとされているが、化学物質に対しては、同様の結果とならなかった。LAMP 法、TaqMan PCR 法の DNA 抽出方法は異なるが、菌液に高濃度の阻害物質を含んでいても、操作の過程において反応に影響を与えないレベルに低減することができた。」

WHOは結核菌検査においてLAMP法(LAMP法による結核遺伝子検査法)を推奨しているとかのニュースもあります。


現状で恐らくPCR装置の方が(先進国では)持ってる率が高いと思われます。医療機器メーカーとの付き合いもあるでしょうからどちらがどうとは言いにくいと思います。

調べた限りでは、島津製作所のキットと栄研化学のキット(但しPURE+LAMP法)は手順が同じに見えます。細部がどうかは専門ではないので分かりませんでした。


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