表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫の能力自慢  作者: ロト
1/1

『鼻』 『嗅覚』

飼い猫ロトが、暇潰しに書く『猫能力自慢』+『雑学』


第一回は鼻と嗅覚。


猫が好きじゃない人にはどうでもいい話。

猫が好きな人でもどうでもいい話。



 みなさん、こんにゃちは。


 飼い猫のロトと申しますにゃ。


 オスの四歳にゃ。人間で言うと三十二歳くらいにゃ。


 今日は飼い主さんが出掛けてる隙に、勝手にPCを起動させて猫について投稿するにゃ。


 完全に僕の暇潰しにゃ。小説には一切関係無いにゃ。覚悟するにゃ。


 猫が何を投稿するかって? 簡単にゃ!


 僕達、猫の素晴らしい能力を人間たちに自慢する為にゃ!


 あと、最後に僕から皆へのお願いもあるにゃ。


 猫を飼ってる人は、それだけでも見て欲しいにゃ。


 猫の自慢話なんか興味ねーよって人間は、ページをそっと閉じるにゃ。


 猫の起源とか、進化の歴史とか難しい事が知りたい人は、いくらでもそういった事が載ってるサイトや本があるから調べるといいにゃ。


 今回は兎に角、猫の能力自慢にゃ。


 じゃあ早速いくにゃ!


 先ずは僕たちの『鼻』『嗅覚』についてにゃ。


 猫と言えば眼か耳だろって? 甘いにゃ!


 猫にとって鼻と嗅覚は、人間にとって目と同じくらい大切なんだにゃ!


 猫が嗅覚を失うという事は、死を意味すると言っても過言じゃ無いにゃ!


 じゃあ僕たちが鼻を使って何をしているか。


 ずばり!


 食べられる物か、食べられない物かを判別しているにゃ。


 え? 人間と大差無い?


 それだけじゃ無いにゃ。


 他にも沢山お仕事があるにゃ。


 まず、食べられる物の判別。これは僕達猫には非常に重要な事なのですにゃ。


 人間は食べられる物の判別を目と鼻、自分の持っている知識、他人に教えて貰った知識で判別しているにゃ。


 でも、猫には残念ながらそういった知識を教えてくれる教育機関はないのですにゃ。


 唯一教えて貰えるのが、お母さんにゃ。


 でも、お母さんも万能じゃないのにゃ。


 自分が捕ってこられる獲物についてしか教えられないのにゃ。


 あとは自分が実践して覚えて行くしか無いんだにゃ。


 しかも、ブリーダーさん等によって繁殖されている猫は人間が管理して育てるので、狩猟についてはズブの素人なのですにゃ。


 もしもこれらの猫が飼い主さんに捨てられれば、知識の欠如により、厳しい自然界で生き残る事は難しいですにゃ。


 あとは空腹を満たすため本能に従い、鳥を自力で捕るか、動物の死骸や残飯を漁るかになってくるにゃ。


 その時に役に立つのが嗅覚にゃ。


 猫は眼で食べられるかの判別が出来ないのにゃ。狩りの際、獲物か天敵かの判別は眼で出来るにゃ。


 つまり、ニオイでこれは食べられる、この死骸は腐っている。を判別しているのにゃ。


 食べられる物のニオイデータは、6,000万年前の猫の祖先から続く本能に染み付いた過去データを参照しているとも言われているにゃ。


 もしくは、イエネコの祖先リビアヤマネコかもしれないにゃ。


 まあ本当の所はわからないのですにゃ。一つの仮説にゃ。


 野良猫や捨てられた猫はそうやって細々と命を繋いでいるのにゃ。


 みんな、くれぐれも僕達猫を捨てたりしないで下さいにゃ。


 そうそう、猫を飼っている人でドライフードあげてる人は多いと思いますにゃ。


 お皿に入れた直後は美味しそうに食べるけど、食べ残して時間が経過したドライフードは全然食べてくれないって経験は無いかにゃ?


 あれが猫が鼻で食べ物の判別をしてると分かる良い例にゃ。


 見た目は同じなのに食べないにゃ。


 それは時間が経過すると、猫が好むニオイがドライフードから揮発してしまって、猫がこれは食べられないと判断してしまうからにゃ。


 新しいドライフードにコッソリ混ぜたり、鰹節をかけてあげたりすると、一緒にまとめて食べてくれるので試してみて下さいにゃ。


 冷蔵庫から出したばかりのエサもニオイが少ないので、あまり食べない事があるにゃ。


 そういう時はちょっとだけ温めてあげるとニオイが出てきて良いですにゃ。


 温め過ぎは注意にゃ。理想は人肌。35~40度位にゃ。


 生きて行くうえで、食べるという事は必至事項にゃ。


 これだけでも、猫の鼻が大事だってことがわかってくれたかにゃ。


 食べる事について、もう少しだけ大切な機能が鼻にはあるにゃ。


 ここからは僕達ネコ科にしか無いと言われる自慢の機能にゃ。


 実は僕たちの鼻は温度計になるのですにゃ。


 主に食べ物、飲み物の温度を確認しますにゃ。


 冷たすぎないか、熱すぎないかの判別に使いますにゃ。


 食べ物にギリギリまで鼻を近づけ、周囲の空気を吸い込むにゃ。そして温度を測るにゃ。


 人間も確かに似たような事は出来るんだけど、猫とは比較にならないローテクなものにゃ。


 僕達猫の鼻は食べ物、飲み物の温度を0.5度刻みという精度で測る事が出来るにゃ。


 もはや歩く温度計にゃ。今度から僕達のことは猫じゃなく温度計と呼ぶにゃ。


 ただし、測った温度を飼い主さんに伝える能力は無いにゃ。ごめんなのにゃ。


 次はよく比べられる犬と猫の嗅覚の差にゃ。


 悔しいけど、さすがの僕達も犬の嗅覚には敵わないにゃ。そこは認めるにゃ。


 でも人間になら楽勝にゃ。


 猫は人間の嗅覚の数万~数十万倍という能力があるにゃ。


 ちょっと誤解がありそうなので説明するにゃ。


 人間より数十万倍強くニオイを感じるって意味では無いですにゃ。


 ニオイの強さの感じ方は人間と大差無いか、ちょっと強く感じる程度と言われてますにゃ。


 ニンニクやドリアンなんかのニオイを数十万倍強く感じたら、さすがの僕達も死んでしまいますにゃ。


 数万分の1~数十万分の1のニオイを感じ取れるという意味ですにゃ。


 小さな小さな、分子レベルのニオイを感知出来ちゃうって事にゃ。


 まだ分かりにくいかにゃ?


 つまり僕たちは。


 旦那さんが綺麗なお姉さんと遊んできて、奥さんにバレないように必死に消臭してきたニオイも感知しちゃいますにゃ。


 旦那さん、奥さんには隠せても猫にはバレてるにゃ。


 でも、僕達は餌代稼いでくれてる旦那さんの味方だから言わないにゃ! 絶対!


 あとニオイで重要なのは、猫同士の縄張り確認にゃ。


 猫は自分の縄張り、安全圏を形成する生き物にゃ。


 どうやって確認するにゃ。人間みたいに柵を立てたり出来ないので、ニオイを使うにゃ。


 柱や木の根元といった所のニオイを嗅いで、誰の所有物か確認するにゃ。


 欲しいエリアなら、自分のニオイを上書きして奪っちゃうにゃ。


 近所で猫がケンカしていたら、縄張りの取り合いをしていることがほとんどにゃ。


 この縄張りというのが中々、僕達猫にとっては厄介なのにゃ。


 美味しい獲物が取りやすいエリアや、メスが近かったり多いエリア。


 そういうエリアは人気なので常に取り合いになるのにゃ。


 猫達も日々戦っているにゃ。寝てるだけじゃ無いにゃ。


 あと縄張りには見えない重要な特殊効果があるにゃ。


 それは、縄張り内にいると戦闘の際、攻撃力と防御力に上昇補正がかかるにゃ。


 ちょっと違うかにゃ? 主に防御力に補正がかかるにゃ。


 もし自分より強い猫が縄張りに侵入して来ても、自分の縄張り内だと有利になるにゃ。


 人間達なら知っているかもしれないのだけれど、攻め手は守り手の3倍の兵力が必要と言われているにゃ。


 実はこの法則、猫にも通用するのにゃ。


 つまり防御側に地の利という補正がかかるのにゃ。


 防御側は攻め手より有利な位置。例えば相手より高い場所や格闘戦に持ち込みにくい場所で待ち受ける事が出来るんだにゃ。


 それに対して攻め手側は基本的に真正面から突っ込むしかないにゃ。


 自分の縄張りじゃ無いから、敵の援軍にも気を払わないといけないので、相手の縄張り内だとドキドキするにゃ。


 みんなは猫が威嚇し合ってるの見たことあるかにゃ?


 見てると大体、どっちが攻め手か分かるにゃ。


 威嚇しながらたまに周囲を見渡す方が攻撃側にゃ。


 援軍を警戒してるにゃ。


 対して防御側は、攻め手から目を離さずひたすら威嚇してるにゃ。


 今にも飛び掛かりそうな勢いにゃ。でも、飛び掛からないにゃ。


 防御側の意図は、よそ見してるとこっちが飛び掛かるぞ!ってプレッシャーを与える事なんだにゃ。


 状況によってはフェイント掛けたり、強気に飛び掛かっちゃう事もあるにゃ。


 こうなったら、もはやケンカどころでは無いにゃ。


 威嚇し合って根負けするのは大抵、攻め手にゃ。


 攻撃しにくい位置、背後から援軍に殴り掛かられるかもしれない恐怖心で逃げちゃうにゃ。


 まあもちろん例外も多数あるにゃ。


 縄張りの哨戒線(しょうかいせん)を突破されて奇襲を受けたりするにゃ。


 想定外の遭遇戦もあるにゃ。


 あと情報戦で既に負けている。とかもあるにゃ。


 情報戦に負けるっていうのは、攻め手が数度の威力偵察を行い、防御側に仲間の援軍が無い事が判明しているってことにゃ。


 情報戦としては他にも、攻め手の威力偵察によって、防御側の戦闘力不足が完全に露呈しちゃってる事もあるにゃ。


 こうなると攻め手はかなり強気に攻めてくるから怖いにゃ。


 縄張り争いは命懸けなのにゃ。


 ちなみに、猫の縄張り争いのほとんどが威力偵察や、威嚇し合ってガン飛ばしで終わる事が多いにゃ。


 もし白兵戦になっても、一瞬の殴り合いで終わる事が多いにゃ。


 これはお互いに、怪我をして死亡につながるリスクを避ける本能が働くためにゃ。


 うっかり他の猫の縄張りに入って見つかったら怒られるので、その際に僕達は嗅覚を使って、通って大丈夫かを確認するんだにゃ。


 もし嗅覚が無かったら、あっちこっちで怒られて目の敵にされて生きて行けなくなっちゃうんだにゃ。


 僕達にとって嗅覚は世渡り上手になる為の必須アイテムなのにゃ。


 余談になるのだけれど、犬の嗅覚は人間の100万倍以上にゃ。


 ニオイの種類によっては1億倍になるそうにゃ。敵わないにゃ。


 犬さんカッコイイいいにゃ。


 僕達の鼻は実用性満載の高性能アイテムなんだけど、ユニークな機能も備わってるのにゃ。


 例えば鼻紋(びもん)。これは人間でいう指紋にゃ。


 僕達の鼻には鼻孔・鼻唇溝・鼻紋という構造があるんだにゃ。


 これらの形や模様は怪我でもしない限り、生涯変化することが無いのですにゃ。


 しかも、一卵性双生児だろうがクローンだろうが個体差があるそうにゃ。


 まさにオンリーワンの鼻紋にゃ。


 僕もあまり詳しくないのだけれど、昔この猫の鼻紋を登録してビジネスにしようとした会社があるそうにゃ。


 迷い猫とかを特定するのに保険ビジネスでも考えていたのですかにゃ?


 上手く行かなくて無かった事になったそうですが詳しい事はわからないにゃ。


 また余談だけど、牛さんは鼻紋で個体管理しているそうですにゃ。


 ユニークな機能はまだあるにゃ。


 それは、猫好きなら知っている鼻チューにゃ。


 猫好きなら、されてイヤな人はいないはずにゃ。


 これにも意味があるにゃ。


 まずは「こんにちは」にゃ。


 もし自分の猫が朝、顔を合わせた時に飼い主の顔に向かってニオイを嗅ぐ素振りを見せたら、「おはよう、鼻チューしよう」って言ってるにゃ。


 顔を近づけてあげたら、もれなく鼻チューのプレゼントにゃ。


 他にも、あなたを信頼していますって意味もあるにゃ。


 敵じゃないですよー。仲間ですよーって意味もあるんだにゃ。


 つまり僕達の鼻はコミュニケーションツールにもなっちゃうんだにゃ。


 人間同様に猫もコミュニケーションは大切なんだにゃ。


 仲間がいると色々な事が有利にゃ。


 捕った獲物を融通し合ったり、広い縄張りを相互に警戒監視してカバー出来るにゃ。戦闘になった時は高確率で援軍に駆け付けるにゃ。


 戦闘に加わらなくても、遠巻きに仲間を見ていてあげるだけで、縄張りに侵入してきた敵へのプレッシャーになるんだにゃ。


 猫はハンターだから、一対一の白兵戦は得意だけど、複数戦は非常に苦手なんだにゃ。


 弱そうな仲間でも後ろにいられると、攻め手側からしたら気が気じゃないんだにゃ。


 猫は主従関係の無い生き物だけど、ちゃんと仲間意識はあるんだにゃ。


 僕も飼い主さんの事は、ご主人様なんて思ってないにゃ。


 友達だと思ってるんだにゃ。


 ここでちょっと、飼い主さんが気になっているかもしれない行動を紹介するにゃ。


 多頭飼いしてる飼い主さんなら見たことがある、他の猫のお尻のニオイを嗅ぐ行動。


 僕達猫には当たり前の行動なんだけど、ビックリする飼い主さんもいるみたいなんだにゃ。


 あれにもちゃんと意味があるにゃ。


 お尻のニオイで仲間が元気か確認しているんだにゃ。


 元気が無いと、いつもと違うニオイがするからわかるんだにゃ。


 人間の嗅覚ではわからないにゃ。


 僕達の高性能の鼻じゃないとダメにゃ。


 元気が無いようなら、餌を捕ってきてあげたり、譲ってあげたり、その日は外敵に襲われないように近くで守ってあげることもあるにゃ。


 これは必ずしも、仲間の為にやっているわけではなくて、仲間を失うことは自分にとってもリスクがあるということを本能的に理解しているからなんだにゃ。


 少し意地悪な言い方をすると、仲間は自分の命を守るための『盾』だということだにゃ。


 でも猫達は、仲間=『盾』と思っていても、決して仲間を疎かにはしないんだにゃ。


 餌を分けてあげたり、弱っていれば守ってあげたり、仲間のお手入れと管理を大切にするんだにゃ。


 人間にも同じような感情があるらしいけど、大きく違うところがあるんだにゃ。


 人間には保身の為に仲間を見捨てる『捨て駒』という悲しい本能が備わっているんだにゃ。


 他者を敵に与えて自分の身を守る本能にゃ。


 勿論、厳しい生存競争を勝ち抜く為に大事な本能とも言えるにゃ。


 でも僕の知る限り、人間のみにある悲しい本能だにゃ。


 まあ本当は僕達猫や、他の動物にも『捨て駒』という本能はあるんだにゃ。


 ただ、人間の言う『捨て駒』とは真逆の本能なんだにゃ。


 それは、自分の身を犠牲に仲間や家族を守る意味の『捨て駒』なんだにゃ。


 いわゆる自己犠牲にゃ。特にお母さん猫やグループのボス、斬り込み隊長に顕著に出るにゃ。


 自分を囮に、子猫や仲間を逃がす行動にゃ。


 人間と動物の決定的違いはここにあるんだにゃ。


 人間は自分自身の種の存続を優先する。動物は種全体の存続を優先することにゃ。


 勿論、人間にも自己犠牲という素晴らしい本能があることは知っているにゃ。


 人間だって負けてないにゃ。素晴らしいにゃ。


 ちょっと話が脱線しちゃったにゃ。

 

 僕達も食べて寝てるだけじゃ無いんだにゃ。


 色々、生きる為の知恵を働かせているにゃ。


 ここで、一つ飼い主さんに注意して欲しい事があるんだにゃ。


 該当する飼い主さんは多くないと思うんだけど、休日とかに愛猫と一緒にアロマセラピーしてる人はいるかにゃ?


 アロマセラピーの精油成分は肝臓で代謝するんだけれど、猫の肝臓はこの精油成分を代謝出来ないのにゃ。


 長期間こういった環境に猫がさらされると、肝不全の原因になるんだにゃ。


 酷い場合、急性中毒を起こすので注意して欲しいにゃ。


 僕達猫は、一日でも長く飼い主さんと一緒にいたいから、気を使ってあげてくれると嬉しいにゃ。


 そして最後に飼い主さんへのお願いがあるにゃ。


 飼い主さんはきっと愛猫に可愛い名前を付けてくれているはずにゃ。


 僕も『ロト』という大切な名前を付けてもらいましたにゃ。


 僕は、人間並みの知能を獲得しているので、『ロト』が自分の名前だと認識出来ますにゃ。


 でも、他の猫達には自分の名前という概念が無いのですにゃ。


 例えば、『タマ』という名前の猫がいたとするにゃ。


 「タマー」


 とか


 「タマ、こっちおいでー」


 こうやって呼ぶ飼い主さんは多いと思うにゃ。


 でも猫からすると、名前を呼ばれた認識は無いのにゃ。


 名前という概念が無いからにゃ。


 つまり猫からすると、自分に対する親愛の証やエサをくれる合図、という認識になるのにゃ。


 何が言いたいかというと、みなさん自分の猫を怒る時に無意識にこんなこと言ってないかにゃ?


 「タマッ!!」


 とか


 「こらっ! タマ!」


 猫を怒る事自体あまりよろしくないのですが、上記の怒り方は最も悪い怒り方なのですにゃ。


 名前の概念が無い猫にとって、「タマ」の掛け声は親愛の証だったはず、なのに飼い主さんは怒っているにゃ。


 猫は人間が想像している以上に、相手の感情を読むのが上手な生き物なのですにゃ。


 親愛の証の掛け声なのに怒っている? どういうこと? なんで?


 と、猫の頭はもうパニックですにゃ。


 こんなことが何度も続くと、猫の頭の中で「タマ」の掛け声に不信感が芽生えますにゃ。


 「タマー」って言ってる。エサくれるの? 怒ってるの? こいつは本当に仲間か?


 どんどん猫はあなたに不信感が強くなっていくにゃ。


 こうなったら飼い主さんと猫の信頼関係は崩壊ですにゃ。


 うちの猫は名前で怒ってるけど仲良しだよって思っている人いるかにゃ?


 僕達猫からすると、それ仲間とか友達では無いんだにゃ。


 餌運んでくる人なんだにゃ。


 だからお腹空いたらバンバン近く行くのですにゃ。


 餌持って来て欲しいからにゃ。


 餌を早く出してっていう催促なのですにゃ。


 言わば、「この人の近くで鳴くと、餌が出る」っていう条件反射に近いにゃ。


 それ以上の特別な感情は無いんだにゃ。


 ちょっと長くなっちゃいましたが、万が一猫を怒る場合は、()()()()()を必ず一つに決めてあげてくださいにゃ。


 「コラッ」 「めっ」


 と、一言でイタズラをした瞬間に猫の眼を凝視して言ってあげて欲しいですにゃ。


 決して猫の名前で怒らないでくださいにゃ。


 猫の名前というのは、猫にとっては飼い主から与えられた唯一無二の()()()()()()()()なんですにゃ。


 どうか名前を大切にしてあげて欲しいですにゃ。


 ロトからのお願いですにゃ。


 出来れば猫には絶対怒らないっていうのを、基本スタンスにしてくれると嬉しいにゃ。


 イタズラをされたから怒る。では無く。


 イタズラをされた⇒原因を探す⇒原因特定⇒対策を講じる。


 こういう流れがベストですにゃ。


 ちなみに言うと、僕達猫にイタズラしている認識は無いですにゃ。


 本能が壁や柱で爪を研がせてるんですにゃ。


 狩りの練習に夢中になって、ティッシュの中身を全部放り出すのですにゃ。


 僕達猫は人間と共存していますが、人間では無いですにゃ。


 飼い主さんが持っている人間の概念は、何一つ通用しないですにゃ。


 人間のルールを押し付けるだけでは愛猫と信頼関係を築くのは難しいですにゃ。


 僕達に悪気は無いということは理解して欲しいですにゃ。


 僕の飼い主さんはとっても理解してくれてるにゃ。


 僕がティッシュの中身を放り出しても、何も言わずに片付けてくれてるにゃ。


 ティッシュを僕の手に届く所に置いたのは、飼い主の過失だと言っているにゃ。


 それどころか、ヤケクソになってティッシュの雨を降らせて一緒に遊んでくれるんだにゃ。


 食事中テーブルに乗っても、黙って降ろされるだけにゃ。


 邪魔なのかにゃ? と気付いたから最近は、隣の椅子に座って手で飼い主さんをペチペチちょっかい掛けてるにゃ。


 それでも飼い主さんは「ロトー」って呼んで遊んでくれるにゃ。


 僕はそんな飼い主さんが大好きにゃ。大親友にゃ。


 みんなもそうやって愛猫と触れ合ってくれると嬉しいですにゃ。



みなさん、いかがだったかにゃ。


知ってる事も知らない事もあったかにゃ?


猫の研究は日々進化しているので、数年後に違う見解も出てくるかもしれないにゃ。


あくまでも、ロトの独学と実体験にゃ。


気が向いたら、第二回もやるにゃ。


猫は気まぐれなんだにゃ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ