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協力

私は、私と友達が見た夢についてを、彼女に話すことにした。


「……つまり、こういうことね。2人は、その別次元の人たちを助けようとしているって」

私はうなづく。

まさしく正しい理解をしてくれている。

そのことにホッとしつつも、私は続けて言う。

「私は、彼女たちを救いたい。だから、禁忌を犯すことになっても構わない」

その決意を聞いてか、伊洛は笑って言った。

「なら、私も知り合いに聞いてみようかなぁ」

「知り合いって、誰?」

魔術系の知り合いが伊洛にもいるだろうが、それが誰か全くしらない。

「テスト期間開けに合わせるよ」

伊洛はまだ、面白そうに笑っていた。

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