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信長さん  作者: はいむまいむ
第七章A 美希、時を追う
298/358

魔女っ娘みきりんとむさいおっさん!

信長さんはこれよりこのシリーズに突入します。

あきらめてください


私の名前は阿多土美希! だいたい高校三年生!

好きなものは歴史に教科書に描かれている明智光秀の肖像画で、あの哀愁漂う絵を見るとなぜだかウキウキしてきちゃうの! 今どきのJKだったら当たり前だよね!


今日も私は普通に学校に行って普通に男性教諭に対して「セクシャルハラスメント発言ですよね、それ」と冷たい目線で声を掛けておいたわ! こう言う風に言うと男性教諭が「素晴らしい」と言って興奮してくれるのよ! これが今どきの高校だから、世も末よね!


そしてそんな普通の学校の一日を終えて家に帰宅しようとしたとき担任の先生の凛先生に「科学室からフェニルアミノプロパンを少し貰ってね! そうすれば世界は明るくなるはずだから!」と意味不明なことを言われて科学室にそのややこしい名前の薬品を取りに行くことになったんだけれども……私、実は科学室ってあんまり好きじゃないんだよね。

だって、噂で科学室には幽霊が出るっていわれてるんだもん……。もちろん、まだ夕方で幽霊が出る時間じゃないとしても・・・・・・少し怖いよぉ。だけれども、ここで行かなきゃ成績と信用がなくなっちゃうよね! 頑張るよ、私!


―――― 


「失礼しまーす」


私は畏まって言うのと同時に、開けるときのポージングは格好良くして置いたわ! そして、私は科学室の薬品庫をピッキングして先生から言われた覚……フェニルアミノプロパンを手に入れようとしたの! そしたら・・・・・・怖いことが起きてしまった。


「むふぅん……いいですねぇ・・・・・・ナイスですねぇ……」


小さな声であるが、息を殺そうとしながらも話しているために存在感が露わになっている独り言は、私の聴覚を刺激し一気に私を危機管理能力をマスターしたジャッカルのような警戒状態に切り替えさせた。恐ろしいもので、この状態になった私は罪深い人をいつの間にか殺めてしまっている事が多々ある。しかし、それもまたその人の定めなのだとしたら、致し方のないことなのだろう。

強きものがこの世界を制すとすれば、それは世界の理を乱す害である。しかしその世界の理そのものが害なのだとしたら、どうすればいいのだろうか。私は今まさに、深い、マリアナ海溝以上に深い思考の谷に落ちていくのだった。


「あの……もうよろしいですか?」

「あっ、だいたい気分が良くなれたからだ以上です!」


骸骨に声を掛けていたむさいおっさんが、私に話しかけてきたの! 私は今まで難しく考えているように見えて全く難しいことを考えていないという気分転換を行っていたから、結構気分が良くなれた! あぁ、最高だぁ!


「えぇっと・・・・・・まぁ、これからの話の展開上言いますが、今からあなたは私が骸骨に対してポージングを求めていた事を見てしまった罰として魔女っ子に変身してもらい、それで悪の科学者ジョンをタコ殴りにしてきてもらいます」

「わー、すごい展開が早いんだね!」


むさいおっさんはその後早口でむさいおっさんの設定(実は魔法にかけられている美少女で、ジョンを倒すと美少女に戻る。ジョンを倒さないと世界は滅亡する。というか、この話の終わりで滅亡する。……etc)などを説明してくれた! ほとんど聞き流したけれども、大丈夫だよね!


「ところでおっさん!」

「杉原です」

「おっさん杉原、これって時給は発生するの? 労災保険は加入してあるの?」

「時給は発生します。時給は1080円で、労災には加入してありますので安心してくださいね」

「やったー」


普通のアルバイトよりも稼げるよ! 最高だぁー


その後私はむさいおっさんが渡してきた契約書にサインと実印を押して「あっ、研修とかはないんで勝手にやってください」と言われて魔法の力を手に入れたの!


その後、むさいおっさんは「なんかよく分からない設定でキャラクターの性格を変えてしまうのは、世界観が違うからです。誰かに幸あれ」と言って窓から飛び降りたよ! 明日の1チャンネルが楽しみだ!


私は手に入れた魔法を使わずフェニルアミノプロパンを手に入れて凛先生にそれを渡して15万円を得て、帰宅したの! 


家につくと私はネトゲ廃人としてギルドのメンバーと楽しい初心者狩りをしていろんなアイテムをもぎ取っていった! そんな時、あるプレイヤーがこんなことを言ってきたの。


『そろそろこの世界観も飽きてきた。美希、君のところに転移して』


第六天魔王とユーザー名がこの人の価値を表しているように見えて、とても面白かった!

そして、私はその人を助けることにした。知らない人が私の名前を知ってるんだから、現実で絞めないといけないよね! 

私はその人に対して初めて魔法を使って、その人を自分の部屋に転移させてしたの!


「あぁ……この世界の美希はこんな感じなのか……」

「なに? 私のこと知ってるの?」

「うん……まぁ、知ってるっていうか……まぁ、もういいや」


その人が何だかめんどくさそうにしゃべってきたから、ちょっとだけ私はイライラしちゃったの! 仕方ないよね! 


でも、その人が一回大きな柏手を打つと世界は暗転して・・・・・・セカイハメツボウシタ


おしまい♡







































































































































































































――――



「信長様、さすがにこの作品はひどすぎるんじゃ」

「大丈夫、誰も見ちゃいないさ」

「でも……」

「平気だよ、最近アクセス数も減って来てるからバレやしないさ」

「……それもそうですね!」


世界が滅亡してしまったので、普通の信長さんに戻りたいと思います


ありがとうございました。

もし、他の小説を読んでいる暇があるなら、今すぐこの信長さんを全話見返して、さらにはブックマーク登録をしてください。さらに信者を増やしてくれるときっといつか良いことが起こるでしょう

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