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森出身で世間知らずな少年の世界革命  作者: スタミナ0
二章:ティルと黒塗りの刃
37/302

~登場人物紹介(二章【ティルと黒塗りの刃】)~

更新しました、登場人物紹介!

誰か一人抜けてないか心配です。

~シェイサイトの町人と関係者~




 ──ムスビ(15)──


身長:157㎝/体重:40㎏


 左側頭部あたりに白いメッシュの入った長い黒髪を襟足で二つに結った少女。周囲の評価からも美少女とされ、常に男の注目を集める。自由奔放で他人に対しては反発的であり、ユウタも彼女に翻弄される事が多々ある。

 神族の加護を受けた戦士・獣人族の生き残りであり、<印>による襲撃で殲滅を逃れて一人、北の大陸からシェイサイトまで逃亡するが、その先で領主の息子による執拗な追跡を受ける。

 獣人族の象徴である一対の耳が頭部に生えており、それを衆目に晒すことを嫌う。

 冒険者登録を済ませ、ユウタとチームを組む。指導役のガフマンや、自身を匿ってくれたティルやミミナ、【猟犬】の面子は信用している。ユウタに対しても仲間としての信頼を持つ。

 ルクスの家で数日間、魔法について学んだ後、全員に見送られながら、<印>を狙ってユウタの旅に同伴する。

 旅の服──

 獣の耳を隠すために黒のキャスケット帽子を被っている。

 機動力を重視した軽装で、白い薄手の半袖パーカーの下に長い黒のインナーを着用し、茶色のハーフパンツと黒のタイツ、脚絆を巻いた長靴。

──────────────


 ──ティル(15)──


 身長:170㎝/体重:54㎏


 黄金色の髪と同色の瞳の少年。ユウタ曰く、「身なりを整えれば女性から好奇を寄せられる」ほどの容姿。シェイサイトを訪れて間もないユウタを家に家に泊め、それからも彼に協力する程のお人好し。

 妹のミミナと住宅街の路地裏に住んでおり、炭鉱にて護衛業を務めている。ナイフの腕前は【冒険者殺し】の刺剣をいなし続けるほど高い技量を有する。

 【冒険者殺し】に単身で挑む覚悟や、クロガネに対しても臆さずに戦う程の勇敢な面を持つ。しかし、他人の為の過剰な自己犠牲を行う事があり、その危険性をムスビに説かれて改心した。

 ガフマンやユウタの影響もあり、後にヴァレンやクロガネと共にチームを組んで冒険者となった。

──────────────


 ──ミミナ(12)──


 ティルの妹。頭髪と瞳の色は兄と同じ。性格は兄想いで、彼が【冒険者殺し】との戦闘から生還した際も、その行動に激怒した。冒険者協会に受付嬢補佐として勤務。

 理想の男性にユウタが該当することから、騒動を経てよりその想いが強固となった。

 現在はギルドに住み込みで働いており、ティルの冒険者生活を応援している。

──────────────


 ──ビバイ──


 シェイサイト領主の息子で、町娘などから支持を得る美男子。ムスビへの執着に裏で暗躍しており、クロガネを雇う事で一時的優勢となるが、結婚披露宴を催した際に【猟犬】によって殺害される。

──────────────


 ──ルクス──


 町に住む長髪の男性。男を恋愛対象として見ているが、ガフマンは例外である。過去にガフマンと冒険した経験がある。治癒の魔導師であり、ユウタの治療を行った。


──────────────



~【猟犬】~




 ──ヴァレン(19)──


身長:175㎝/体重:72㎏


 印象の薄い顔の男性で、周囲からは記憶されにくい。飄々とした態度ではあるが、誰よりも仲間を尊重し、己の矜持を遵守する。

 状況判断に優れ、領主の館でもその鋭さを発揮した。籠手から突出した鉄の爪による斥候を得意とし、【猟犬】の中でも高い実力を誇る。

 シュゲンを誰よりも親のように強く慕っており、その救出に協力してくれたユウタに対しては篤い信頼を向けている。標的として長らく狙っていたムスビに対しても、今は友好的に接する。

 ユウタの戦う姿に感銘を受け、ガフマンからの指導もあり、冒険者となる。クロガネとティルを勧誘し、チームを組織して旅を夢見ている。

──────────────


 ──シュゲン──


 【猟犬】の親方を務める老人。ユウタの師と旧知の仲であった。部下を優しく労り、一度は己を殺そうとした相手の弟子であるユウタに対しても怨恨を懐かず、彼とムスビの存在をビバイから秘匿した。

 牢獄からヴァレン達に救出された後、シェイサイトの騒動を見届けて息を引き取った。

──────────────




~冒険者協会~





 ──ガフマン(42)──


 身長:202㎝/体重:105㎏


 赤髪赤髭の筋骨隆々とした男。威厳と不思議な愛嬌があり、大柄な見た目通りの豪放磊落な人物。実は鍛冶屋トードの息子である。

 数々の偉業を成し遂げた現役の冒険者。世界でも数少ないLv.10のランクであり、【灼熱】の二つ名を持つ。どこまでも己の探求心に従順で、一つ気に掛かれば傍若無人と言われるほどに追究する。

 その逸話に違わぬ実力者で、誰もが直感で本能的に圧倒的な強者と認めるほど。ヴァレンとティルの修練も、彼らを片手の木剣で軽く捌くほど。

 帝竜討伐を成功し、リュクリルへの凱旋途中で立ち寄ったギルドで、冒険者登録をするユウタ達と出会い、彼等の指導役を買って出る。

 シェイサイトの騒動でも味方し、ユウタとヴァレンに冒険者として基礎の技術を教えた後に発つ。リュクリルに一日帰省した後、<印>や氣術師に関する謎を求め、東国へと向かった。

──────────────


 ──ジーナ──


 受付嬢を務める女性で、凛然とした大人の雰囲気を持つ。ユウタ達を冒険者と迎え、彼等の暴動にも協力した。

 現在はミミナを引き取り、活気を取り戻したシェイサイト冒険者協会の運営に勤しむ。

──────────────



~<印>~




 ──ミヨリ──


 シェイサイトの冒険者を数多く殺害した【冒険者殺し】。黒目黒髪の女性で、刺剣と山刀を使用する氣術師。単身で挑みに来たティルを圧倒するが、窮地に駆けつけたユウタとムスビの連携に破れる。その後、彼らに尋問をされる前に仲間に救われた。

──────────────


~傭兵~




 ──クロガネ──


 身長:188㎝/体重:88㎏


 錫杖を携えた長作務衣の男。右目から借り上げた頭までに深い切り傷の痕がある。東国出身の傭兵で、シェイサイト領主との関係もあり今回のビバイに雇われる形で戦った。女性への免疫力が低く、ムスビの笑顔に狼狽していた。

 二〇年前の戦争でユウタの師と対峙して敗れ、その理由あってユウタとの戦闘に執念を燃やす。

 噂に違わぬ実力で、【猟犬】の精鋭を返り討ちにし、一度はユウタを敗北させた。その剛腕と錫杖の遊環が鳴らす鈴の音による催眠術を戦術としている。

 披露宴でティルとヴァレンに傷を負いながらも勝利し、その後に現れたユウタとの一騎討ちで敗けた。

 ルクスの家でムスビの看病を受け、ユウタへシェイサイト領主についての情報を渡した。旅立つ二人を見送ると、傭兵稼業を辞めてヴァレンとティルと共に冒険者として一新する。

──────────────


 ──三色兄妹──



 弓使い、剣使い、槍使いの赤・青・緑の三人組。ビバイに雇われ、ユウタと対峙するが死亡した。

──────────────





次回からついに三章です。

一章からですが、シリアス展開が多いので、これからもギャグを増やして行けるよう努力します。


今回も読んで頂き、本当に感謝です。

「続きが気になる」、「面白い」、「何これ」と思った方は、ブックマークなどして頂けると嬉しいです。執筆への活力へとなりますので、宜しくお願いします。


次回も宜しくお願い致します。

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