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第二話

読んでいただきありがとうございます

俺と義妹は連れ立って秋葉原へと来ていた。


我が義妹はアニメイトなどで次々とフィギュアやDVDなどを買っていき、俺は完全な荷物持ちと化していた。


普段は自分の荷物は自分で持つのだが、ここ最近は友達付き合いや仕事(モデルをやってるよ)で忙しく、全く秋葉原に来れておらず買いたいものが溜まっていたようなのだ。そういうわけで俺はおとなしく荷物持ちに徹している。


「恭弥恭弥っ。見て見て、このリルカちゃんのフィギュア超かわいくない?」


義妹が言っているのは幼児向けテレビ番組の魔法少女リルカリツカのメインキャラの片割れである。


秋葉に行くとだいたい


「ねえねえ、この○○可愛くない?」


だの言われるのだが、俺と義妹は同じオタクと言っても好きなものがほとんどと言っていいほどかぶっておらず、反応が


「はいはい、そうだね。可愛い可愛い。」


と適当になってしまうのは致し方ないことではなかろうか?というか義妹もそうなることがわかっているはずなのに何故毎度のごとく聞いてくるかも分からない。


とまぁそんな感じで俺たちは秋葉での買い物を終えて、家へと帰っていった。


とここで俺たちの両親について紹介しよう。


義母の名前は久留島留美。普段はのほほんとしているがやるべきことはしっかりやるしっかり者である。仕事は会社員。


続いて義父の名前は久留島康雄。体格がとてもがっしりとしていて怒るとすごく怖いが、本当はとても優しい。ちなみに義妹の莉乃を溺愛している。仕事は警察官。


あれ、両方とも義理じゃんと思ったそこのあなた。俺も高校生になったと同時に聞かされた話なのだが、実は俺は捨て子で物心のないころに拾われてきたらしい。ちなみに義妹はすでに聞いていたとのこと。


「「ただいま~。」」


「二人ともお帰りなさい、また秋葉かしら?」


昨今、オタクというものは世間から若干白い目で見られたりするが、うちの両親は別段何も言わない。


「そうだよ。」


と俺が答えると


「まったくあんたたちはそういうのほんと好きよね。もうすぐご飯だから荷物置いたら手を洗って、席についてなさい。」


「「はぁ~い。」」


言われたことを済ませた俺たちは夕食の席へと着くのであった。







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