表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
信長さん  作者: はいむまいむ
第五章 信長、受験生になる
221/358

第二百巻目 前編 勘違い

二百巻目に入って、特別編も合わせたら今回で二百二十二話になります。それで、総合評価も百なので、なんか縁起がいいと思います。いいと思うだけです。


とりあえず、後編のほうは今週の金曜日に投稿できればいいと思います。

次回は、特別編を投稿します

このまま、本当に彼が帰ってこないとなる俺は本当に何もすることがなくなってしまう。ジョンの本棚に置かれている本をずっと読むのも流石に堪えるし、そうは行ってもやることはない。本当にどうすればいいのかな……。


「そういえば、国語以外の昨日の試験の結果っていうのはどんな感じだったんだろ?」


学とか理科は全く分からなかったけれども、英語はニュアンス(というか、ジョンがたまに素で言っている独り言を思い出してみたりした)で解いてみたりした。

ただ、解いた教科の中でも唯一ミスター安藤が褒めてくれた教科がある。


「君! 君は、本当に社会科が得意だねぇ」

「そうですか?」

「社会科だけだったら、有名私立大学に行けるレベルはあるよ。これは素直に素晴らしい」


これは、絶賛と言ってもいいだろう。さすがにこんな風に遠回しで貶しているわけないと思うし、ミスター安藤がそんなことをするはずもない。彼はジョンと似ている性格だから、馬鹿にするときは直球に「君はバカだ」と言ってくるはずだ。そうじゃないということは、普通に褒めてくれたんだと思う。


ただ、その褒めてくれた中にも少しだけ言われた注意がある。


「ただ、君はどうやら戦国時代と言われる時代区分に関しては弱いらしいな」

「弱い?」

「苦手だということだよ」

「えぇ……」


自分が過ごしてきた、一番知っているはずの時代がなんと苦手だと言われてしまったんだ。実際、答えは間違っていてチェックが激しくついている。


「あとは政経をしっかりと理解すれば、社会かはもうやらなくていいレベルだ。これは君の誇るべき強みだ。存分に、自信を持ちたまえ」


まぁ、良くは分からないけれどもいいとしよう。何かの手違いかもしれないしな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ