百九巻目 本当だよ!
ふと思ったんですが、この小説のジャンル歴史じゃないですよね。
適当にジャンルを選んだんですけれども、やっぱり違うものにしなければいけませんよね。
近いうちにジャンルを変えたいと思います。
駅のほうに行ってみると、なんだか騒がしかったので駅の中に入ってみるとどうやら人身事故があって、それでダイヤが電車のダイヤが乱れていることが分かった。俺が電車に乗っていた時は全く乱れていなかったので、俺が仕事している間何かがあったんだろう。
これで美希が遅れている理由がわかった。多分、ダイヤが乱れた後に電車に乗ろうとして、今全く動けない状態にあるんだ。絶対にそうに違いない!
とりあえず、一つ原因っぽいことが分かったから凛監督に伝えに行こう。
※※※※
「もし、美希に何かあったらどうしよう・・・」
「凛監督どうかしたんですか?」
「あぁん、ドック。実はね・・・」
「えっ! 美希がまだここに来ていないんですか!」
「そうなのよ・・・・・・」
「私探しに行きますよ!」
「いや、ドックはここで待機よ。今ほかのメンバーがいなくなったりしたら、それこそステージがやれなくなっちゃうから」
「でも・・・リーダーの美希がいないんじゃ・・・・・・」
「安心しなさい。必ず生贄君が、美希を見つけてくれるはずだから!」
「そうですよね!」
「じゃあ、ドックたちはリハーサルでもしてなさい!」
「分かりました、監督!」
※※※※
もう秋葉原には着いた。時間的にはもう遅刻はしているけれども、ステージには何とか間に合いそうだった。こいつと会わなければ。
「いや~、まさかここで会うとは運命の出会いですね」
「なんであんたがここにいるのよ。ジョン」
なぜ、ここにジョンがいるんだろ。なんでこんなところにいるのか全く分からない。
「私は、秋葉原が職場みたいなもんですからね」
ジョンはそう自信気に語るけれども、私にはまだあまり理解ができていなかった。というか、信用性が全くない人間の言うことを理解することは私の頭が許さなかったのだ。
というか、こいつ働いていたのか。
「そうですね・・・。ちょうどいい機会ですから、今から私の職場に来てくださいよ」
「嫌よ。それに今から私だって仕事なんだから」
「まぁ、そんなことを言わずに・・・」
私がものすごく嫌そうに、ジョンの話を断るとジョンはにやにやしながらも悲しそうな顔をして、胸元から何かを取りだし私に向けた。
そして、「とりあえず、大人しくしていればいいんですよ」と言って、私はそのあと意識を失った。
『あれ、さっきまでそこにいた外国人と女の子は?』
『ずっと二人のことを見てたけれども、いきなり消えたんだよ』
『嘘だぁ』
『本当だよ!』
※※※※




