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三人の来訪者

氣術師の少年・エピソード0開幕です。

物語開始と同時に、ユウタが村人たちに忌避される所以となった事件について、語りたいと思います。



 リュクリルを暫く出た時、丘を越えて次の町が見えてくるであろうという所へ差し掛かった。まだ日は昇りきっておらず、目的地に到着するのは恐らく夕方だ。道を歩いている中で、まだ旅人には一人も出会っていない。リュクリルから伸びる川が遠退いていくのを寂しく思いながら、ふと途中で道脇に佇む木を見付けた。

 休憩にと木陰に腰を下ろし、意図せず空を見上げた。森を出て以来、日差しに当たることが多く、ようやく夏の厳しさというものを肌で感じることとなった。初めての日焼けになるかもしれない。


 こういう体験が出来るのも、村を、森を出る事になったからだ。そうして、記憶を遡ると、いつも思い出す。

 あの日が──旅をする遠因なのだ。

 瞼を閉じれば、鮮明に映し出される。脳のフィルムに焼き付いて離れない。


 あれは──春だった。




   ×     ×     ×




 森を旅立つ、その二ヶ月前。

 まだ神樹の村に出入りが許されていた。その時、ユウタもまだ穏やかな村の雰囲気に馴染み、狩りをして獲物を届けるという役を繰り返していた。子供達からは、若くとも逞しく生きる少年の姿に羨望の眼差しが集中した。守護者にも一目置かれ、村長とも友好的に過ごしている。


 木造の家。

 ユウタの師が土地を切り開き、建てた一軒である。今では少年が一人で過ごすには広いが、最近はハナエが遊びに来ることで、その寂しさは紛れていた。

 孤独ではない充実した生活が続き、それを謳う春が訪れる。

 サクラ、と呼ばれる花を咲かせる木々に神樹の周囲は彩られている。村でも祭りがあるらしく、村人たちは準備に忙しい。ユウタは正式に村の一員ではないものの、その作業を手伝う程度には携わっていた。


 川辺で釣りをしていた。

 まだ一匹もかからない…。芳しくない釣果に、川面には絶望に歪んだ表情で見下ろす自分が投影されている。竿先には、何も応える気配がない。寂しくまだ空の状態で、器の役をも果たさずに放置された藁かごが直視できず、嘆息をついた。

 空を見上げる。川の上から覗く太陽の高さに、もうハナエが家を訪ねる時間帯だと判断した。今回は仕方なく、家の貯蔵庫に保存した山菜で埋め合わせようと考えて、仕掛けを上げる。水から引き上げられた針が揺れ、陽光を浴びて銀色に煌めく。

 師匠との二人暮らしだった時は、朝と晩の二食のみだったが、知り合ってから頻繁に通い詰める彼女が生活に浸透してきた所為か、新たに昼食を嗜むようになっている。

 釣竿を肩に担ぎ、軽い藁かごの縁を指で摘まみ上げて川辺から離れた。清流の音に後ろ髪を引かれる思いをしながら、渋々家を目指す。習慣でもあるが、趣味になりつつある釣りで何の成果も得られないとなると、気分の沈み方は激しい。表情に出やすいとされるユウタを見て、ハナエはすぐに察してしまうだろう。

 ユウタは帰りの献立を思考する。この数年の付き合いで、魚以外に彼女の好物を知らない事を自覚し、頭を抱えた。自分の杜撰さに呆れて物が言えない。思い返せば、師の好みすらも把握していなかった。せめて、最期に作ってやれるほどの気遣いが出来れば良かったと後悔する。


「…ッ…痛い」


 ふと、疼痛を覚えて藁かごを落とした。露に濡れた草を蹴散らしていた草履の爪先に落ちる。乾いた音を立てて転がるそれを無視し、痛みの元を探って体を動かす。

 正体は、右腕の包帯──その下で脈動しているモノだった。感情が大きく変動した時以外に、全く反応しない筈である。近くの木に背を預け、釣竿を立て掛けてから、包帯を解いた。

 空気に晒される右の皮膚を涼やかな風が撫でた。その心地よさに目を細め、一気に取り払う。

 右手の甲に、黒々と焼き印の如く異様さを放つ紋様。二頭の蛇が互いの体を交差させて螺旋を描き、互いにその牙を正対させている。そして、二体の怪物を刺し貫く短刀。何を象徴しているのか、ユウタには解らない。師も、詳細を教えてくれることはなかった。

 氣術を使用する際に、体内の氣が紋様に集中することがある。故に、多大な氣を操作する場合は包帯を取り除き、全貌を明かした上でしか効果を発揮できない。

 正体不明で不気味だが、今のところ、これが彼の人生を大きく左右するような事象を引き起こしたことはない。故に、特に気にせず、然るべき時に知るだろうと達観して深く考えないようにしている。


「ユウタ、遅いかったね」


「…ハナエ、迎えに来てくれたのか」


 木の幹に背を預け、その刻印を眺めていたユウタの前に、ハナエが立っていた。両手を腰に当て、下から顔を覗き見るように姿勢を下げていた。柔らかい髪が春風に靡いて、甘い香りが鼻先を掠める。

 ユウタは颯爽と包帯を巻き戻し、釣竿と藁かごを再び持って、ハナエと共に帰路を辿る。腕の疼きはまだ消えないが、一時的なものだろうと判断して、今は彼女と取る昼食の献立を組むのだった。




    ×     ×    ×



「あ…!」


 思わず小さく声をあげた。

 手元から落とし、床の上を半円状に転がる椀を注視した。溢れた野菜が散乱し、汁が縁から伝って足元まで濡らした。

 箸を片手に、唖然とそれを眺めるユウタに眉を顰め、ハナエが片付け始めた。


「大丈夫?様子が変だけど」


 ハナエの心配する声も、耳に届かない。

 戦闘においては両手に差異はないが、私生活では左利きのユウタ。右手に持っていた椀を落としたのは、単なる偶然ではない。森の時から微かに痛みを訴えていた。すぐに治まると放置していたが、次第に無視できぬほど強くなり始め、指先の感覚が痺れる。その手先は、互いに距離を詰めた磁石のように小刻みに震えていた。

 箸をおいて、手首を押さえる。刻印が包帯の下で熱を発しているのが解った。膚を焼かれるような痛みが、じりじりと上腕の辺りまで上ってくる。それに耐えかね、桶に溜めた水へと沈ませた。


「ほ…本当に大丈夫なの?」


 駆け寄ってきたハナエが、少年の両肩を抱いた。人の体温に安堵を覚えたが、次の瞬間には視界が明滅し、膝から力が抜けていく。ハナエが崩れそうな彼を慌てて支えるが、もうユウタの全身から力が抜けている。意識だけが朧気に残って、輪郭が不明瞭な視野を放心して眺めていた。ただ、右腕の痛みだけが鮮明に頭蓋まで響かせている。

 ハナエはユウタを引いて、囲炉裏の近くに横たえると、すぐに器へ水を注いだ。口元へと運んで、ゆっくりと飲ませる。口内に入ってきた冷たい水を嚥下することはできるようで、素直に受け入れた様子に彼女は胸を撫で下ろした。自分の膝の上に頭を乗せて、少年を観察する。


「痛い?寝てても良いよ、村の皆には看病をしていたと伝えるから」


「そこまで、甘えられない」


「喋れるみたいね。一体、どうしたの?」


 彼女が飲ませてくれた水のお蔭で、沸騰していた体の芯の熱が少し冷まされたユウタは、目線だけを脱力した自分の右腕に向けた。


「睡眠不足が祟ったんじゃない?」


「いや、それなら既に症状が出てるって」


 今までに無かった刻印の反応に、ユウタは思い当たる節などなく、ただ一方的にこの驚愕と痛みを享受するしかなかった。ハナエが居なければ、今ごろは床に倒れ伏せ、どうなっていたか。改めて彼女に対する深甚なる感謝の念を抱きつつ、その優しさに甘えてはならないと己を律する。

 上体を起こす。右腕以外が、錆の取れたように支障なく動かせた。未だ感覚の戻らない片手を押さえながら、包帯を乱暴に引きちぎる。押さえ付けるよりも、敢えて解放した方が和らぐと考えたが、ハナエの視線が集中してしまい、気恥ずかしさに腕を隠した。

 初めて彼女に見せたのは、出会って間もない頃だった。村人はユウタの右腕は、火傷に爛れた肉体を外気に晒さぬようにしていると思われているが、事情を知っているのは、まだ彼女だけ。

 ハナエとしても、久しく見ていなかったその奇妙な紋様を眺めてしまった。


「そう言えば、ユウタの師匠には無かった」


「あ、実は師匠のモノは背中にあるんだ」


 生活上、ユウタがそれを目にするのは、師が沐浴をしている時のみ。自分よりも大きく描かれた刻印は、厳然とした彼の姿をより屈強に見せる演出のようだった。その時、自分のそれが如何に矮小たるかを感じる。


 ハナエが刻印を撫でた。手の甲を優しくなぞった指の腹の柔らかさが、彼の脳髄に大きく響いた。その感触に小さく悲鳴を上げ、飛び退いた。過剰に反応するユウタの挙動に、喉の奥から込み上げる笑いを押し殺した。包帯を施し、普段から接触を避けているユウタの右腕は、電撃が走ったように感じたのである。その鮮烈な刺激に、ユウタの心臓は跳ね上がった。


「もう、脅かさないでくれよ」


「ん……でもさ、少し気になったんだけど」


「ん?」


 ハナエが刻印を指差した。


「それ、少し大きくなってない?」







    ×     ×     ×



 中断していた食事を済ませ、村へと帰ったハナエを見送った後、ユウタは再び室内に籠って右手を天井に翳した。

 ハナエの指摘通り、確かに刻印が以前よりも大きくなっている。そして、心なしか前腕部の方へと移動していた。刻印の存在を認識して以来、初めての変化に愕然としていたが、今ではきぶんも落ち着いる。冷静に観察して、刻印に関する師との会話の記憶を探るが、真実と思われるもの、更に手掛かりになる何かも無かった。


 長時間、右腕を外気に晒しているのは、これが初めてかもしれない。師匠の前でさえ、包帯の上に袖の長い服を着させられたからだ。入念に行われる封印のような作業。それが一体、どういう意味を持つのか。幼少のユウタは、何一つ彼を疑わずに修練に打ち込んでいた。

 自分の知らない場所で、師匠がこの刻印について話していることがあるのだろうか。そう疑問に持つと、まず最初に神樹の村の守護者たちが意識に浮上した。何度か師匠に手合わせをしに、この場所を訪ねる事があった。観戦も許されてはいたが、住居内に招き入れ話をする時は、大抵追い出されている。そう考えると、その会話の中に秘密があるかもしれない。


「うん…明日、ハナエに頼んでみよう」




   ×      ×      ×



 ハナエとの食事で残ったものを夕餉とし、一人で堪能していた。山菜で出汁をとったものを、一人で感触するのに、あまり時間を要することはなかった。幸福感に小さく息を吐いて、器を床に置く。最近は煮魚が多かったためか、この味が酷く美味に思えた。

 最後の一口、その余韻をいつまでも噛み締めながら、陽気に片付けを始める。昼頃から麻痺していた右腕は、今は問題なく動かせる。時折、まだ骨を小突く痛みはあるが、もうすぐ完全に復調するだろう。

 明日は守護者との面談を、ハナエを介して依頼する。またこのような事態に遭った時、対処の仕様が無いとなると、再び心配をかける事になる。

 ユウタは外へ水を汲みに、川へと向かう為に桶を片手に提げ、家を背に外出した。


 家の外──色彩のない闇の向こう側へと臆面なく進む少年の背後で、砂を噛む足音がした。その音を認識した途端、弛緩していた感覚が冷えきって、ユウタの中で警戒心を最大まで高める。

 桶を傍に投げ捨て、得物を持たない素手で敵に翳す。不意打ちの攻撃にも備えられるよう、氣を練り上げ、空間把握能力を増幅させた。肌で感じられたのは、家の裏側に一人が身を潜めていること。恐らく、それが音源の正体だ。

 ユウタは家に立て掛けてあった木製の刺又を、氣術で手繰り寄せる。独りでに中空を滑って、少年の手元へと収まる。両手で握り込んで、尖端を構えたまま、相手が姿を現すのを待つ。

 すると、足音は向こう側から歩み寄ってきた。

 耳を澄まし、音から地面に掛かる体重から体格を、そして足捌きから男だと判別した。


「見事なり。しっかり教育を施されているようだ」


 その心を見透かしたように、男の声が静寂に揺れる。低く籠った声には、敵意が感じられない。それでもユウタは警戒を怠らなかった。たとえ油断していたとは雖も、接近する気配を悟れなかった事など無かった。それは、守護者に対してもそうで、師匠からも賞賛を与えられた得意分野でもある。──その筈が、この男の存在は音を認識するまで一切ユウタの探針に引っ掛からなかった。

 そんな相手が、敵意も無しに近付く事などない。


「少年、君がタクマの忘れ形見か」


 物陰から姿を現したのは、上背で中肉の男。白髪は短く切られ、髭も同じように切り揃えられていた。そして少し垂れた目は如何にも穏やかそうな面持ちだったが、その腰に刀剣の把と思われる物を携帯していた。注意を引いたのは、そこに鞘も、刀身も無かったという点。長い外套の裾を闇に溶かした黒装束は、顔と手以外を覆っている。脚絆をした長靴で固い音を鳴らす。

 手を上げて、踏み出す相手を用心深く観察した。奇異な武具を身に付ける相手の所作は、間違いなく鍛えられた戦士の風格を纏っている。

 向けられたユウタの鋭い視線に、子供の虚勢を嘲るような大人の笑みを湛えて、五メートルの距離で立ち止まった。あと一歩、踏み込めば少年が突貫を開始すると察してである。そこまで読まれて、ユウタの胸の芯を竦ませる悪寒が走った。

 明らかに、自分よりも何枚も格上だ。無闇に突撃を敢行すれば、まず一合で叩き伏せられる。その確信が、手合わせをせずとも得られた。少なくとも、ユウタの家は村の警備範囲に入っている。その中へと悠然と踏み込む自信は、虚飾ではない。


「賢明な判断だ。どうやら、師の教えで色々なモノを培ったらしい。

 私はタイゾウ。憶えてくれると嬉しい」


「僕に……一体何の用件があって来た?」


 一瞬、タイゾウが黒い瞳を鋭くした。それだけで数歩退いてしまうような圧力を感じ、得物を持った腕が震える。その手元に視線を落とし、相手は目を見開く。


「おお、素晴らしい!やはり、その歳で成長を始めたか!」


 一人で歓喜する相手を睨め上げた。


「そう警戒しなくて良い。我々は君を迎えに来ただけなのだよ」


「我々……?」


 背後、そして左の茂みから二つの人影が躍り出る。その時、ユウタはこれ以上ない絶望と恐怖を感じ取った。氣術で底上げされた、ユウタの獣じみた感覚をもすり抜け、近距離に居座り続ける二人組を恐る恐る確認した。


 背後には、自分と同年ほどか、それよりも少し上の青年。顔の片側を隠す長い黒髪から覗く眼光は、獲物を狙う狩人を思わせた。肩に、その体躯を超える大鎌を担いでいる。その重量は、彼が持ち上げられるとは到底信じられない。それをゆらゆらと揺らしていた。

 左に立つのは、この中で最も背丈の高く、そして筋骨隆々とした男性。長い髪を襟足で纏めて、前髪を上げて晒された額には、深い皺ができている。武器は見られない。凛々しい眉をつり上げて、こちらを品定めするように見ていた。

 全員が黒装束。長い外套を羽織っているタイゾウだけが、この中でも最も実力があるように感じられた。彼の会話を邪魔しないように、二人は口を閉ざしたままである。

 三人を注意し、その場で固まったままのユウタを和ませようと、タイゾウが手を挙げる。


「安心してくれ、私達は君の仲間だ」


「仲間?武器を帯びて、脅迫みたいな訪問をしているアンタらが同胞だって言うのか」


 その言葉遣いに、背後で少年が武具を構えた。それをタイゾウが手で制止し、物腰の低い態度でユウタを諭すように話す。


「その辺りは済まないと思っているよ。だが、君がもし暴れでもしたら、無事に済まないからね。最低限の護身だ」


 “──最低限の、護身だって?”


 周囲を検め、ユウタは顔を苦くする。身を護るにしても、過剰すぎる武装にその発言の真意を疑った。それに、先程から二人が発する覇気は少年を射殺す気勢で放たれている。これが果たして、仲間を遇する者の態度なのだろうか。

 高らかに哄笑したタイゾウに、ユウタは驚いて刺又を翳す。


「いや、申し訳ない。さて、本題だ。先述の通り、我々は君を迎えに来たのだ。本来なら、もっと遅い予定だったが、“こちら”も忙しくてね。君の手を一刻も早く借りたいのだ。

 失礼だが、正直に申すと君の意思は問わない。強引に拐かすつもりはないから、明日の夜までに出立の準備を済ませていてくれ。また伺う」


 タイゾウは大きく跳躍し、ユウタの頭上を超えて高木の枝に降り立った。羽毛のようにひらりと立ってみせた老人に、少年は目を疑った。


 あれは、種類は違えども、ユウタにとっては馴染み深い業──氣術だった。


「君の返答が、快いものである事を期待しているよ」


 そう言い残して、三人は闇夜に消えていった。今までの光景が幻影だったと錯覚させる去り方に、茫然自失と立ち尽くす。刺又を落とし、震える両手で胸を押さえた。

 ようやく、緊張から解かれた空気を胸一杯に吸い込む。


「なん……だったんだ、一体…?」

















うわー、こっちが緊張した。

次回の更新も、温かく見守っていてくれたら嬉しいです。

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