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時空超越

話し合いから1週間後。

私たちは計画を、いよいよ実行することを決めた。


「いいかい」

渡島が私たちに言う。

今は、全員が私の部屋にいる。

そして、きっと同じここには戻って来れない。

でも、それで構わない。

「やって」

私が渡島に言う。

ウンとうなづいて、渡島はチョークで魔法陣を描き出した。

さらに、何かを猛スピードで唱えている。

何を言っているか、全く分からないほどだ。

だが、八重陣十六角形の魔法陣に、さらに詠唱術式を加えると言う授業で習ったことがないようなものを見せられると、かなり複雑な魔術なんだと言うことがわかった。

「……故に、乞い願い奉る。我が施主の願いを聞き届け給え」

そして、4回拍手をした。

その瞬間、私たちはこの世界にいなくなった。

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