登場人物紹介(三章【セリシアと精霊の歌】)
登場人物紹介です。
~リィテルへの山道~
──セリシア(14)──
身長:152㎝/体重:37㎏
奴隷の少女。旅の途中だったユウタとムスビに出会い、彼らに買われることで仲間へと加わった。その時から奇妙な声に悩まされていた。
腰より下まで伸びた銀の長髪に、深紅の瞳をしている人族の少女。感情は希薄だったが、ユウタ達と接していく内に表情を取り戻していく。
特殊魔法「精霊魔法」を持つ存在で、“銀の精霊セリシア”を使役する。圧倒的な魔力と力でムスビ達を掩護し、騒動では大きな存在となった。
ユウタ達によって奴隷から解放され、彼等が去った後にサーシャルとチームを組んで冒険者となる。
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──奴隷商人──
セリシアを売った商人。
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──串焼き肉を売る人──
ムスビが山道で食べた串焼きを売っている。
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~リィテルの町人~
──町長──
聖女協力の下、ニクテスとの外交を積極的に進めていた。しかし、騒動の後はそれらを断念する。
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──シートン──
学舎で特別にユウタとテイに授業を行った人物。
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~船乗り達~
──ゼス(10)──
聖女を離島まで運ぶ際に使用した船の船員。子供ながらに大人の仕事をこなす。ユウタを慕っており、「ユウタ兄ちゃん」と呼ぶ。
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──船乗り──
聖女を離島まで運ぶ際に使用した船の船員。全員が一度は畏怖していたが、ゼスを守ろうとするユウタに認識を改め、それ以降は友好的に接している。
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~リィテル冒険者協会・その関係者~
──サーシャル(15)──
身長:173㎝/体重:66㎏
緑色の髪をした妖精族の少年。
ミノタウロスに倒されていた所をムスビに救われ、以降は彼女と行動を共にする。本来は剣を使って戦うが、弓が一番得意である。ムスビに腕前を称賛されてからは、武具を変更した。
射撃の腕前と視力がよく、相手の急所などを的確に撃ち抜く技量の持ち主。さらにはセリシアの相手をするなど、意外と面倒見が良い。
ムスビへの好意を本人に伝えず、彼女を見送った後にセリシア達とチームを組んだ。
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──受付の男──
ミノタウロスからセリシアに守って貰った。
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──冒険者たち──
ムスビの協力要請を快諾し、騒動では彼女の力となった。
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~聖女・その護衛~
──レミーナ(17~19)──
ニクテスを懐柔すべく国から送られた金髪の女性。八咫烏の襲撃を畏れ、夥しい衛兵を連れて来訪する、関所で出会ったユウタを護衛として引き入れる。
その本性は人を平然と侮蔑する聖女とは呼び難い気質。
結果的にユウタとニクテスに嵌められ、さらに八咫烏の奇襲によって誘拐された後、暗殺された。
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──ドネイル──
戦場で数々の武勲を挙げた戦士。聖女の護衛として任務に励む。忠誠心が高く、レミーナの為ならば仲間でも殺すのを躊躇わない。
普段は竜を模した兜と甲冑を全身に着込んでおり、湾刀を使う。
正体は竜族と人族の混血種。その力で誘拐されたレミーナを救出すべく、立ち塞がるユウタを追い詰めたが、両腕と首を氣巧剣で寸断されて死亡した。
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──衛兵たち──
山道でセリシアに暴力を振るっていたところを、ユウタに咎められた。
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~ニクテス~
──テイ(14)──
身長:162㎝/体重:46㎏
ニクテスの少女。周囲から、過去に父親が犯した罪で嫌悪の対象となっている。
首筋が見えるほどに短い橙色の髪と、鳶色の瞳。
族長だけが味方だったが、島を訪れたユウタに心を開き、次第に想いを寄せる。騒動では安全な場所に避難していた。
ムスビとの交友関係を結んだ後、見送りの際にユウタへと琥珀の首飾りを贈った。族長の支援もあり、島を出てサーシャルやセリシアと共に冒険者となる。
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──族長──
ニクテスの族長。厳格な雰囲気を纏う老人で、集落の中でテイの唯一の味方。ユウタの作戦に応じるほどの覚悟の強さを持つ。
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──シャンディ──
離島の森を守護するニクテスの精鋭。一度はユウタを取り押さえるほどの呪術師としての実力を有する。
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~八咫烏~
──セイジ──
八咫衆若頭。戦闘力が高く、棍棒を用いた近接戦闘を好む。
船などを襲撃し、ユウタと対峙した。町での抗争では、新たな氣巧法を会得したユウタの前に敗北し、ムスビの魔法によって死亡した。
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──カズヤ──
八咫衆の一人。幼い頃のムスビと面識がある。
普段は黒髪に黒装束、白い仮面をした姿で活動している。
ムスビを連行しようと大量の八咫烏を率いたが、奮闘したセリシアや冒険者によって迎撃され、ムスビとサーシャルの魔法によって爆砕する。
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次回から新たに四章を開幕したいと思います。
まだまだ未熟な点もあり、暴走してしまう事が多々あります。
皆様に楽しんで頂けるよう、精一杯努力を惜しまずに書く所存です。
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これからも宜しくお願い致します。




