登場人物紹介・あとがき
登場人物(改変前)
吉川悠人
本作の主人公。タイムマシンを使用し過去を改変する。
義昭
悠人の自宅の近所に住んでおり、少し変わった人物として知られている。
タイムマシンを発明した。
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登場人物(改変後)
吉川美南
本作の主人公。過去の改変前は悠人だった。
得意科目は算数と理科。だが、それはもともとの才能なのか、悠人の記憶の影響なのか……誰も知らない。
武蔵野線?何のことでしょうか?
パラレルワールドの悠人
悠人が過去を改変した結果、この世界に産まれることになった美南の兄。彼のPCがコンピュータウイルスに感染していないのは、妹の見えない努力があったからである。
拝島義昭
タイムマシンの発明者。
改変前の記憶はほとんど失ってしまったが、幸いにもタイムマシンについての理論は覚えていた。
美南の同級生。実は改変に巻き込まれて苗字が変わってしまったが、元の苗字は誰も知らない。
大塚雪子
美南の同級生。ゆっきー。
この作品は、シュタインズ・ゲートに登場するルカ子をきっかけとして書きました。
彼(彼女?)は世界線によって男の娘だったり、女性だったりします。よく考えてみれば、人間の性別は出生前にランダムに決まるわけで、この手の「親殺しパラドックスもの」においても、主人公の性別が変化するのは極めて自然と言えます。
しかし、実際には、何の理屈もないのに登場人物の性別がそのままである作品がほとんどです。これが気になってしまい、自分で作品を書き上げることにしました。