表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

あしたの実

作者: 檸檬
掲載日:2025/07/11

新しい道々が続く夜空は少し雨模様


でも、雨が煌めいてみえるよ


優しく降ってほしい


あのひとを包むように


夕刻を過ぎて庭木に水をあげることを忘れていたからほっとする雨


パラパラパラと乾いた土や葉に落ちる足音は

タップダンスみたいだと言ってあなたの手を取りたい


この雨は明日の朝にはブルーベリーの実を幾つ完熟させてくれるだろう


ひとつひとつの藍色の実を手のひらに乗せて


雨と宇宙、あなたとの間に実ったもの


小さくて、深い夜の色、でもどうか


少し光っていてね


痛みひとつ、甘く成るように


俯いて小さく微笑むあなたみたいに


夏の間に毎朝少しずつ収穫してゆく


夜に育つ願い事 静かな夜に繋いでゆく


夜空、ブルーベリーの夜空


あなたという藍色の瞳が少しだけ光る


雲に隠れた満月と鈴の音に包まれて


朝には白い雲の上に木洩れ日をかけて


雨と宇宙の色、


夏の朝のカーテンを開けて


小さく頷くあなたの微笑みをみせて

















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
冒頭の「新しい道々が続く夜空」という言葉から、惹きこまれました。未知の宇宙、地図のない夜空には、星や星座を道標に、様々な道が描けそうですね。 そして、暑さが続く中で、乾いた大地に降りゆく雨にほっとす…
好きです!!!夜空とブルーベリーをかけているところとか、実る時間が2人の愛が成熟していく過程みたいでその一つ一つの実が思い出みたいで、甘いものもあれば苦いものもあるんだな、と感じさせられる詩でした!!…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ