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信長さん  作者: はいむまいむ
第五章 信長、受験生になる
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総集編 信長さん第一章から第三章前半まで +登場人物紹介

登場人物


織田信長

大抵の日本人なら知っている、歴史の中でもかなりキャラの濃い人。本能寺の変の際、なんか色々とあって現代の日本に飛ばされてしまう。

現代の日本に来てからは、何か大切なものを忘れてしまったかどうかは分からないけれどもアルバイトに明け暮れている。趣味は、自分のことをモチーフにしている作品を遊んだり、読んだりすること。あと、地下アイドルを追いかけること。

元の時代に戻りたいとは思っているけれども、無理してまで戻りたいとは思っておらず、今の時代に慣れていっている。むしろ、今の時代のほうが楽で快適に過ごせると分かってからは、元に戻るという考えを忘れてしまうこともある。

あと、ものすごいナルシスト。


ジョンタイタ―

アメリカ人の未来人。うざい笑顔とうざい言葉で信長のことをイラつかせてるうざい奴。

信長と美希の考えていることを読むことが出来るようで、そのことに関しても信長や美希をイラつかせている。未来人ということで、どうやらこの時代と信長がいた時代について研究をしているらしく、この時代に研究所を設けていてそこの責任者になっているらしい。

趣味は、アイドルの追っかけや日本文化を探求することらしい。

人のことを愛称で呼ぶ癖があるらしい。


阿多土美希

戦国ロリポップのリーダーを務めている、ロリポップの中でも人気の高いメンバー。信長のことを親しみを込めて信長様と呼んでいる。そう呼ぶのは何か理由があるらしい。

現在の職業は先述にもある通り戦国ロリポップというアイドルで、ほぼ毎日ステージ公演に立っている。休みの日は、信長の家に行って信長に料理を作ったり、刃物店に行って刃物を見たり、洋服店で洋服を買ったりしている。

ジョンのことは嫌いじゃないけれども、性格は苦手らしい。


後藤凜

哀・戦国ロリポップのプロデューサー兼監督兼イジリ役兼ファン一号。

ジョンには「りんりん」と呼ばれていて、ジョンに対しては「じょんじょん」と答えている。これから察するに、ジョンと凜の関係は良好だといえるだろう。

性格としては、とてつもなく面倒な性格で非常に関わりにくいタイプだろう。酒を飲んでもある程度は自制を保つことが出来るが、基本的にはヤバイ。美希に対してはかなりの思い入れがあるようで、彼女をいじっていいのは私だけ、というほどだ。その点、責任感や指導の際の優しさは高く、誰かがピンチであれば助けたくなってしまう性分である。

趣味は、酒を飲むことと美希を可愛がること。これさえできればいいらしい。

休日は母親が営む定食屋を手伝うことがあるらしく、接客をしていることを見かけることが出来る。

秋葉原と芸能界ではその名前と顔が知れ渡っていて、何かと優遇をしてくれるらしい。


杉原教授

信長基準でいえば神様らしく、彼の意見に従えば何事もすべてうまく行くようだ。

ロリポップのライブにはほぼ毎日顔を出しており、信長以外のスタッフも彼のことを知っている。有名国立大学で教授をしていて、タイムテレポートの研究をしているらしい。

尊敬する人は織田信長らしい。

基本的に優しい人なので、敵にはまわしたくはない。


鈴木さん

戦国ロリポップのスタッフの一人で、信長のことを良くしてくれている人の一人。何かと謎の多い人で、凜には先生と呼ばれたり、昔大学で教授をしていてやめさせられたりしたと言われているが、実際のところは良く分からない。


偽美希

美希が過去へとテレポートされた際に、美希本人の精神器官に間違ってテレポートされてしまった謎の人物。というか、謎の人格。信長様と美希のように信長のことを呼んでいることを見ると、やはり何か信長と関わり合いがあるということが考えられる。

性格としてはかなりやばい奴で、車を見ると叫び、料理を見ると食べ過ぎ、外に出ると喜ぶ。ジョンに対しては、南蛮人と言って差別をしているが最近では、親しみを込めて南蛮人と呼ぶようにしているらしい。ただ、いつもジョンには「南蛮人じゃなくてアメリカ人でお願いします」と言われている。

美希の姿になってしまったので、とりあえず美希の代わりにステージに立っている。美希の時とは違う過激なライブパフォーマンスをするようになり、ロリポップの新しい客層をつかむことに一役買っている。


その他の人物紹介はそこまで本編で掘り下げていないので割愛します。


内容総集編


第一章信長、現代に来る

本能寺で火がついて、気絶した信長が目覚めるとそこは現代の日本だった。信長は、気絶する前に来ていた服では無く、Tシャツを着ていることに驚いて、色々と頭の中で混乱を始める。そして、その姿を見て警察官が信長を呼び止めるのだった。

警察官の姿を見て信長はさらに驚いた。警察官の姿はまさしく、警察官の制服を着ている武田晴信そのものだったからだ。信長は晴信の通称である太郎と、彼の名前を呼ぶが、そもそも晴信ではない警察官は詳しい事情を聞くためにパトカーに信長を乗せた。

混乱しながら、警察官の言うことにこたえていると、パトカーの外からパトカーの窓をたたく外国人が現れた。警察官は一度、パトカーから出てその外国人と話を始めた。そして、警察官が帽子を取り頭を下げ、パトカーに戻っていて信長にもう帰っていいといわれ、外に出た。

そして、外にいたのはジョンタイタ―。つまりはジョンだった。

ジョンの登場に頭はすでにショート寸前だったが、ジョンはそれを気にせずに信長に説明を始めた。この時代はあなたにとっては未来の世界、430年後の世界だということを言われた。そして、カフェに移動していろいろとさらに話をした。ものすごい世間話を。

それが終わった後、ジョンの家へと移動してそこで何日間か引きこもりの生活をすることになった。


第二章信長、人の下で働く

ある日のこと、限定版のプラモデルを組み立てている信長に欲しいものができてしまったのだ。それはその前の日に出来てしまった心残りを解消するために必要なもの、彼女(美希)に対してのプレゼントだ。さらに、信長はスマートフォンも欲しくなってしまったのだ。

それで、まぁバイトを探すということで美希とデート的なことをして、結局、信長はジョンの紹介で凜監督の下戦国ロリポップの裏方のスタッフの仕事に就くことになった。


第三章信長、秋葉原のハマる

仕事を始めてから一か月が経ち、それを記念してパーティーをすることになった。

パーティーと言う名の凜さまが酒をガンガン飲む会合だということは言わない約束だ。

美希にプレゼントをするという理由で働きはじめたわけだけれども、まだ贈り物はしていない。なぜなら、まだ美希の欲しいものが分からないからだ。

凜の指示によってジョンをパーティーに参加させるために一度家に戻ることにした。

しかし、家に戻ってもジョンの姿はなく、とりあえず信長は置き手紙をしてパーティーへ向かうことにした。

パーティー会場につくと、そこには何升も酒を飲みほしても意識がしっかりしている凜様が、美希を酔わそうとしていた。だけれども、美希やそれ以外のスタッフは酒をいくら飲んでも伸びることはなかった。むしろ、凜とかに酒を飲まされた男のスタッフたちは全員消沈していた。

パーティーが終わり、とりあえず家に帰ることにした信長だった。

次の日は休日で、なぜか信長はどこか遠くへ行きたいという衝動に駆られていた。


……第三章総集編は次回に続きます。


以上、信長さん総集編①でした。


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