表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
信長さん  作者: はいむまいむ
第四章 信長、学ぶ
148/358

百三十二巻 美希を助けに来た

明日も投稿しますので、よろしくお願いします。

―――― 


暗い通路を進むのはやっぱり心が沈みますね。それにしても、いったい誰がこの施設に侵入したんでしょうかね。入り口付近の赤外線に引っかからずに、偵察本部直轄の赤外線である最終防衛ラインの赤外線に引っかかってくれたのは私たちの運河良かったからでしょうが、それにしてもその最終防衛ラインまで侵入者がこれるなんて……もう少し、警備を重層化しなければいけませんね。


あぁ……なんか見えてきましたね。あぁ、もう怖いな。わきの汗が止まりませんよ。あとで、わきの部分を重点的に洗わなければ……。


ていうか、あのシルエットって……?


「あれ?」


※※※※


疑問のぶつかり合いの後、少しだけ静かになりそして神様が「あぁ……」と何か感激したこえで泣きだしてしまい、俺とジョンはその様子を凝視した。


「なんで、この男性はいきなり泣きだすんですか? 日本人は、外国人のことが怖いんですか? もう、訳が分かりませんよ!」


いや、訳が分からないことにおいてこの状況で俺以上の奴はいないだろう。だって、この場所がどこかわからないのに、美希がいると聞いてきたのに美希はどこにもいないし、ジョンはなぜかこんなところにいるし、本当に訳が分からないよ。


「ノブ」


ジョンが俺の名を呼ぶ。


「いったい、この男性は何者なんですか? そして、なぜこんなところに来たんですか?」

「この人は、神様」

「神様? ノブ、キリスト以外にも新興宗教にもはまってしまったんですか?」

「いや、そういうわけじゃないんだけれども」

「……まぁ、いいでしょう。で、なんでここにやってきたんですか?」


そりゃ、まぁ、ひとつしかないだろ。


「美希を助けに来た」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ