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転生吸血鬼の異世界生活  作者: 猫湯
6/6

6話

遅くなってすいません!

ちょっと忙しくて書けていませんでした…

村に入り少し歩き、一軒の家の前に着くとノーラちゃんが立ち止まった。


「ここが私のお家です、入ってください。」


ノーラちゃんは、ただいまーと声をかけながら家の中に入って行った。


靴は脱いだりしないのかと考えながら後に続くと、中には若い女性が料理を作りながらこちらを見ていた。


「あら、お帰りなさい。そちらの方は?」


「この人はね、フィーネさんって言って、私を助けてくれたの!」


ノーラちゃんはそう言うとゴブリンに襲われたことを話した。


女性は助けてくれた聞いて不思議そうにしていたが、話を聞き終わると心配そうな表情でノーラちゃんを見ていたので、怪我がないことを言うと安心したように息を吐き頭を下げてきた。


「フィーネさん、娘を助けていただいてありがとうございます。あの、よかったらお礼がしたいのですが…」


お礼か、一晩くらい泊めてもらえたらありがたいな。異世界に来てからずっと歩きっぱなしだし疲れにくいと言ってもさすがに腰を落ち着けたいしね。


って、ちょっと待って。今、娘って言わなかった!?

てことはこの人がお母さんってことだよね、若すぎない!?

とても一児の母には見えないんだけど!


「あの、どうかしましたか?」


びっくりしすぎて返事をし忘れていると、どうかしたのかと心配そうにこちらを見てきた。


「あぁ、すいません。お礼の事なんですが、一晩泊めてもらえたりしないですか?」


「ぜひ泊まっていってください。そうだ、お昼ご飯まだでしたら一緒に食べませんか?」


笑顔でそう言ってくる姿はやっぱり一児の母には見えなかった。



〜〜〜〜〜


レイラさん(ノーラちゃんのお母さん)に勧められ、一緒にお昼ご飯を食べた後はノーラちゃんに連れられて村の中を見て回った。


カルロが言っていたように、確かに観光とかはする場所はなかったけど、鼻歌を歌いながら洗濯する女性、談笑しながら畑を耕す男性などが見え、村ののどかさと豊かさが感じられた。

しかも、村唯一の商店を営んでるお婆さんは、カルロに聞いたのかボクがノーラちゃんを助けたことを知っていたらしく林檎に似た真っ赤な果実をくれた。


村を一通り見て回った後は村の子供達と一緒に夕方になるまで遊び、夜はノーラちゃんの家族と一緒に談笑しながら夕食を食べ、久しぶりにのんびりと過ごせた。


レイラさんに案内され寝室に行きベットの上に寝っ転がりながら今日1日のことを振り返っていると流石に疲れていたのか眠くなってきた。


吸血鬼でも眠くなるんだな、と思いつつ眠気には逆らえずボクは眠りの海へ沈んでいった。



〜〜〜〜〜


夜中にふと目が覚めた。


まだ夜のはずなのに外が騒がしい。

お祭りのような騒がしさではなく、どちらかといえば怒号が飛び交っているような騒がしさ。


村の誰かが喧嘩でもしているのかな?

見に行こうかな。いや、野次馬とかじゃなくて危なそうだったら止めるためにだよ?


ちょっとした言い訳をしながらみんなを起こさないようにそっと移動して玄関に近づく。


それにしてもちょっとうるさすぎないかな、まるで大人数で喧嘩でもしてるみたいだ。

そう思いながらドアノブに手をかけようとしたらゆっくりとドアが開き始めた。


開いたドアから見えたのはニヤニヤと薄ら笑いをしている二人の男だった。

二人の男は少し驚いた顔をすると再びニヤニヤとしながら話しかけてきた。


「ダメだぞ嬢ちゃんこんな夜中に起きてたら、悪い盗賊に捕まっちまうぞ?」


「そうそう、危ないからお兄さん達と一緒にいようか。」


笑いを堪えるようにそう言ってきた二人の隙間から見えたのは、昼間に談笑しながら畑を耕していた男性が剣で斬られて倒れこむ様子だった。


あぁ、そう言うことか。


「お前達、敵だな?」


自分でも驚くような低い声が口から出た。


一瞬のことだった、自分でもいつやったのか分からない程のスピードで男達の首を斬り落とした。


ごろりと転がる首を一暼し、再び前を向く。


何人かの男は斬り伏せられている。

女、子供は一箇所に集められ拘束されている。


子供は恐怖で泣き、女は子供を守ろうとはしているが自分自身も恐怖で震えている。


「はやく、敵は殺さないと」


無意識のうちに口から言葉が出た。


その通りだ、はやく敵を殺してみんなを助けないと。






いきなり殺伐とした雰囲気になりました。

正直こういう雰囲気は描くの苦手です…


読みづらいとかありましたらどんどん言ってください、全力で直します!


誤字脱字等ございましたら報告お願いします。

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