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捕らえた強敵

俺は目黒怨めぐろえん

種族は悪魔で職業は殺し屋。

怨みのある奴俺が代わりに晴らしてろう。

金は一銭もいらんが、代わりに怨みをいただくぜ。


「頼む!」

その男は俺に会うなりいきなり土下座をして頼み込んだ。

「あんた、怨みを持っても晴らせない人間の代わりに晴らしてくれるんだってな!?」

「そうだ」

「一生のお願いだ、俺の怨んでいる奴を仕留めてくれ!!」

「いいだろう」

土下座までして頼むというのはよっぽどの強敵に違いない上に、ここまで頼み込まれる気分も悪くない。それに、この男はなかなか上質な怨みの感情を放っている。

おかげで俺の腹も満たされた。引き受けない手はない。

早速奴のいう怨みを募らせている奴の元へと向かった。だが――

「また、失敗だ…ッ!」

手元が狂い、奴をまたしても仕留めそこなった。

「おのれ、俺を舐めるなっ」

長時間の格闘の末、ついに男が怨んでいる奴を捕らえた。

俺はクレーンゲームのクマのぬいぐるみを奴に渡し、その場を去る。

「ゲームのラスボス、運動会の二人三脚、そして今度はクレーンゲームの景品とは、俺も舐められたものだ……」

クレーンゲームに費やした金は自腹だったため、損をした気分になった。

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