表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
信長さん  作者: はいむまいむ
第二章 信長、人の下で働く
63/358

五十八巻目 暴力とは、卑怯ですよ・・・

今日はすこし短めにしました。

ちょっと忙しかったので・・・映画を見なくては!

なんで信長様はこの時代に来てから、こんなに性格が変わってしまったんだろうか。昔はもっと威厳があって、かっこよくて、いい人で・・・なんで私こんなに信長様のことを考えているんだろ? 今までこんなに考えたことなかったのに、最近なんか事あるごとに信長様のことを考えてしまう。本当にどうしたんだろう、私・・・。

きっと、ジョンとか凛とかが私の性格までも変えてしまったんだ! きっとそうに違いないわ!

・・・そうだとしたら、さっさと元の性格に戻らないと。


※※※※

「ふふふっ、慣れる必要性ですか・・・」

「そうよ!」

ジョンが笑いながら言ってくるものだから、私自身すこしイラつき少しだけ強く言い返した。


少し間を開けた後、ジョンはようやくこの世界に私が慣れる必要があるということの理由を言い始めた。

「それはですね・・・」

「それは・・・?」

溜めている。ジョンがものすごく溜めている。ここで私はいろいろと詮索をしてしまった。後々その詮索はとてつもなく無駄だったことが分かるが、その時は「ここまでいうことを溜めているということは、もしかしたらものすごく重要なことを言おうとしているのかもしれない」と思っていた。まったく、今からしたら本当にどうかしてたよ。


ニヤッ、としてジョンは私の顔を見つめた。そして、じーっと見つめた後、ようやくために溜め溜めていた言葉を言った。


「特に、意味はありませんよ」


その言葉を聞いた瞬間、私はジョンの顔に拳をまた浴びせた。


「暴力とは、卑怯ですよ・・・」

「卑怯じゃないわよ!」

「おっ! 女言葉がしっかりと身についてきてるじゃないですか!」


さらに私は、もう一度ジョンの顔に拳を浴びせた。だけれども、ジョンは殴られてもなんだかわからないが、まんざらでもない顔をしていた。ちょっとこいつは、変な性癖があるのかもしれないな。これからはこいつに対して気を付けなければいけないな。この時代に来た以上、私も女なんだから男に対してはもっと気を付けなきゃいけないわね!

はぁ・・・先が思いやられるわ・・・・・・。


早く元の時代に戻りたいわ・・・・・・・



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ