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第12話 終末怪獣ナイトメア

――数日後――


非常!非常!非常!


マリス

「アダム!大変!大変だよ!!!」


アダム

「今俺の目の前にいる人間より大変なことはない。」


マリス

「今ふざけてる場合じゃない!!!ナイトメアがブリセルに進路を変えたの!!」


アダム

「……ナイトメア?なんだその中二病が考えたみたいな名前は。」


グラディウス

「ナイトメアは巨大な要塞のようなものだ。しかも速度が非常に速い。」


アダム

「……?要塞?何言ってんだそれ。」


シュビエル

「要塞のような馬です。全身が鋼鉄でできていて、ナイトメアを作った古代国家は――」


「ナイトメアによって滅びました。」


「とりあえずギルドへ行きましょう。」


アダム

「めんどくさいな……」


グラディウス

「愚か者!民間人の被害が増えるぞ!それでも今のお前の怠惰で住民を犠牲にするつもりか!?」


アダム

「……分かったよ。行こう。」


――ギルド――


冒険者たち


「今どうなってるんだ!?どこまで来てる!?」


「知らない!俺も何が起きてるのか分からない!」


アダム

「おい。雑魚ども、落ち着け。まず俺の話を聞くのはどうだ?」


冒険者

「お前は引っ込んでろ。9級観光客が……」


その瞬間。


アダムは丹田の奥から込み上げる怒りを感じた。


だが状況が状況なので耐えた。


「……そうか。」


「なら方法がある。」


まずは――


気勢を制することが先だ。


「『貫け』――スティィィル!!」


「スティル」


その瞬間、ある男冒険者の何かが軽くなった。


「スティル」


ある男冒険者が急に恥ずかしがった。


시발、これマジでありえるのか…


正直、書いている俺ですら思う。


本当に狂った展開だ。


「スティル」


その瞬間。


アダムは脚に力を入れ、


空気を蹴り、


空中へ飛び出した。


そして――


空中からスティルを乱射した。


「スティル」


今度は女性冒険者のそれが。


「スティル」


今度はギルド受付のそれが。


「スティル」


残念ながら今回はスティルを叫ぶ前に


シュビエルの杖で制圧された。


アダム

「ぐあっ……俺はただ雰囲気を和ませるための正当な手順を……」


シュビエル

「うるさいですね、アダム。」


――数分後――


アダム

「よし。俺が作戦を立てる。」


「セリル?シュビエル?」


セリル / シュビエル

「はい!」


アダム

「お前たちは魔法使いで高火力を出せる。」


「だから城壁の一番上で待機してくれ。」


「その間、グラディウスと俺でナイトメアを止める。」


「マリス。」


「お前はナイトメアにデバフをかけろ。」


「今回はアンデッドじゃないから、お前の魔法が効く。」


「いいな?」


マリス

「任せて!」


「じゃないと私たちがやっと手に入れた屋敷が吹き飛ぶんだから!」


アダム

「……よし。」


「行くぞ。」


「最後のレクイエムを完成させにな。」


――数分後――


アダム

「……シュビエル。震えてるのか?」


シュビエル

「半神はこの程度で震えたりしません!」


「ただ……少し疲れているだけです。」


アダム

「大丈夫だ。」


「ここでお前を責める奴なんていない。」


「無理する必要はない。」


「お前はまだ若いんだから。」


シュビエル

「……アダム、普段からそんな感じだったら良かったのに。」


「今、仮面の下の顔がなんとなく想像できます。」


アダム

「……そうか。」


「それならよかった。」


「少しは安心したか?」


シュビエル

「はい!」


「じゃああの馬を吹き飛ばす時間ですね!」


アダム

「……待て。」


「馬って言ったか?」


「馬???」


グラディウス

「アダム!今は集中しろ!」


「会話している場合じゃない!」


「奴が見えてきた……!!」


アダム

「はぁ……」


「本当に静かな日がないな。」


「行くぞ。」


ドン。


ドン。


ドン。


地面が揺れる音が響く。


いや――


これは地面じゃない。


まるで


大地そのものが動いている音だ。


地震のような振動。


怪獣は――


馬の姿をしていた。


そして凄まじい速度で迫ってくる。


その瞬間。


冒険者たち


「今だ!!網と鎖を投げろ!!」


「速度を落とせ!!」


冒険者たち


「行くぞ!!」


「戦争だ!!!」


「町を守れ!!」


「家族を守れ!!」


「大切なものを奪われないように抵抗しろ!!!」


その瞬間――


アダムとグラディウスが同時に飛び出した。


町の魔法使いたちは


シュビエル、マリス、セリルに魔力を送り


三人は城壁の上で


ナイトメアを止めるため詠唱を始める。


その瞬間。


ナイトメアが包囲網を突破し


城壁へ突進した。


アダム

「今だ!!」


その瞬間


周囲の魔力が三人へ流れ込む。


シュビエル


「集え、集え」


「放て、放て」


「『貫け』」


セリル / シュビエル


「ディス・フローージョン!!!」


マリス


「ハイ・セイクリッド・ディメンション!!」


その瞬間。


二つの高火力魔法と


マリスの暗黒魔法が戦場を覆った。


アダム

「グラディウス……!」


「耐えられるか……!?」


グラディウス

「……ああ。」


「ギリギリだ……!」


冒険者たち

「俺たちも加勢する!!」


その瞬間


爆裂魔法二つと暗黒魔法が重なり


ナイトメアへ直撃した。


アダム

「……!?ナイトメアが止まった!」


シュビエル

「はぁ……ナイス爆裂……b」


マリス

「シュビエル!大丈夫!?」


その瞬間。


ナイトメアの内部から


何かが飛び出してきた。


――このクソみたいな世界の希望を!!!

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