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イソジンの歌

葉の雨

作者: イソジン

未練がましい男の秋の歌です。

不完全燃焼の今に

やる気がまだあったあの頃

大好きだったあの歌と

君がリンクする


ひきずったままの今に

やる気がもうでない心

あれから好きな本とずっと

僕は捨てられない


きっかけは些細なケンカで

小さな勘違いの末の過ち

すぐに謝れなかった僕は今も

君のことが好きでいるよ


寒くなり始めた秋の道で

昔は隣で笑ってた姿を浮かべながら

色ずく前に落ちる葉の雨を眺めていた

水に映った顔は

たいそうひどいもんでしたね。

君だったら笑ってくれたのかな。




何の役にもたたない今に

頼られる嬉しさを知ったあの頃

君が大好きだった歌が

僕をいじめだす


あれから一人、僕の今は

あの頃思ってたよりも寒い

二人でいったラーメン屋

ずっといけないでいる


きっかけを探して連絡を

送ってみたが音沙汰はない。

返ってくることがないことは

言われなくてもわかっていたよ


寒くなり始めた秋の道

昔は隣で笑ってた姿を浮かべながら

色ずく前に落ちる葉の雨を眺めている

今の僕ときたら

たいそうひどいもんでしょうね。

君だったら笑ってくれたのかな。



君と別れて数度目の秋は

見慣れた並木通りに色が灯って

流れる歌は変わっていく。

どうやら比較的暖かくなるらしいね



寒くなり始めた秋の道

昔は隣で笑って姿を浮かべながら

色ずききって落ちる葉の雨を眺めていた

今の僕を見て

ひどい顔ね。と声をかけて

君だったら笑ってくれたかな。


















葉の雨→リーフレイン→リフレイン→思い出す

みたいなダジャレです

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― 新着の感想 ―
[良い点] 書くのが楽しくてタイトルに繋がった瞬間に嬉しいって感じる作品ですね。 「あとがき」も含めカッコイイって感じる作品でした。
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