BADEND 抗えぬ俺の 青い春 (字余り)
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青春。
漢字二文字にするなら簡単だが、謳歌するには難しい。
青春時代、若く元気な時代というのは普通に考えて
中学~高校時代だと思われる。そこで代表的なものは高校時代。
中学生は受験で手一杯だし、漫画や小説で題材にされる時代では
ないであろう。つまりだ、中学生で青春を謳歌するのではなく、
高校生のときが青春を謳歌する時代であり最後の時代である。
高校時代なら友達だって長続きできそうだし、付き合ってる子とも
その後の展開も期待できるだろう。中学生の時の友達と恋人は
長続きしない、ってよくいわれるしな。とゆうことは、
高校時代とは「青春時代」というわけである。
青春とは人それぞれ色々あるだろう。友達と楽しく過ごす青春。
恋人とイチャラブムフフな青春。あるいは友達・恋人すべてをもつ青春。
そしてこれらの青春をおくれる奴は「リア充」と呼ばれるものだろう。
リア充とはリアルが充実している奴らを示す。
仲が良い友達持っていれば十分にリア充だと思われるのであるが、
最近のやつらは友達もってるのは普通で、友達&恋人がいるやつが、
リア充の称号があたえられるのだ。恋人(リア充)>親友>友達>>>ぼっち
これが学生の称号の位である。ぼっち、最下位。
え?俺の青春?・・・ふ、ふふふ、ふっふっふ、はっはっは、ない。
え?リア充?・・・・ふふふふ、はっはっは、アハハハハハハ、違う。
え?俺の位?・・・ふ、ふふ、はっはっは、アハハハハハハハ!
ギェヒャハハハハハ!!! ぼっちだよバカ野郎ぉぉぉ!!!
いや、たしかにぼっちであるが、ぼっちは強い。今まで語ったで
あろうぼっちのよさを、今振り返ってみてくれ。
ぼっちは最強だ。が、ちょっと矛盾しているが俺だって高校生だ、
友達と遊んだり恋人とキャッキャウフフなことをしたい。
つまり最終的には青春を謳歌したいと思っていた。が、
俺はクラスメイトの名前は覚えないし、もうグループはできあがってるし、
いきなり入るとかマジ無理だし、てゆうか集団というのが怖い。
ということは結局はぼっちであれと、神が言っているようなものだ。
神には抗いたいが抗えない。理由は俺が抗える力をもっていないのだ。
集団でのコミュニケーション能力など皆無に等しい俺は、今更無理だと、
頭が良くて賢いから悟ったのである。つまり友達できない。
そんな俺にも、ここ最近で知り合いが増えた、3人も。
だが友達というのはどこまでいけば友達なのかよくわからない。
つまりまだ俺はぼっちでとまったままだ。
あーもうやだ。だれか俺に話しかけにこぉーい!
「今日から初任務じゃないか、榊」
まさかの樋口先生のご登場。ここは七種とか来るとこだろ。
「私じゃ不満か?」
うわ、またこの人俺の心を読んできた。はい、不満です。
「しかもお前が自分で教えてやるといったそうじゃないか」
あ、読まなかった。いやあえてよまなかったのかな。
そういえばそうだ、俺は七種の頼みを断れず、負けてしまった。
「結果的にはそういいましたけど、正直だるいっす。
先生代わりに教えてあげてくださいよ」
「いやー七種のやつ、すごい喜んでいたぞー。先生に笑顔で
榊くんにテニスを教えてもらうんです。って楽しそうにいってたなぁ」
・・・・っ! 俺は負けない。俺は寝ていたいんだ。
「でも、榊の方がこれじゃあな・・・。しょうがない、
七種には悲しいお知らせを伝えに行ってこよう」
「待ってください。俺はやりますよ。むしろやらせてください」
反射的にいってしまった。いや、もう後戻りはできない。
「おおっ! そうか、榊もそんなにやる気が出てきたか!
関心だ。では、絶対強くしてやれよ!」
やる気なんかねーよ。まじだるいよ。
「そうか、やる気がないか。それならさっそく報告・・・」
「もう超やる気まんまんですよ! はやく部活がしたいです!」
この先生俺の心をなぜか読んでくるぞ。まだまだ謎の多い先生だ・・・。
「うむ。ではよろしく頼んだぞ」
先生がさっていく。嵐のような人だった。
昼休み。
さっそく七種強化プログラムが実施されていた。
ソフテニ部の顧問に頼んでコートを使用させていただいた。
ちなみに今日は俺、役なしである。つまり結局暇なのだ。
まだ技術面の方はあとらしく、七種はまず筋肉と体力が
少ないので、春野の考えたプログラムを毎日やるように
いわれていて、いま七種は実際にやっている。春野は監督。
なにをしても可愛い七種は筋トレなんて聞いただけで
暑苦し作業も可愛い。なにしても可愛いよこいつ。なんで?
てゆうかそのへんにいる女子よりよっぽど可愛いんですけど・・・。
今は幸村と二人で木の下でボーっと二人の光景を眺めている。
教室に戻ってもやることないけど帰っていいですか? 俺ほんと今日は
いらないでしょまじで。あと幸村もいらないでしょ。
「暇だな」
唐突に幸村が言ってくる。心底暇そうな顔で。
「俺は教室にいるのとほとんど変わらないがな」
せいぜい小説読んでるくらいだ。友達いないし。
「俺たちもなにかしないか?」
「めんどくさい。寝ようぜ」
俺は座って木を背もたれにして寝に入ろうとした。
「おっ! いいことおもいついた!」
幸村が大声をあげてなんかいってる。無視だ無視。
「おい龍紀! おきろよ! もう朝だぞ!」
「もう昼だ」
なんでお前におこされなきゃならんのだ。七種におこしてもらいたい。
「で、なんだよいいことって?」
めんどうだから聞いてやる。幸村はさらに面倒なこと言い始めた。
「テニスコートもつかえるし、暇だしちょうどいい!
俺とシングルスで勝負しろ!」
「死ぬ」
俺はもう一度寝に入ろうとした。
「なあなあやろうぜ! 俺お前とやりたいんだよ! 俺とバトルしようぜ!」
めんどくさい。嫌だよテニスなんて。もうしたくないよ。
俺が嫌がっていると。
「いいじゃないか榊。おもしろそうだ」
樋口先生があらわれた。見つかった・・・。この人あのテレビ番組の
ハンターより確実に神出鬼没だよ。この人何? 忍者?
「あいにく忍術などはつかえんが、いいじゃないか試合。
なにか燃えるものを感じるじゃないか」
また心をよむー。この人忍者より絶対強いよ。心も読めるし、
音もなく背後から近づいてくるし。この人には抗えないし、
幸村には恩があるしな・・・、うーむ。まあ先生怖いし、
「一戦くらいならやってもいいぜ」
「よっしゃ! いい試合をしよーぜー!」
こいつ熱血ではないと思ってたが、最近熱血キャラだよな。
キャラ変更したのか? バカというのは変わらないのか?
「うむ。では私が審判をしよう。これでもテニスのルールはわかる」
なんでもしってますね先生。この人は普通にすごいな。
「俺のラケットは? あとシューズ」
「え? もってきてねーの?」
もってくるか! テニス部じゃねーのになんでもってくるんだよ。
バカかこいつは? バカだったなお前、悪かった。
「こんなこともあろうかと、私のラケットとシューズがある。
榊に貸してあげようじゃないか」
何者この人? いや、もうツッコんだらだめだ。深く考えるな。
「物分りがよくて助かる。榊」
深く考えちゃダメだ! 深く考えちゃダメだ! 深く考えちゃダメだ!
「7ゲームマッチプレイボール!」
えー、セブンゲーム? 一点とったら勝ち。とかじゃだめなのか?
「俺はお前に負けてからもっと練習してきた! 今日こそ勝つ!」
「俺に勝てると思ってのか? その幻想をぶち壊してやるぜ」
たがいに言葉を交わす。俺はなんかノリで。
あいつのサーブか。うーんもうテニス全然やってないんだけど。
全然やってなくても大丈夫なのか?
「大丈夫だ。問題ない」
例によって樋口先生だ。これ俺負けるパターンなのか?
あいつがサーブを打ってきた。 え、まだ心の準備が!
パコンッ! 結構強烈なサーブ。まあまあ強いほうだと思うが。
はいどーん。
パンッ! 余裕でリターンエース。まあまあの威力かな。
リターンエースとは、相手のサーブを打ち返してそのまま決まること。
やっぱり本調子はでない。でも結構いけそうだ。
唖然とした表情の幸村。楽しそうな樋口先生。
うわー超かったるい。まじ今日もBADEND。
「やられたぜ。だが、俺もまだおわっちゃいねぇ!」
今ので負けを悟ってくれないかな? あとこいつまじで
キャラ変更してるよ。まじ暑苦しいキャラになってるよ。
このノリが一番めんどくさい。面倒は3番に嫌い。
やっぱり俺の最後はBADENDなのか・・・。
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