President Biden's first speech to Congress (7)ーB
So, how do we pay for my Jobs and Family Plan? I made it clear, we can do it without increasing the deficits. Let's start with what I will not do: I will not impose any tax increase on people making less than $400,000. It's -- but it's time for corporate America and the wealthiest 1% of Americans to just begin to pay their fair share. (Applause.) Just their fair share.
[では、私達が私の雇用創出計画と家族計画にどの様に対価を支払うか?私はそれを明らかにする。私達は不足額を増やさずに行う事が出来る。私はあえていくつかの事はしようとしないで始めるつもりだ。私はいかなる増税も年収40万ドル以下の人達には強要しません。今こそアメリカと非常に裕福な1%のアメリカ人に彼らの負担応分として払って貰う。そう、負担応分だ。]
<-逃げれる金持ちは逃げて、残った金持ちは支払うが当然足りないという展開が予想されます。また、そうなる様に金持ちが逃げる大義名分を作っているとも言えます。「お前達が不当な課税をしようとしたから逃げたんだ。俺たちは悪くない。」という様に。
金を稼いでアドバンテージを作り上げた後に、「こっからはだめ。今から別ルール。」と言いながら既得権益とそれまでに稼いだ金を返さずに、今度は自分達がかつての自分達のした事をされ返さないで済む環境づくりに移行したと言えますw。つまりは民衆は家畜であり、自分達は有能で特権階級だ、というスタンスを崩すことなくその状態が壊れない様に仕組みを組み上げるぜ、というのが今回の趣旨ですw。なぜなら年収40万ドル以上稼いだら多大な税金を掛けられるから中途半端には稼げない。稼ぐなら大規模な稼ぎ方が必要だが、それらは既得権益層が既にシェアを握っている。だから奇跡でも起きない限りは既得権益層に新たに加わるのも難しいし、彼らを打倒して転覆させる事も難しい。よって既得権益層は安泰である、というのが結論ですw。これまではズルして法の抜け穴をついて荒稼ぎしても金持ちになれたが、これからは革新的な技術アイデアでも出さなければ金持ちになんてなれないよ、今からスタート。そして既得権益層は不可侵特権を得て、革新的技術が出ればその利権を共有する、そうして更に格差が広がる。更に、過去の出来事については遡及して追求しない様に、という話ですw。まぁ、本来ならグレートリセットがあってしかるべきなんですが、そんなのは都合が悪いからするはずがないw。
Sometimes I have arguments with my friends in the Democratic Party. I think you should be able to become a billionaire and a millionaire, but pay your fair share.
[時々、私は民主党の友人と議論し合う。私はあなたは金持ちになれるはずだと思う。でも負担応分は払ってください。]
A recent study shows that 55 of the nation's biggest corporations paid zero federal tax last year. Those 55 corporations made in excess of $40 billion in profit. A lot of companies also evade taxes through tax havens in Switzerland and Bermuda and the Cayman Islands. And they benefit from tax loopholes and deductions for offshoring jobs and shifting profits overseas. It's not right.
[最近学んだが、55もの大企業が昨年は連邦税を一ドルも収めず免除されている。その55もの企業は利益が400億ドルを上回っています。多くの企業もまた課税を逃れようとし、タックスヘイヴンであるスイスやバミューダそしてケイマン諸島を通します。そして彼らは海外貿易関連の職に従事したり利益を海外に移したいして、税の納税地を変えて抜け穴を見つけたり控除したりして利益を出している。これは不正行為だ。]
<-これまで演説した既得権益層に都合の良いものを受け容れさせる為にあえて攻撃しやすい所を攻撃して、既得権益層に厳しく対応するぞとショーパフォーマンスしてます。で、恐らく、とりあえず受け入れさせて、既得権益層に都合の良い所を実行した後に、うやむやにして利益だけ持っていく、といういつもの展開が予想されます。
<-近くの国で、昔、財閥解体しろと言われてNo.2の財閥だけ解体して、抜本的な対策は出来ました、と逃げて何も構造改革をしなかったのと同じスケープゴートを用意してそれを叩かせて本質から目を背けさせる手法。
We're going to reform corporate taxes so they pay their fair share and help pay for the public investments their businesses will benefit from as well. (Applause.)
[私達は法人税を再整備するつもりで、彼らが彼らの負担応分を支払い、公的投資の為の支出を助け、その結果として彼らは彼らのビジネスから健全な利益を得るでしょう。]
<-租税回避して稼がないと勝てない企業がそんな事をすれば負ける要因を増やし規模縮小なら良いがビジネスプランが成立しなくなるから廃業に陥る可能性がある。そしてアメリカが自由競争を止めて、そういった不正で利益を上げる企業との取引を止めない限りは競争で勝てなくなる(直接的だけでなく間接的(材料メーカーなども査察対象になる)にも排除出来ない限りは同様になる。つまりは、泥沼での殴り合いを止めるには泥沼に引きずり込まれない対策が必要だと言う事です。中さんとかが何も改善しないままに取引すればそれと同レベルの所まで落ちて競争しなければ勝てなくなります。
だからこれはアメリカを対象としてビジネスするすべての企業を対象に行わなければ単なる自閉症の発症です。そしてそうした所でアメリカの経済圏より大きいか同程度の経済圏を持つ所がアメリカよりもより規制緩和した状態で金を稼げる状態であれば、その地域では富の局在化が起き、それだけ格差が大きくなるにつれ、勝っている企業の投資資金も増えて技術力に差を付けられる様になり、アメリカが競争に負けます。これはかつてアメリカがソ連に仕掛けた競争です。この政策を安易にすれば今度はアメリカが同じ立場になります。そしてそうやって国を食い物にして移動している蝗害を起こす蝗が居ると言う事です。
ここから透けて見えるのは、バイ○ン氏とそのバックボーンは初めからやる気がない、という事ですw。企業をどうにか生き返らせようとする必死の努力より計画倒産を選んでその中で利益を多く確保しシェアを確保し、倒産時に免責を受けてその資産で次を他者より有利に進めようとしている、と言えます。同じ様に他に動かれたらアドバンテージがなくなるから、周りには綺麗事を言って頑張ってもらう必要がある、のでこの演説です。
We're going to reward work, not just wealth. We take the top tax bracket for the wealthiest 1% of Americans -- those making over $400,000 or more -- back up to where it was when George W. Bush was President when he started: 39.6%. That's where it was when George W. was President.
[私達は労働に対して報酬を貰うべきだ。ただし過分ではない。私達は税区分の最高に位置する特に富める1%のアメリカ人が40万ドル以上の利益を上げている状況を得ているが、ジョージ・ブッシュ、彼が大統領だった時に彼らを支援する政策を始め、最初は39.6%だった。あくまでそれはジョージ・ブッシュが大統領だった時だ。]
We're going to get rid of the loopholes that allow Americans who make more than a million dollars a year and pay a lower tax rate on their capital gains than Americans who receive a paycheck. We're only going to affect three tenths of 1% of all Americans by that action. Three tenths of 1%.
[私達が租税回避を取り除くとアメリカ人は年間百万ドル以上を(予算として)アメリカ人が給与所得税を払うよりそれらの減資収益で低い税率を収めさせる事により作り出せます。私達はこの活動で1%のアメリカ人の10分の3に影響を与えようとしているにすぎません。1%の10分の3です。]
And the IRS is going to crack down on millionaires and billionaires who cheat on their taxes. It's estimated to be billions of dollars by think tanks that are left, right, and center.
[そしてIRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)は金持ちが納税でズルをしないか取り締まります。それは数十億ドルになると大抵のシンクタンクは推定しています。]
I'm not looking to punish anybody. But I will not add a tax burden -- an additional tax burden to the middle class in this country. They're already paying enough. I believe what I propose is fair -- (applause) -- fiscally responsible, and it raises revenue to pay for the plans I have proposed, and will create millions of jobs that will grow the economy and enhance our financial standing in the country.
[私は誰かを罰する為に探しません。しかし私は税負担を、追加の税負担をこの国家の中産階級に増すつもりはありません。彼らは既に充分に支払っている。私は私の提案が公平で財務上の責任を保証し、そして私の提案した計画に必要な歳入を大きく増加させ、そして百万単位の雇用を作り出して経済を成長させ、そしてこの国の財務体質を強化するでしょう。]
<-夢だけ見てる典型的な例。不問にするのはバックにそいつらがついているからw。
When you hear someone say that they don't want to raise taxes on the wealthiest 1% or corporate America, ask them: "Whose taxes you want to raise instead? Whose are you going to cut?"
[あなたは誰かが「1%の富裕層やアメリカに増税したくない」と言っているのを聞いたら彼らに尋ねてください。「代わりにどの税率を上げる?どこを削減する?」]
<-論点のすり替え。代案がないからと言って正当化はされない。努力義務を怠っている。努力義務を怠り怠慢し状況が悪くなれば自身の都合でこういった事を言うのが許されるのか、という部分が最初に考慮されていない。ここはバイ○ン氏のパワハラ発言。どこからも金が持ってこれないから他より裕福なお前の懐から出せ。これが正しいかどうか。正しいとするなら努力しないでもその度に出させればよいという結論になる。非常手段と通常手段の区別がついていない。そしてこの考え方に正当性があるのは中世以前の政治体制。
Look, the big tax cut of 2017 -- remember, it was supposed to pay for itself -- that was how it was sold -- and generate vast economic growth. Instead, it added $2 trillion to the deficit. It was a huge windfall for corporate America and those at the very top.
[これを見てください。2017年の大規模な税軽減です。覚えていますか、それは採算が合うと思われていました。既に売却されていますが。そして大きな製剤成長を起こすと思われていました。代わりに、2兆ドルもの損失が加えられました。それはアメリカにとって大きな失点となり、過去においても非常に上位に位置付けられるものです。]
Instead of using the tax saving to raise wages and invest in research and development, it poured billions of dollars into the pockets of CEOs. In fact, the pay gap between CEOs and their workers is now among the largest in history.
[賃金の引き上げと研究開発に投資して(費用を増す形で純利益を減らしながら)、CEOの懐に数十億ドルを注ぐ代わりにして節税する。実際、CEOと労働者の賃金格差は歴史上最大になっています。]
According to one study, CEOs make 320 times what the average worker in their corporation makes. It used to be in the -- below a hundred.
[この一つの教訓に従って、CEOは属する会社の平均的労働者の320倍の給料とします。100人以下の場合にはこれを適用する。]
<-やる気を失い、競争力を失わせる施行。頑張ったら頑張っただけ稼げて当然という夢想がこれまでのアメリカの原動力。
The pandemic has only made things worse. Twenty million Americans lost their job in the pandemic -- working- and middle-class Americans. At the same time, roughly 650 billionaires in America saw their net worth increase by more than $1 trillion -- in the same exact period. Let me say it again: 650 people increased their wealth by more than $1 trillion during this pandemic. And they're now worth more than $4 trillion.
[パンデミックはただ酷いものでした。2000万人のアメリカ人がパンデミックの中、職を失った。働いていた中産階級のアメリカ人がだ。同時期に、アメリカに居るおよそ650人の億万長者は自己資本が1兆ドル増加しました。同時期にです。私がもう一度繰り返します。650人はこのパンデミックの中、1兆ドルより多く資本を増加しました。そして今や4兆ドルよりも多くなっています。]
My fellow Americans, trickle-down -- trickle-down economics has never worked and it's time to grow the economy from the bottom and the middle out. (Applause.)
[親愛なるアメリカ人よ、トリクルダウン経済効果は上手く働かなかった、そしていつの時代でもボトムアップ、ミドルアップが経済を成長させる、と言っていた。]
<-既得権益層が無駄にはびこり経済の流動性が硬化している(体で言えば動脈硬化している)状況で、ボトムアップしても価値がない。正当な競争が既得権益層によって阻害されている状況ではボトムアップ云々は全く意味がない。そのボトムアップなどが効果を出すのは、それが経済活動に必要な分が不足している状態においてその不足分を供給する形になるから効果が出る。しかし技術力の向上で過剰状態においてボトムアップは何の効果も出さない。一時的に表面的な収入の数字を増やすだけになる。ここで経済の硬直性を失くすには既得権益層(財閥)の解体若しくは革新的技術によるアドバンテージの確保若しくは新たなエネルギー資源の獲得のどれかになる。既得権益層の解体はそこにあった利益を競争で勝ちとる為に行われ、いわば競争に参加する者達にとっては外部から資源を得る(既得権益層からは全損)形になる為に効果がある(結果として実力主義になり能力が高まれば関わる全ての基準が向上し競争力が増し、競争相手(他国)に対して強みが出来る。
ボトムアップはそもそも経済に余力がなければ経済効果を真の意味では引き出さない。簡単に言えば、道路工事において一本目の道路を作って経済効果が出たからその横に同じ動労をもう一本作ったら同じ経済効果が生まれるか、と言えば不定になる。実績があるから同じになると強引に思い込もうとしても現実が付いてこない。その場合、経済効果が出るならそれは一本目の道路ではそこにあるポテンシャルを上手く有効活用できていなかったから、という事実があって2本目によりそれが改善されただけになる。ただ労働者を雇って働かせて実感を与えたからと言って良い結果が勝手についてくるわけではない。この場合、失敗したならかけた投資は全て無駄になる。箱物事業とかの失敗はほとんどこの形になる(自由競争がモラルのある範囲から逸脱して過度な生き残り競争に発展している事には意識が向いていない)。
別の例えで言えば、心臓手術としてバイパスをしたとする。動脈硬化で血管が塞がった部分にバイパスを入れるとバイパスに効果はある。しかし元々健康な部分にバイパスを入れたからと言ってバイパスに効果があるかと言えばない。そもそも入れる必要がないからとなる。心臓手術でバイパスを入れて効果があったからと言ってバイパス手術をすれば常に効果があるわけではない。逆にはならない。そうなるのはその前に効果が出るか判断しているからであり、判断もなしに過去の実績だからと言っても効果があるとは限らない。この場合は経済においてそのセンスがあるかどうか、見極められるかが求められているが、元々その目的を達成するのが狙いではなく、過去にあった事例のおいて自分達に都合の良いものを持ち出し、そこにある利権を占有する事が狙いであるから見極めるセンスも必要ないし、見極める気もない、というのが現状だから、そもそも成果が出るか疑わしい。
また、黎明期のボトムアップは先ほどの道路工事の話の様に、その大外の枠組みにまだ内部の拡大を受け容れられるだけの余力があったから効果があった。例えば峠を越える山道を作って峠を挟んだ地点同士の商売における労力を軽減したとする。その軽減した労力で別の事をして更に稼ぐ事が出来る。その稼ぐために労力が必要なら新たに雇い経済は良くなり生活が良くなる人数も増え潤う。しかしこの場合も今迄の経済規模の外にまだ新たな機会に繋がる余力があるかどうかが焦点になる(経済構造の中に組み込まれ、紙幣流通などの指標の対象として取り扱われる様になる)。また、峠を越えて行う商売が活発化してそれに従事する者が増えれば経済は潤うが、そもそもその商売の規模が限界に達していたのであれば、道を作っても意味がない。道を作ったら経済効果があった、から経済効果を得る為に道を作ったから経済効果があるのは当然と考えるのが間違いだと言う事です。それは元々、(そこに道を作れば制限されていたリソースが解放され拡張した分を有効活用出来る様になると判断して)道を作ったら経済効果があった、のであって、道を作れば勝手に経済効果がついてくるわけではありません。
別の例えをすると、四則演算が出来ない地域に四則演算出来る様に教育を施したとします。その影響はグロスで見ると良い結果に繋がっていると見れますが具体的にどうだと言う部分を追求していないのであれば、「何だか良く分からないが上手く行っているから良いか」程度の認識になってしまいます。でその程度の認識で以前の実績を真似て確実に望む成果が出るかどうかは当然疑わしくなります。例えば四則演算出来る様になったとしましょう。するとどの様な事が起こるかを考えて見ます。物の分配で誰が多いだとかで揉める事が少なくなります。ここで労力の無駄遣いが減ります。物資の貯蓄や準備において必要な量を適正に配分できる為に物資の有効活用が出来、無駄使いしなくなります。すると労力が確保できたなら他に回す事が出来生産性が上がります。物資の消費が削減できたならその物資で別の仕事が出来ます。するとその地域の生産性があり経済が活性化します。ボトムアップとはこういった効果を狙うものです。どちらも可知不可知にかかわらずそこにまだ成長する為の余地が残されているから経済が成長し活性化します。
ではここでバイ○ン氏の政策でそういった余力を有効活用する事が出来るでしょうか、となると現状の玉虫色のあやふやな案では出来るかどうかすら分かりませんw。全部が「あったらいいな」の子供の夢見事です。
You know, there's a broad consensus of economists -- left, right, center -- and they agree what I'm proposing will help create millions of jobs and generate historic economic growth. These are among the highest-value investments we can make as a nation.
[あなたは知っていると思いますが、経済学者の大まかな同意によるまとまり、左派、右派、中道派などですが、彼らは私が提案している百万単位の雇用創出が歴史的な経済成長を助けると同意している。]
<--遠の昔に、利害関係の一致する物事なら間違っていても否定しない利己益優先のお抱え学者が大半なので意味がない。そしてイエスマンの量産後にイエスを大量に貰えるからといって健全性が確保されるわけでもない。アラームがならない様にすれば、アラームがなるべき状態にならないわけではない。単にアラームがなるべき問題が発生している状態になってもアラームがならないだけである。それを問題が発生せずにアラームがならないのと同一視するのは滑稽。
I've often said: Our greatest strength is the power of our example, not just the example of our power.
[私はしばしば言っている。私達の偉大な力強さは私達のこれまでの実績の力であり、私達の力の証明ではない。]
<-恐らく言いたいのは積み重ねてきた経験による確かさが強みなんであって、現状の(頼りない)自分達の力が強みなんではない、という事でしょう。つまり、保身に傾く民衆に他力本願を思わせて、自身があまり頑張らなくともどうにかなる、と思い込ませたいという話の展開だと思われます。
In my conversations with world leaders -- and I've spoken to over 38, 40 of them now -- I've made it known -- I've made it known that America is back. And you know what they say? The comment that I hear most of all from them is they say, "We see America is back but for how long? But for how long?"
[世界の指導者達との会談の中で、私は38人以上と話してきており、今、40人になっていますが、私はアメリカは復活すると発表しました。そして彼らが何と言ったか知ってますか?コメントは彼らの多くはこう言いました。"私達はアメリカが復活するのは分かりますが、実際どのくらいで?"、"実際どのくらいで?"と言ったのです。]
My fellow Americans, we have to show not just that we're back, but that we're back to stay and that we aren't going to go it alone. (Applause.) We're going to do it by leading with our allies. (Applause.)
[親愛なるアメリカ人よ、私達はすぐには復活しないと見なければならない、しかし、私達は元の状態に戻し、私達は(世界から)取り残されたりはしない。私達は私達の同盟者と共に主導していく必要がある。]
No one nation can deal with all the crises of our time -- from terrorism, to nuclear proliferation, mass migration, cybersecurity, climate change, as well as experi- -- what we're experiencing now with pandemics.
[一つの国家で私達の時代に起こる全ての危機に対処出来る事はない。テロリズム、核拡散、サイバーセキュリティ、気候変動、その他のあらゆる起こり得るもの、私達は今パンデミックを経験しています。]
<-他国と競争する、と言いながら同時に協調しなければならないと説く。矛盾がないかに見えるが性善説を前提にしており、他国が同意して付き合ってくれるかは未知数。そして人口が増えすぎて生き残り競争、椅子取りゲームをしなければならない状態に意図的に追い込んだ後に、この主張は矛盾を排除出来ない。現代社会のテロの一部はアメリカなどの先進諸国の高い技術力によるマウントでの経済侵略により発生しているのを自分達に都合の良い所だけ見て語っている。右手で握手しようとしながら相手が来たら左手で殴るというやり方。殴り続けて相手を追い詰めて相手を従順にしながら握手してきたアメリカでこの主張を聞いても周囲は冷ややかな対応しか出来ない。自由競争を押し付けて椅子取りゲームを仕掛けた側が仲良くしようねと言っても信用出来ないが、自分達に都合の良い夢を見たいならこれに賛同できる。<-つまりは自分達が何を言っているのか、何をしているのかを理解出来ていない。
There's no wall high enough to keep any virus out. And our own vaccine supply -- as it grows to meet our needs; and we're meeting them -- will become an arsenal of vaccines for other countries, just as America was the arsenal of democracy for the world -- (applause) -- and in consequence, influenced the world. (Applause.)
[いかなるウィルスも遮断し続ける防御策はありません。そして私達のワクチン供給、それは私達のニーズに合わせて拡大し現在も供給され続けているのですが、他国向けの備蓄になるでしょう。今まさにアメリカは世界に対して民主主義の供給元になり、結果として世界に影響を与えるでしょう。]
<-もう滅茶苦茶なんではないでしょうか。英訳になれてないからかもしれませんが、ここで"arsenal(兵器庫)を使うのは果たして正しいのかどうか。前段階で協調性を訴えておいて、次の関連内容で攻撃的な言葉を使う。どこに協調性を感じさせる内容があるんでしょうか。それがウィルスに対しての攻撃性なのかワクチン供給によって相手の経済に攻撃する為のものかが曖昧に見えます。もし民主主義(資本主義ではない)に則ってどうこう言うなら、もっと穏便な言葉遣いで良いのでは。私達はワクチン供給を世界規模にまで広げ、手を差し伸べる用意がある、とか何とか。それをあえて士気高揚の為の文言に置き換えている。それと協調性は些か相関が低いと思われます。相手に話し合いに行くと言いながら臨戦態勢で興奮しながら行くようなものを果たして協調性があると評価できるのか、と相手側から見ればどう見えるかです。
But every American will have access before that occur- -- every American will have access to be fully covered by COVID-19 -- from the vaccines we have.
[しかしアメリカ人の皆は事態が起こる前にアクセス出来るでしょう。アメリカ人の皆はCOVID-19に対しての完全な支援にアクセス出来るでしょう。私達はワクチンを持っているのだから。
<-協調性だ民主主義で平等の精神だとのたまいながら、次の瞬間には"アメリカ人は(他国と違って)特権を持つ"的な発言するw。かつてあった民衆受けの良い言葉をつなぎあわせた感がすごいですw。やりたいのは自尊心をくすぐりながら自分達はすごいという優越感を与えて演説の賛同者を増やしたいのでしょうが、ちょっと冷静に見れば士気高揚面と惹き付けにおいてヒトラーの尻尾にもなれない三流政治家なのが良く分かります。]




