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三人の氣術師

全面戦争開幕。

ユウタ&ゴウセン対謎の三人衆。

激化する戦闘を、しっかり書ききりたいと思います。




 あれから三日後。

 タイゾウとフジタの交渉結果から、ユウタはゴウセンと共に、三人と果たし合いにてユウタの処遇を決める事になっている。相手の条件に従えば、いま捕らわれているハナエの身は安全である。故に、後はユウタ自身の戦いである。

 監視役としてフジタがタイゾウを牽制しつつ、戦闘が行われる。これで横槍が入る心配は無いが、逆に三人にも手を出せない膠着状態にある。


 ハナエとユウタの身を懸けた戦いは、村から北上した山の中腹辺り。時刻は天頂に日が昇った時、その場で対峙する。フジタから伝えられた内容を認め、ゴウセンと共に目的地へ向かう。予め地理を確認したいと申請した彼に従い、ユウタ達は決戦時刻よりも前に村を出た。

 現場に到着し、ユウタは岩肌の露出した地面に視線を落とす。早朝とだけあって、朝露に濡れていて、岩の上を歩くには注意を払わなくてはならない。滑りやすい足元に、それを促す傾斜。凡そ敵にも不利な条件である。まず最初に、一体誰を刺客として差し向けるのか。数日前に宵闇に紛れて出現した三人の姿を想起する。

 一人、黙想しているとゴウセンが岩の上に腰を下ろした。背を向けながら一人思考に耽るユウタを見据える。彼の胸の内には発散できない憤懣が蟠り、鬱屈とした曇天のように気分は良くない。


「おい、ユウタ」


「どうした、ゴウセン」


 語調の荒い彼に、ユウタは視線だけを寄越した。今は彼への応対よりも、迫る戦闘に集中したかった。だから、険の入ったその声音に気付く事なく片手間にゴウセンに反応した。その態度がなお、彼の不満を掻き立てる。

 ゴウセンは短槍を地面に突き立て、その傍に昂然と立っていた。ユウタを見下ろす位置で、彼がいつ気付くかを待っていた。会話が途絶えたままの異様さに、漸くユウタは振り向いた。そしてその相貌に、驚愕の色が浮かぶ。

 いつもの碎けた感じではなく、明らかに敵前の戦士の如し圧力を放っている。


「お前の所為で、ハナエが誘拐されたんだぜ?そこ、どう思ってんだよ」


「絶対に助ける、そのつもりだ。勝って、彼女に謝りたい」


 直截的な彼の質問に、ユウタは俯きながら弱々しい声で答えた。ゴウセンの不満は理解できる──ユウタを訪ねたが為に、彼女はその身を捕らわれてしまった。原因は自分だと重々承知している。だからこそ、勝利して彼女に謝罪しなくてはならないと自責の念に、この戦いに臨む気迫は強かった。

 しかし、それもゴウセンには及ばない。


「そんな気軽にやられちゃあな」


「何だって?」


「良いか?言いたい事は山ほどあるが、お前を許せないって話さ。この戦い、絶対に俺の力で勝ち進んで、ハナエを取り返す。お前の助勢なんか要らねぇ」


 挑発と共に息巻く彼にユウタは冷然と受け流し、再び戦術に関して熟考し、彼の言葉を黙殺する。身内で争っている場合ではない。ユウタは戦闘後に、その不満も叱咤も引き受ける覚悟であると共に、ハナエの笑顔を求め剣を執る覚悟を決めた。

 フジタから託された、刃渡り三尺ほどの長剣を腰に佩いている。筋力としても、日頃から鍛練に打ち込む彼なら振れる。初めて扱う物ではなく、師匠からも教えられた技術の点では得物の差も問題視しなくて良い。


 日が昇っていく。ユウタとゴウセンは、その間に一切の会話をする事なく、黙々と敵の到着を待った。温かくなっていく空気に対して、冷え渡る胸の中で感覚を研ぎ澄ました。





   ×     ×     ×



 二時間ほど経過して、岩に腰を落ち着かせて瞑目したユウタは、背後の高い場所で岩肌を擦る音を聴いた。


「やあ、少年。しっかり来てくれたみたいだね」


 ユウタはその声に、顔を上げる。ゴウセンも立ち上がり、自分よりも高い位置に佇む外套の男を睨め上げた。交錯する視線、そこに宿った戦意の強さにタイゾウも不敵な笑みで頷いた。最初の相手は彼か──ユウタがそう判断した時、また更に後ろから現れた二人組に身を固くした。把に伸ばした手先が止まり、その光景から目を離せなかった。

 眼前に聳え立つ三人組に、ゴウセンも戸惑っている。話が違う──一度の戦闘に、全員が参加するとは聞いていない。フジタとの交渉に、認識の齟齬があったのだろうか。いや、慎重な性格の男であるフジタに、そんな不手際がある筈ない。つまり、敵が強引に出たとした思えなかった。


「おい、自分で結んだ約束すら守れねぇのかよ!?」


「安心してくれ。私は何も、全員で襲撃をしたりはしない、そう言った。

 なら──別に一人ずつでなくても良いだろう?私は此処で観戦しているから、二人は存分に戦闘に興じてくれ」


 指揮者のような手振りで合図を送る。タイゾウに従い、脇に控えていた二人が一斉に山の傾斜を蹴って飛び出す。ユウタとゴウセンには、彼等が空へと飛翔したかに見え、慄然と見上げてしまった。予想外の戦法を講じたタイゾウは、その後ろでユウタに手を振った。

 ユウタの眼前に着地したのは、筋骨隆々とした男。その丸太のような腕が後ろへと引き絞られる。相手の初動に合わせ、背後に飛び退く。突き出されるのは、電光石火の大砲を思わせる拳撃。想定内の速度で発射されるなら、傾斜の低い方へと数歩引くだけで攻撃を躱わしつつ、腕を切断できる。

 相手の腰が駆動し、風を巻いて振り出される。空気を鈍く唸る拳は、ユウタの頭頂よりも少し高い位置だ。これを狙って、鞘を払いざまの一閃を合わせる。敵の腕を切り落とす為に振るう最善の一撃。一合目の勝機を確信して、ユウタは男を見る。

 固く握られた拳。それが、脇を通過した瞬間に開かれた。何より、張り手のような構えに変わった途端、肉薄する速度が大きく変動した。視認できないような速さで、少年の頭部を狙っていた。この変化球に、ユウタも手元を加速させた。空気を穿つ掌に対し、滑らかに滑空する刃。先に到達したのは──


 ユウタの体が、衝撃波を受けて空へと舞った。胸郭を深く穿ったような痛みに吐血し、重力に従って岩肌に落下する。着地寸前で背転し、足で降り立つことに成功したが、勢い余って更に後方へと大きく身が傾く。山を落ちていくユウタを、厳めしい面持ちの巨漢は地面を踏み砕く一足で跳躍した。

 間違いなく、不可思議な初撃に覚えのあるユウタは轟然と迫る敵を畏れた。

 自分やタイゾウと同じく、氣術を使用する人間だと認識し、その手練に戦いた。最大限の集中力を必要とする氣の操作を、刹那の瞬間に成り立たせてみせた。明らかに格上──数日前の晩に、ユウタの気配感知を逃れた真相を漸く掴んだ。

 落下を利用し、大きく後退するユウタを追随する。数メートルの間隙を、瞬く間に詰め寄る。足が地面から浮いた隙を、敵が狙い撃った。今度は紛れもない拳による打撃。苦し紛れに攻撃を判別し、ユウタは刀身で受け止めた。

 剣同士が衝突したような音が、両者の間で轟く。足場の不安定な少年に、一切の慈悲もなく肘から捻り出した渾身の攻撃を届かせる。ユウタは麓の茂みにまで吹き飛ばされ、林立する樹木の幹に体を打ち付けた。


「悪い……な、タクマの忘れ形…見。連行する為の不殺は誓ったが、手加減は無用と言われ…た。果たし合いと共に、これから行動するの…だ。名乗ってお…く。

 俺…は、シゲル」


 歯切れの悪い声に、ユウタは震える足元を叱咤し、痛みに硬直する体に鞭を打って立ち上がった。


「タクマの忘れ形見じゃない」


「ん……?」


「僕は、ユウタだ!」


 琥珀色の瞳に、勇気の火が灯った。




   ×      ×      ×




 ユウタと分断されたゴウセンは、大鎌を携える青年と対峙していた。得物の大きさが破格な相手に、畏怖を懐かずにはいられない。短槍の穂先が小刻みに震え、早鐘を打つ心臓が警告を出していた。──お前では勝てない、と。

 本能的に悟ってしまった時、人はどうしようもなく自暴自棄になる。直情型のゴウセンなどが特に、その例として挙げられる。


「チッ……シゲルに取られたか。ま、オレは後でそれを叩きのめせば良いだけだな」


「オメェら、一体どういう魂胆でユウタを狙った?」


 剣呑な面持ちで睨むゴウセンに、恰も今気づいたかのように、青年は大袈裟に驚いてみせる。その挙動が明らかに虚偽だと解り、彼の怒りを助長させるには充分だった。先程まで体を固くしていた畏れや迷いは霧散し、ただ敵を討つ戦士の矜持と愛するハナエを取り戻そうとする意思に、短槍を構えた。

 その様子を事も無げに見る青年は、大鎌を両手に握ることなく、まだ警戒すらしていない。ゴウセンを格下と見下す姿勢は、紛れもなく己の実力に絶対的な自信があるからだ。


「ったく、しゃあねぇ。一応、名乗っとくぜ。

オレはジンタ。スティ……っと、こりゃコウガイキンシ、だっけか?」


「俺はゴウセン。安心しろよ…オメェら全員、此処で根絶やしにしてやる」


 ゴウセンの威圧に嘲笑を向け、ジンタは漸く武器を持ち変えた。鎌の尖端が陽光を反射して妖しく光り、頭上に掲げられたそれは二つ目の太陽を作り出しているようだった。ジンタは大上段に武器を持ち上げて静止する。ゴウセンを迎撃する所存で取られた体勢。その所作の一つひとつは、彼の自信を主張しているように思え、ゴウセンは眉弓を寄せて舌打ちをする。

 鋭く切り出された一足と共に、槍を突き出す。その刺突は、寸分違わずジンタの心臓を貫く軌道を描く。内懐まで踏み込んだなら、得物の差として、大鎌には処し難いのは至近距離。それに比較し、短槍はその欠点を補いつつ、最大限に力を発揮できる。

 しかし、ジンタがそれに合わせて大鎌を振り下ろす。敵を両断しようと、頭上から凶刃が頭蓋を目掛けて落下する。

 空気を切り裂く両者の初手が炸裂する瞬間、ゴウセンは上から乗し掛かる謎の圧力に、体を沈ませた。地面に陥没した体は、まだ謎の力に拘束されて微動だにしない。大鎌が頭上を切り裂く。髪の一房を断った刃。振り抜いた後に、道化師のように手元で旋回させて、再び肩に担いだ。

 ようやく解放されたゴウセンは、驚愕に放心しながら、口の中に入った砂を吐き捨てる。そこに血が混じっていた。体を圧し潰す力は、まるで巨大な正方形の鉄塊を落とされたような衝撃である。予測していなかった大打撃に、ゴウセンの骨が軋みを上げた。

 ゴウセンには覚がある。ユウタが使って見せたあの技に酷似していた。


「オメェ……ユウタと同じ…!」


「ああ、あのガキか。これは氣術の応用で、氣巧法……説明する必要あるのか?これから負ける奴に。

 どっちにしろ、無駄なんだから、大人しく敗北を認めやがれ」


「しゃしゃるなよ、大鎌使い」


 未だ威勢を保ったゴウセンを嗤うジンタ。明らかに圧倒してみせた筈なのに、未だ立ち向かう姿勢を蛮勇と揶揄する。そこで、彼が折れるまで叩き伏せようと考え、再び大鎌を振り翳した時、その顔が凍り付く。

 手元から、鮮血が滴って足元を濡らしていく。大きな裂傷に腕が痙攣し、武器を握ることが出来なかった。認識して初めて、痛みが脳髄にまで行き届いた。それが深く深くジンタの自尊心に大きな損害をもたらす。二人の一撃が交錯し、ゴウセンは叩き潰される前に、槍の穂先を相手の手元に滑らせていた。

 ジンタが大鎌を横薙ぎに振る。明らかに大振りで大雑把な攻撃──しかし、またあの氣術による衝撃波を付加したものだろう。そうなれば、受け止める事は不可能だ。あの圧力に耐えられる力を持たないゴウセンは、自らの骨を断つ覚悟で再び槍撃を繰り出す。今度はジンタの左肩を抉り、予想していた力の奔流に吹き飛ばされた。一矢報いる為だけに、攻撃を甘んじて受け入れ突貫する。その捨て身に、傲岸なジンタを傷付ける良策となっていた。

 山の斜面を転がり、麓まで落ちる。体を岩に打ち付けた痛みが、筋肉に鈍い痛みを響かせた。ただでさえ、敵の強大な力の直撃に傷んだ体を追い込んだ。短槍に縋り付くように立ち上がって、上で憤慨に荒々しく大鎌を振り回すジンタを見上げた。


「行くぜゴウセン!鎌の錆にしてやらぁ!」


「やってみろ」




   ×     ×     ×




 戦況を俯瞰するタイゾウの下に、一人が接近する。その気配が発する圧倒的な殺意を犇々と感じて、口元から笑みを消す。

 岩の上から立ち上がった黒装束の老人に、五尺ほどの大剣を背にしたフジタが悠然と姿を晒す。監視役である筈の彼が、武装して戦場に乗り込む事は、この決闘の規則を破っている。だが、それを意に介さず敵意を向ける彼の胸中を察し、タイゾウは把だけの刀剣を引き抜く。


「貴方は監視役である筈だ」


「貴様ら全員が訪れたという事は、いまハナエ様の首筋に凶器を翳す人間は居ないということ。ならば、お前を斃してその所在を吐かせるまでだ」


「立派な忠誠心ですね」


 フジタの大剣が、タイゾウの居る岩石を粉砕した。刃物というよりは、鈍器に近い。されど、その尋常一様ではない武器を容易に振る膂力は、他を慄然とさせる怪物を想起させた。どこまでの修行を詰めば、人間をここまでの凶器に練磨するのか。視認し得ない斬撃は、空しくも無人の地面を割っただけだった。

 その寸前で後方へと高く跳躍していたタイゾウ。攻撃を回避し、その一撃から彼の実力を推し量る。油断はできない、と内心で評価した彼は、天空に向けて両手を広げた。地鳴りと共に、その周囲の地面が隆起し、岩が空中へと浮上する。奇跡のような光景にも怖じ気付く様子はなく、フジタは依然として照準をタイゾウに定めたままでいる。

 ユウタの師と同じ技。そう理解するのに時間は要する筈がない。それは、嘗て己を救った恩人が見せたモノ。その力の意味を知る彼は正対し、その時ひとつの了解を得た。


 ──「先生」には遠く及ばない、と。


 眼前で猛威を振るう同種の力。されどその凄壮さは、彼のモノに劣ると感じた。だからこそ、恐怖はない。それを更に凌駕する技を見た事のあるフジタにとって、戦闘を阻害する感情は湧かなかった。

 タイゾウが両腕を振り下ろす。中空で待機していた岩石が、砲弾と化して猛然とフジタを狙う。直撃すれば人体など容易に破壊する脅威の雨に対し、退かずに真っ向から迎える。

 フジタは飛来する巨大な弾丸を、大剣で悉く撃墜する。雷鳴のような轟音を鳴らし、幾度となく振り掛かるそれらを破壊した。その手練に、タイゾウは刀身のない剣の把を握って、地面を蹴る。

 最後の一弾を叩き割ったフジタに、タイゾウが襲いかかった。氣術による操作で飛ばした岩石を遮蔽物に、その武器を振る。

 先手を予測していたためか、フジタの行動は迅速で、大剣を地面に突き立て、剣積を盾の如く構える。刀身のない剣──その奇怪な武器は、どうにも不吉な予感を懐かせる。様子見に防御体勢に入り、その真相を暴露すべく刮目した。


「何…ッ!?」


 フジタの駆る武器、その刀身に衝撃が走る。それは握る手元まで震動を伝える。彼は戦慄に、剣積を叩いた正体を見た。

 把だけであった得物から、黄昏色の光が放出し、刃の形を象っている。出現した謎の刀剣の本性に、言葉を失った。一体、これは何なのか。長い戦闘経験でも、初めて見る。


「これは!?」


「氣術を戦闘に応用した、“氣巧法(きこうほう)”。練り上げた氣を攻撃に載せて放つ攻撃法だが、私の場合は練り上げ、光として具現化させた氣を刃に戦う──氣巧剣(きこうけん)。鍔競りをするほど、相手の武器を破壊する最大の力になるだろう」


「破壊する………?」


 氣巧剣へと視線を戻す。すると、焼き焦げた臭いが、拮抗していた両者の間で立っていた。慌てて後退し、大剣の刃を確認する。敵の奇異な武器と激突した箇所は、まだ熱に蒸気を上げている。鋼の武器に刻まれたのは、焼き切った跡。

 光として固定化した氣巧剣は、膨大な光と熱を放射し続けている。本来なら常時形態を維持するのは至難の業。それを可能としたのが、タイゾウの集中力。飄然とした態度に反し、その精神は凍てついた湖面の如く澄んでいる。冴え渡る感覚を遺憾無く発揮し、血を払うように氣巧剣で虚空を切った。


「さあ、始めましょう。これは余興ですが、どちらが立っていられますかね…?」





























複雑化した戦況、書いてる自分が疲れてしまいそうになります。ですが、次回からは完全に個人の趣味を思う存分、文面に発揮したいと思います!

 今回、アクセスして頂き有り難うございます。次回も読んでくれたら、嬉しいです。

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