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森出身で世間知らずな少年の世界革命  作者: スタミナ0
五章:ミシルと罠師の糸
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闇人と鍛冶師(2)/ベリオンの皇族

更新しました。



 ヤミビトの出自は、()(がい)の者でも禁忌とされる。無論、彼等に干渉できるとすれば長や十二支のみである。だが、彼等の内にも暗黙の了解があり、それは厳格な規律として既に成り立っている。あたかも小さな子供が大人までの過程で弁える条理と同じ。魔術師の件で北の大陸を追われて以来、放逐状態である矛剴は途方に暮れていたが、その中でも彼等だけが明確な目的を持って行動している。


 実情は神の走狗となっているのみ。例外であるヤミビト“アキラ”が登場するまでは、その歴史に変動はなく、不変の摂理の如く誰にも認知されずに生きる。常に孤独でありながら、感情を持たないヤミビトには、然したる問題はなく、苦痛や懊悩に苛まれる事もなく、ただ滔々と武器を駆る。

 だが、ヤミビトは何も、一族の中で特別であるだけで、何も人間の中で最強を誇った訳ではない。ただ、神に遣えた多種族の中でも秀逸していただけのこと。

 故に、ベリオン大陸にはヤミビトをも凌駕する猛者がいることはままある。実質、ヤミビトは氣術を除けば、足音を消し、気配を殺し、武器の操作に長けた殺し屋に過ぎない。彼等はそういった場合のみ、「黒貌」を駆使する。だが、「黒貌」はヤミビトにとっては忌憚に価する。

 「黒貌」は感情の発現、その兆し。故に、常に無情であることを定められた存在には厭われる手段。例えるなら、精霊魔法などは正に魂の発露、即ち個人の意思を不要とするヤミビトとは正反対に位置しながら「黒貌」と同様なのだ。

 「黒貌」の発動条件は二つ。

 一つ、ヤミビトを襲名している。

 二つ、ただ一つの感情の昂り。

 前者の条件を満たしていなくとも、後者のみの場合で発動する。だが、矛剴の史上で、そういった例はユウタのみ。

 力の使用後は反動――「黒貌」による外部からの氣の吸収が長時間となれば、使用者の負担はより多大となる。血管や筋肉、身体を構成する組織にまで行き渡る生命の流れを加速化させ、極限まで戦闘力を増幅させる技は最悪の場合、相討ちという結果をもたらす。


 闇に紛れる為の黒衣、太刀筋を見せない為の黒金の刃物。彼等は身なりにまで、暗殺に対する積極的な理由を持つ。神が下した任を全うする為に全力を費やす彼等の姿勢は、感情は無いが常に必死だった。故に、「黒貌」とはヤミビトにとっては有り得ない情――不安や憤怒を意味する。





   ×       ×       ×




 鎧戸を叩く雨の勢いが弱くなった。ドン爺の工房の中には、鬱屈とした空気が漂い熾火に燻られているように汗が全員の肌に貼り付いている。換気をする為の窓も、雨が内側に入り込めば炉の火を弱めてしまうとドン爺が聞かないためだ。

 唯一開けられているのが、低い場所に設けられた小窓。だが、そこからも雨滴が激しく床を打ち付け、傍に立っていたミシルは冷たい水を避けて飛び退く。

 屋内でもっとも暑いであろう炉の傍には、仕事に専念して火花を熱した鉄に鎚をぶつけて弾かせるドン爺と、それを近くで静観するユウタ。二人にも汗が見られるが、肌をゆっくりと撫でて落ちる汗の不快な感触も意に介さず、まるで精神は極寒の地にあるかの如く黙々と身動ぎもせず落ち着いた面持ちで居た。その目は静かに、火の光に揺れる。

 喧しい金属音の律動がこだまして、ガーゼ達は深い意識の奥へと落ちていく錯覚をする。この工房の閉めきられた空間は、炉の光のみで照らされており、それが次第に孤独感を懐かせ、周囲の薄闇をどこまでも拡げていく。体感時間やほんの些細な動作、すべてに気を配るようになる。


 その中でいけば、ガーゼは生業が闇の中で行われるものであり、その経験が誰よりも深い故に平然と屋内の外へと感覚を研ぎ澄ましていた。抜け穴を発見した第三区の追手が、三つの穴の内で罠を施した道とは別に進んで、もう近くまで来ているかもしれない。ここは山の麓――それも、森の中にあるにはあまりにも異質な風体。

 目敏い連中ならば、もうすぐそこで息を潜めて叢の中でこちらを窺っているだろう。そう考えれば、尋問のみを行い、短い用事で何処かへ逃走すると想定していたから罠を掛けずに直行した行動が悔やまれる。

 こちらには、山の守り人である小人族(それも戦えるのは二人)と、カーゼと未熟なミシル、そしてユウタ。相手の数が二十、三十となれば処し難い。


 ユウタは目の前で、再びドン爺に鍛えられる事となった師の形見――そして、これからは自分だけの武器として刷新される剣を眺める。

 鉄の熱が冷めると、長方形の桶を満たす水に刀身を浸す。一段落ついたのか、ドン爺はユウタの方へと振り向き、頭に巻いていた手拭いをほどいて展げ、顔や首筋の汗を拭った。

 炉の中で小さくはぜた火の音に、ようやく作業中の緊張感が解けた気がして、ユウタも溜め息を溢す。俯いたユウタの顔を、ドン爺が視線で追うその仕草を疑問に思って、ユウタも彼を見詰めた。


「そういやお前ぇ、黒印が二つもあるんだな。……ああ、成る程」


 一人で納得した彼に、ユウタは首を傾げる。


「二つ?黒印は一つでしょう?」


「ここに、あんだろうが」


 ドン爺がユウタの目元を撫でる。彼の手はとても熱かったが、それすらも気にならない。触れられた部分、そこは確か、ユウタの容姿で第一印象を常に悪くしていた「隈」である。彼の手が離れた後に、ユウタは自分の目の下を指先で触る。

 確かに、睡眠をいくら取ろうとも解消する事もなく、いつも漆を塗ったように黒々としていた。そうだ、右腕の烙印に似ている気がする。


「これが……黒印、なんですか?」


「まあ、お前さんのじゃなく、先代のだな」


「師匠の?」


「どんな手法で移植、譲渡したのかは知らんが、お前さんの顔には、先代ヤミビトの黒印がある。いつからあった?」


 ユウタは幼少の頃まで記憶を遡る。

 今までの旅路を逆走し、森の中の家で過ごした日々にもう一度還った。


「いえ……ふとした時、川で水を汲んだ後に桶の水面に顔が映し出された時、初めて気付きました」


「それはいつだ?」


「だいぶ小さかった……九年、いや、十年前……?」


 曖昧だったが、その返答を聞いてドン爺はなお確信を得たように深々と頷く挙措を繰り返す。常に険相を貼り付けているドン爺の口許が緩む。


「お前は此所に来るまで、不思議な夢を視る事は無かったか?」


「……誰かの記憶、のようなものを何度か」


「黒印ってのは、云わばその代で培った成長の記録みてぇなもんだ。それを植えられる……そりゃあ、お前さんがきっと視ているだろうしな」


「そ、それじゃあ……その夢に映された場所に、意図せず僕が赴いているのは?」


「そいつはただの偶然だ。それと、睡眠不足なのは、氣術で常に健康状態が保たれてるお蔭だな」


 断言されて、ユウタは乗り出した身を引いて腰を落ち着けた。

 これで腑に落ちた気がする。「隈」と不思議な夢。前者が黒印ならば、今までの道中で経験した戦闘で右腕のそれと同じく成長しなかったのは、先代のモノであってユウタのモノではないからだ。いつ移植されたのかは不明だが、町は入る前に見せられるのは、「隈」に起因していた。


「あと、ヤミビトは呪術に弱い」


「え」


「耳目が敏いのは良いことばかりじゃあねぇ」


 ドン爺が少し黄ばんだ歯を見せて笑った。

 余人にはない感覚器官の鋭敏さは呪術――睡眠や暗示などに掛かりやすい。誰よりも目が利けば、手品や不審な動作を発見しやすいが、逆に集中するあまり敵の視線に訴えかける罠に嵌められる。耳が利けば、微かな音から見えない物を判じる事が可能だが、代わりに音圧を伴うような大音響には苦しめられる。使い途に拠っては、誰よりも素早く禍の察知する力に長けた武器になるが、尋常な勝負で呪術師とは相性が悪い。

 ヤミビトの極意は、敵が武器を抜くよりも早く、敵が仕掛けるよりも迅く、敵が踏み込むよりも疾く。確実に息の根を止めることだけ、その一点にすべてを注ぐ。

 確かに、ユウタにも覚えがある。傭兵クロガネの錫杖の遊環が起こす催眠の音に、距離を惑わされた時。旅路の中で、純粋に厄介だったのは彼の得物が発揮する現象。呪術師を直接相手にしたことは無い上に、リィテルの離島に住む原住民ニクテスには一撃で眠らされた。


「あと、お前さんみたいに感情があると、人殺しの業を叩き込まれたところで、人を殺めた感覚は……」


「……もう、慣れてしまいました」


 ドン爺の言葉は、ユウタにも理解できた。

 春の氣術師襲来で初めて人間を殺した手応えに悩まされていたというのに、第三区で刺客を二人返り討ちにした時には、何の感慨すら無かった。これは危険な順応だという自覚がある。ユウタが幾ら自分を戒めようと、もうあの頃の苦悩を再確認できない。

 顔を伏せたユウタに、ドン爺は頬を掻いていたたまれなくなり、顔を逸らして炉の火を見遣る。


「先代は、否定するよりも先に……いや、抗おうという意思を持つ前にヤミビトの名を継いでいた、だから主を神以外に定める、だけしか無理だったらしい」


「師匠の噂を聞いていたんですか?」


「東国の老兵が、近くの町に訪れた時に、ソイツが旅人と話していた内容をドゥイが聞いてな」


「どんな話ですか?」


「南の山岳部に座を据える一族より遣わされ、東国の軍事で手腕を遺憾無く振るい、戦争を推し進めていた総督アカヒゲを脅かした間諜が居ると。その名が――ヤミビト」


「ベリオン大戦、ですか」


「当時、治癒魔導師として最も能力が高いとされてた姫さんを護衛しながら大陸を廻ってたんだとな。それを恐れたアカヒゲが送り込んだ刺客を悉く切り伏せたのが奴だ」


「そんな事まで、その老兵は語ってたんですか?」


「かなり酔ってたんだとよ」


 ドゥイに視線を送ると、彼は鼻で嗤ってユウタに見せた横顔の方だけ、口の端をつり上げて卑屈な笑顔をみせる。猪首のドゥイが体を僅かに巡らすだけで、相手を威圧できるような迫力があった。ユウタは苦笑して首を竦める。


「この大陸じゃあ、それだけ強大だと二つ名ができる」


「【灼熱】のガフマン、のような?」


「?ソイツは知らんが、まあそんなところだ。だが、奴に二つ名は無かった……そう、その名が力だったって訳だ」


 聞けば命が惜しくなるほど威名を轟かせたのだ。口にするのも憚れる、敵として彼を見た者は、そこで潰える運命。――そういう風聞なのだろう。

 ならび、アキラというのは、ヒビキが彼を人間として繋ぎ止める為に与えた名。ヒビキの愛の形なのだ。


「幾らアカヒゲが呪術師や魔導師、名のある剣士なんかを使嗾したところで結果は変わらん」


 どこか自慢気に語るドン爺は、先代に余程の期待を託していたのだとユウタは察した。そして、それが成就し、目の前にユウタとして現れたのが喜んでいる。


「そういや、神樹の村だったか」


「ええ」


「あそこはな、四〇年以上も前に、まだ国が二分されなかった時分の話だ」



 魔族による侵攻を阻む事に成功したベリオン大陸は、次なる内戦の争乱に突入することとなる。戦争によって負った傷を癒す為の政策や体制を整えるが、それでもやはり国民からの紛糾が後を絶たない。そんな中、二つの思想を中心に国が割れた。元より、異文化として互いを敵視していた同士が、これを好機と見計らって相違を瞭然たる形として示そうと動く。

 主神ケルトテウスを信仰する国家。

 神ではなく己を信じるという国家。

 神を胡乱なものだと断じた東側から国境線を敷いて、対立関係となったのである。故に、今まで多種族が自由に往き来していた地域にも厳重な規律が立てられた。突如として訪れた価値観や文化の相違にかつて無い軋轢が生じて戦争に発展した。

 一つの国として統治されていた際は一人の皇帝がいたのである。だが、互いに激しい憎悪を向け合う両者に挟まれ、猖獗は重なり遂には身分を隠し遁竄(とんざん)する他になかった。神の加護を受けていた皇帝は神樹の下に村に住み、そしてそれを護衛する選り抜きの十人の戦士に守られる。

 神樹の村は、ベリオン創成から既存していたが、村長のいない風土だった。いつからか、その特殊で隔絶とした環境が皇帝を匿う場所となったのである。


「それじゃあ……」


「ワシも一度、主神(ケルトテウス)の命令で行った事がある。剣呑な時代だったからな、ヤミビトを伴った旅だったわ」


「師匠が同行したんですか?」


「奴も神の声を聞いたそうだ。ヤミビトを継承した者、神の加護を受けた者しか聞こえん」


「皇帝は生きていたんですね」


「村長をしとった」


「じゃあ、僕の婚約者は……」


「神の加護を持つベリオンの皇族」


「僕の剣が効かなかったのは?」


「いや、それは知らん。単にお前ぇに敵意を微塵も持ち合わせてなかっただけだろ」


 ユウタは脳内を整理する事で精一杯であったが、ハナエの血筋がベリオンの皇帝であると告げられた瞬間に、思考を放棄した。


「最近、国の騒擾……最近、ケルトテウスから声を聞いた」


「どんな事ですか?」


「ヤミビトと繋がらん、それと、あとは……矛剴が叛逆に奔ったとな」


 ユウタは思わず膝の上の拳を握った。それを見咎めたドン爺が嘆息をつく。

 ドン爺にこれまでの旅路で発覚した矛剴の行動を伝えた。神樹から始まり半月前のロブディでの一件まで。


「奴等はお前ぇの婚約者を知ってるのか?」


「え……?」


「神樹に火を放ったのは知ってる。ロブディって言やぁ、南方の一族で有名だ。そこで管理されてる図書館の奥に皇族についての書物が隠されてる……奴等がそれを持ち出した可能性が高ぇ」


「じゃあ、魔物を操る書は?」


「呪術ってのは、魔族が作り出した技術。魔王が使ってた“死術”を見倣った術だ。つまり魔物を操作するのに効率的な道具がありゃ、喉から手が出るほど欲しいだろ。魔族との交渉の道具になる」


「あの……僕の婚約者は、どう関係するんですか?」


「奴等は両国の中枢を奪ろうって話だろ?なら、それらを一つ束ねるには相応しい血族が必要になる。それが皇族の血だ……お前ぇの婚約者は、その役に好適だろ」


 ユウタは憮然として体を竦ませた。

 今まで辿ってきた道筋には、すべて神族を討つべく大陸を奔走する矛剴の布石があった。魔族への交渉に必要な武器、ロブディの「図書館」に秘蔵された皇族の書物。


「でっ、でも、ハナエが誘拐されるなんてなかった」


「まだその時じゃねぇって話だろ。だが……お前ぇがよく知る矛剴――<(スティグマ)>の一員……確かゼーダとビューダ、つったか。ソイツらが首都を訪れるのが合図じゃねぇか?ただ澄まし顔で金稼ぎの為に、領主を送る為に同行するような連中じゃねぇんだろ?」


 ユウタのみではなかった。カーゼとミシル、情報収集に駆り出される役を担っていながら、世情に疎いドゥイまで凍り付いている。明確なのは波乱に満ちた世界、再び血で血を争う戦争の臭いが工房の暗闇に滞留して全員の鼻に死の臭いを漂わせる。


「じゃあ、一ヶ月と半月後に……」


「――統一が始まる」









  ×       ×       ×





「んっ、ん~♪」


 殺人鬼――アレオが優雅に鼻唄を響かせる路地裏には死の臭いが充満していた。地面を彩る臓腑の残骸に足を滑らせないよう、彼は足を着ける場所を選んで飛んでいた。その背から長い灰色の触手を這わせて、町中に走らせた部下の結果報告を待ちわびている。

 相手が強大であるほど、この男の感性を擽る。だがそれは、戦場で武勇を誇る戦士ではなく、誇り高い、誉れ高い相手に対する嗜虐。最初からこの男に武人の志など無い。


「まだかな~、『白雪姫』も『正義の味方』も、どこ行っちゃったのかな」


 その醜く滑稽な容貌で無邪気に死体の上を飛ぶ彼の背後で、路地の床を擦る靴の音。アレオは足を止めて振り返り、上体だけを大袈裟に横へ傾げてみせた。

 殺人鬼がいる場所へ自若として踏み入ってくる相手は、一体誰なのか。その正体が何者であろうと、いまのアレオは止まらない。更なる装飾を求めて、触手が彼の腕の延長の如く地を滑って音源へと奔流となって押し迫る。躱す事など絶対に不可能なほど道を埋め尽くした。

 だが、闇へ伸ばした筈の先端から小さく電流が脊髄へ向けて走り、アレオの全身が強張った。それは相手から発せられる途轍もない威圧や殺意ではなく、体内を駆け巡る毒のようなものに体が反応して筋肉が萎縮している。

 苦痛に悶えながら、笑顔だけは崩さずに地面の上に倒れるアレオに人影が歩み寄る。


「何の用だい?」


「お前の獲物……「白き魔女」の片割れは譲って欲しい」


「嫌だね」


「交渉が決裂してしまうと、ここでお前を殺さなくてはならない。さあ、どうする?」


 獲物を寄越せ、この要望はアレオを憤慨させるのに事欠かない。自分の遊興を奪われるとなれば、それはアレオを敵に回すと同意義である。

 だが、アレオの脳内に一つの案が思い浮かんだ。

 良いじゃないか、この気に入らない男も“パーティー”の一員に加えてやろう。邪魔なら、消すなら、殺すなら、出来る限り楽しませられるようにしたい。

 アレオがくつくつと笑った。


「良いよ、やろう」


「成立だな」


 踵を返して、目の前の人影は静かに路地裏から立ち去って行った。その頃にはもう全身の麻痺から復調し、アレオは触手を引き戻して一人立ち上がる。


「ふふ……見てろよ」




今回アクセスして頂き、誠に有り難うございます。少し巻き巻きの状態ですが、楽しんで頂けたら幸いです。

次回もよろしくお願い致します。

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