表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
龍王様の半身  作者: 紫月 咲
2章 護られること、その意味
60/80

なつなと仔龍《1》

なつなと○○シリーズ、最後のお話になります。

香龍篇終了後から、半年後のお話です。




その日、なつなは秘密基地である菜園で、食べごろになった果実達の収穫をしていた。

艶やかな色をした果実に、大きく実った野菜。

なつなが手ずから収穫する度に、さわさわと揺れる枝葉は、まるで彼らの心からの歓喜を表しているようで。




『うむうむ、我ながら良い出来である。これならば、愛しきそなたの口に入ることも許せるというものだ』

“姫様、姫様!美味しく食べてね!”

「ふふ、ありがとう。私だけじゃなくて、みんなで食べさせて貰うね。」


満足げに頷く壮年の男性と無邪気に喜ぶ少年の姿をした『見えざる者』に、なつながそう伝えれば、彼らは彼女に食されることこそ重要なのだと言わんばかりの態度を見せる。

そんな至極いつも通りの彼らに苦笑を零しながら、なつなはまた彼らによって厳選され、最高の状態で採取された実を受け取るのだった。






「きゅるるる、きゅきゅー!」


そうして様々な種類のそれらを複数の籠へと入れ、いつも通り傍らについてきていたセラフィナ達が全て持つと言うのを断り、その中のアランカの実が入った籠をなつなが自分の腕に抱えた時だった。

突然、なつなの耳に聞こえてきたのは、獣の鳴き声とは思えないほど、可愛らしい声で。

続いて、がさがさと小刻みに枝葉がしなる音が響いた後、青い塊が勢いよく飛び出し。


その塊が一目散に飛びついたのは、なつなが抱える籠だった。






「ええっと…」


突然の出来事に、なつなはどう反応していいか分からず、ただただ自分が持つ籠を見下ろしている。

その視線の先では、なつなの視線をものともせずに、夢中でアランカの実にかじり付いている青い塊。

喜びのためか、小さな躯と同じ色をした両翼と尻尾がぱたぱたと揺れていて。




『むむ、何を考えているのだこの小童!我が娘が最初に口にする前に許可なく食すとは!』

“ああー!一番に姫様に食べて貰いたかったのにー!!”


彼らの非難するような怒りが混じった悲嘆の声を耳にしながらも、なつなはいつもであれば彼らを宥めようとするが、それよりも目の前の存在から意識が離せなかった。

何故ならば。





「子供の龍、よね…?」


自分の目の前にいるのが、まだ幼い龍に見えたからだ。

しかし自信のないなつなの言葉は、今までに一度も子供の龍を見たことがないからで。

まじまじとその子供の龍らしきものを見つめるなつなに、答えをくれたのはセラフィナだった。





「間違いなく仔龍ですね。恐らく離宮から、この場所に迷い込んだのでしょう。仔龍の中には、好奇心旺盛な者もおりますので。」

「離宮…。確か、他の龍が暮らす場所ね。」

「はい。恐らく、聖樹ザグラノルドの代替わりの際に生まれた仔龍かと思われます。好奇心の赴くままに離宮から飛び回り、そうして迷った挙句に果実の甘い香りに誘われたのでしょう。その様子だと…よほど空腹だったようですし。」


セラフィナの眼差しは、呆れたようでいて、それでもどこか温かい。

まるで昔を懐かしむような眼差しで仔龍を見つめるセラフィナは、しかし急にその眼差しを厳しいものに変え、仔龍が飛び出してきた方向を見やる。





「どうやら迎えがきたようですね。…なつな様、わらわから少しお離れ下さい。」


セラフィナの言葉をなつなが理解する前に、今まで何も言わず傍にいたユーナディアが、なつなの背に手を添え、そのまま数歩後ろに下がらせる。

それを横目で見届けたセラフィナは、持っていた籠を足元に置くと、まるで肩を慣らすように軽く身動きした。



そして次の瞬間、勢いよく飛び出してきた大きな影に向かって、セラフィナは地を蹴った。

その影は、突然目の前に現れたセラフィナに驚いたのだろう。

とっさに両腕で防御したものの、その足から発せられた衝撃波に耐えきれず、あっという間にまた飛び出してきた木々の方へと吹き飛ばされてしまった。





「セ、セラフィナさんって、容赦ないんですね…」

「…養育者たる者が犯した、不手際への罰です。セラフィナは、そういった者に厳しくありますので…」


静かに語るユーナディアの言葉を聞きながら、なつながその背を見つめていると、ふっと軽く息を吐いてからセラフィナは振り返り、なつなに対して深く頭を下げてから、謝罪を口にした。





「――お見苦しいところをお見せして、大変申し訳ありません、サーナ様。」

「いえ…そんなことは別に気にしませんけど。それよりもさっきの方、大丈夫でしょうか…?」

「雄龍ともあろう者があれくらいの衝撃を受け流せないなど、問題外です。…さあ、出てきなさい。」


セラフィナの厳しい声に、先ほどとは打って変わって、静かに枝葉がしなる。

そして姿を現したのは、薄青の長い髪を後頭部で高くくくった、青灰色の瞳をした青年だった。





「…全く、手荒いですね。しかしその姿…香龍、ですか?香龍は半身様を探す旅に出ていたはず…戻られていたのですか。」

「あなた方が世俗に無関心だということは理解していましたが…既にわらわ達は半身様を守護する身。…そして、あなたは今犯している無礼に、気づいていないのですか。」

「無礼…ですか?」

「半身様を御前にして、真名も名乗らず膝も折らぬなど…無礼以外の何物でもないと思いますが?」


更なる厳しさを纏うセラフィナの態度と声に青年は視線を動かし、その先になつなを捉えると、その瞳は驚きに大きく見開かれ、青年はすぐにその場で片膝を地面につくと、まるで土下座をするような勢いで頭を下げた。





「半身様の御前とは知らず、ご無礼を致しました!私はアレヴィオンと申します。アレンとお呼び捨て下さい。」

「アレンさんですね。…あの、どうか頭を上げてください。突然のことで、私に気づかないのも無理はないと思いますし…」

「いえ、そういうわけには…」


そこまで言いかけて、アレンと名乗った青年はふいに言葉を止めた。

その不自然さになつなが首を傾げれば、アレンは恐る恐るという言葉がぴったりなほど、躊躇うように視線を上げる。

そしてその瞳が何かを映した瞬間、アレンは大きな声を上げた。





「シリル!ここにいたのですか!そして、あなたは半身様になんてご無礼を…!」

「…シリル?」

「…?」


アレンが口にした名をなつなが口にすれば、今まで一心不乱にアランカの実を頬張っていた仔龍が、その口の周りに果汁を滴らせたまま、漸く顔を上げた。

そして、なつなや傍にいるユーナディア、離れた場所にいるセラフィナを不思議そうに見つめてから、仔龍はアレンに瞳を向け、その見知った存在に声を上げた。






「きゅう!」

「…わっ、こら、急に飛びついてはいけないと何度言えば…」


籠から飛び立ち、一目散に自分へと突っ込んできた仔龍に、慌てて受け止めたものの、アレンの服は見るも無惨に果汁まみれとなって、その光景にアレンはため息をつきながら、それでもなつなを見つめて姿勢を正し、また深く頭を下げた。





「…どうやら、私が養育する仔龍が、半身様に大変なご迷惑とご無礼を働いた様子。重ねてお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございません!」

「いえ、ホントに気にしないでください。凄くお腹が空いてたみたいですし、子供には何の罪もないですよ。」

「ああ、そのような寛大なお言葉をいただき感謝に堪えません。この仔龍は、かなり好奇心旺盛でして…自由に飛べるようになってからは、こうしてよく離宮を飛び出すのですが…。今日は昼前から姿が見えず、ずっと探していたのです。」

「なら、お腹が空いていたのも仕方がないですよ。無事に迎えが来て良かったね…シリル?」


そんななつなの呼びかけに反応するように、その耳をぴくりと動かした仔龍は、アレンの腕の中で躯をよじり、その腕の力が緩んだ瞬間、また飛び立った。

そして、降り立った場所は――なつなの頭の上だった。





「!シリル、なんてことを…!」

『小童、貴様…!!!』

“僕達の姫様に何するんだー!!!”

「きゅきゅ、きゅう!」

《僕はシイラリアルスだよ、龍王様のお姫様!》

「…え?」


アレンの慌てる声と、仔龍の行動を非難していた『見えざる者』達の更なる怒りの声と。

なつなの耳に聞こえた仔龍の鳴き声とは別に、頭の中に直接響く声があった。

それは紛れもなくなつなの頭に乗る、仔龍の声で。





「今のって…」

「仔龍だけが使う、『念語』です。生まれてから1年は直接話すことが出来ませんので、仔龍は念語を通じて意志疎通をはかるのです。」

「念語…」

「どうやらその仔龍は、サーナ様に懐いたようですね。本来、サーナ様の頭に乗るなど無礼極まりない行いですが、サーナ様はお嫌ではないでしょう?」

「はい、イヤじゃないです。むしろ可愛いです。」


きっぱりと言い切ったなつなに、仔龍の生態を説明したセラフィナは苦笑いを漏らし、今の主の言葉に漸く怒りを収め、語りかける言葉に納得したように姿を消した『見えざる者』となつなのやり取りを横目に、未だ狼狽えた様子で仔龍の暴挙を見つめているアレンを見た。





「…見て分かる通り、サーナ様はお喜びの様子。ご安心なさい。」

「は、はい…」

「…それでアレン殿。今回、離宮に生まれ落ちた仔龍はどれくらいいるのですか?」

「は、はい!今回離宮に新たに生まれ落ちた仔龍は、12です。比較的、水龍が多かったように思います。」

「そうですか…。それ以前に、サーナ様が戻られた際に生まれ落ちた仔龍の数は?」

「9です。」

「少ないのか多いのか、分からないですね…」


耳にした数に、なつながぽつりと呟けば、アレンは微笑みを浮かべながら答えた。





「龍はそれだけ、生まれにくい存在なのです。故に龍王陛下や半身様の生誕、聖樹の代替わりを迎え、生まれ落ちた仔龍は我ら龍にとって、喜びの象徴ですから。」

「喜びの象徴…」

「我ら離宮に住む龍は、世俗に無関心です。それは、無関心であることが我らには『必要』だからです。」

「必要…?」

「そのお話は、離宮の長より伺った方がよろしいでしょう。どうぞ、このまま離宮にお越し戴けないでしょうか?…誠に申し訳ないのですが、シリルのその様子では、その方がよろしいのではないかと思いますので。」


そう言って頭を下げるアレンの姿に、なつなは頭上の仔龍を窺おうとするも確認は出来ず、しかし触れる仔龍の躯から喜びのような感情を感じ取り、なつなはセラフィナを見つめた。






「セラフィナさん…」

「よろしいのではないでしょうか。離宮はその造りとして、仔龍達が暮らす宮と、成龍達が暮らす本宮とが分かれています。そうですね?」

「はい。龍王陛下は、本宮で暮らす成龍達に気を遣われ、半身様が離宮を訪れることを避けられたようですが、仔龍達が暮らす宮であれば大丈夫でしょう。もし、それでもご不安であれば…私が術を用い、龍王陛下にこの旨をお知らせ致しますが…」


アレンの申し出になつなは首を降り、その手で自分の耳朶に触れる。

そこにあるのは、一粒の華奢なピアスだけで。

突然のなつなの仕草に、アレンだけが目を見張った。





「半身様…?」

「…お静かに、アレン殿。」


セラフィナの言葉に、アレンが首を傾げながらも従った瞬間、そのピアスが淡く輝いた。

白銀、濃青、深紅、空色、濃紫、深緑、向日葵色。

七色の色が明滅するように淡く輝くピアスは美しく、その光に魅せられたのはアレンばかりではない。

その頭上にいる仔龍も、そのピアスを覗き込むように見つめていて。


そして明滅した光が白銀に落ち着いた時、聞こえるはずのない声がその場に響いた。






『――どうしたの、サーナ?』


それは、紛れもなく龍王(レイ)の声だった。

その出来事にただただ驚くアレンに構わず、なつなはとても自然に言葉を紡いだ。





「レイ、あのね…今秘密基地にいるんだけど、そこで離宮で暮らす仔龍とアレンさんって龍に出会ったの。」

『仔龍と?アレン…ああ、アレヴィオンだね。どうして彼が?』

「アレンさんが育てる仔龍が、離宮から飛び出して、ここまで迷い込んじゃったみたいなの。それで、ちょうどアランカの実を収穫した後だったから…」

『…ああ、分かったよ。その仔龍にとってはいい食事だったわけだね。それで僕にこうして連絡してきたということは、これから離宮に向かうの?』

「うん、いい?」

『構わないよ。ただし、本宮はダメだよ。あそこには(つがい)を持たない雄龍が住んでいるから。サーナを番だなんて言い出されたら、嫌だからね』

「あはは、そんなことあるわけないよ。それに、私にはライナスさんがいるじゃない。」

『…うん、理解していないね。でも、セラフィナ達が一緒だろうし、問題はないかな。サーナ、仔龍を気に入ったんだろう?』


レイの苦笑い混じりの言葉に笑顔で答えたなつなは、数度言葉を交わした後、その会話を終えた。

ピアスはその色を濃青へと変え、その場に魔力の残渣(ざんさ)を残していた。





「それは…」

「…あ、ごめんなさい、説明もしないで。これは、私がいた世界で主流だった宝飾品で、ピアスと言います。龍の鱗で出来ているんです。」

「龍の、鱗…?」

「ただの鱗ではありません。片側は龍王陛下と六属龍、そしてもう片側はわらわ達六香龍の鱗を使い、細工師マリエラ殿が加工した龍鱗のピアスです。」


なつなの言葉を引き継ぐようにして、セラフィナが説明したその内容に、アレンは更に目を見開いた。

なつなの両耳を彩るそのピアスが、有り得ないものだったからだ。





「サーナ様の右耳には、わらわ達六香龍の鱗を併せ持つピアス。左耳には、龍王陛下と六属龍の鱗を併せ持つピアス。そして、その2つともに同じ鱗を持つ者の魔力と、守護者である翠月殿の魔力を重ねた、護りのピアスなのです。」

「護りの…」

「そこに私の我が儘で、レイ達みんなと好きな時に会話が出来るようにならないかなって、離れていても会話が出来るように加工して貰ったんです。」

「そのようなことが出来るのですか…」


唖然と呟くアレンになつなは笑いかけるが、彼女は知らない。

その提案をした時の、マリエラの内心では抑えきれない興奮と食いつきを。

なつなの提案はそれだけ、誰もが思いつかないものだったのだ。


この国に住む者は、誰もが魔力を持つ。

そして初歩的な魔術として、互いを知る者同士であれば、魔力を気配として飛ばすことで、連絡を取り合える術がある。

それが、アレンが提案したものだった。


しかし、なつなは魔力を持たない。

そしてなつなが誰かと連絡を取りたい時、それを任されるのはシェリア達や見えざる者達だ。

けれどなつなは、自分のために誰かの手を借りることを、申し訳なくは思っても、好む性格ではなかった。

故に、思いつきで提案したのだが、その思いつきすら、マリエラには新鮮だったのだ。

それは、唯一魔力を持たないなつなだからこそ、浮かんだ思いつきだったから。


この龍鱗のピアスは、元々がなつなの誕生日を祝うプレゼントとして、レイ達やセラフィナ達が共同でマリエラに作成を依頼したものだった。

しかし、セラフィナ達が自らの鱗を手に入れるためには、なつなの命令が必要だった。

それ故に、なつなは自分へのプレゼントを知ることになった。


申し訳なさそうなセラフィナ達に、それでもなつなは嬉しそうにお礼をいい、その作成の場にも立ち会った。

そこでなされた提案を受けて、マリエラは懇親の作品を作り上げた。


その龍鱗のピアスは、常時色を変える。

素材となったその鱗を持つ者の色を、纏うのだ。

まるで陽炎のように揺らぎ、気まぐれに日に何度も色を変えるそのピアスは、なつなが意志を持って触れた時だけ、その揺らぎをなくす。

なつなの意志と翠月の意志を持って発動されるその魔力は、なつなが望む者との会話を可能にするのだ。


それはなつなのための、そしてなつなにだけ使用出来るピアスだった。






「だから、これは私にしか意味のないものなの。そして、みんなの気持ちが籠もったプレゼントだから、あなたにはあげられないの。…ごめんね?」

「きゅう…」


なつなのその言葉は、まるでピアスを欲しがるように瞳を輝かせた、仔龍に向けてのものだった。

なつなの言葉を聞き、残念そうにしょんぼりとしてしまった仔龍も、なつなに頭を撫でられると、途端にぐるぐると甘えるような鳴き声を上げる。

そんな仔龍の不作法を何度も謝罪するアレンに、なつなは首を振った後、ふいにあることを尋ねた。





「あの、アレンさん。仔龍はみんな、アランカの実が好きなんですか?」

「あ、そういうわけではありません。仔龍にも属性により嗜好がありまして、アランカの実は生まれたばかりの仔龍の中でも、水龍・氷龍・風龍が好みます。シリルは水龍ですから…」

「じゃあ、他の仔龍達は?」

「炎龍・雷龍・地龍は、セラフィナ殿と申されましたか…あなたが持つアマチェの実を好みます。特に、取れたてのものが…」

「じゃあ、この2つの実をお土産にすればいいですね。ユーナディアさん、すみませんが他の野菜や果物を、一度白王宮に持ち帰って貰えますか?」

「…かしこまりました。」


なつなの言葉に頷いたユーナディアは、セラフィナと数度言葉を交わして、白王宮の方に消えていく。

そしてアレンが懇願したため、なつなは持っていた籠を手渡すと、セラフィナを見つめた。






「もうすぐシオン達も来ます。それから離宮にお邪魔しましょうか。」

「はい。…シオン殿達が、仔龍に遊び相手と見なされなければよいのですが…」


セラフィナの苦笑い混じりの言葉に、なつなはその光景を想像して、楽しそうな笑顔を浮かべたのだった。





なつなちゃんと仔龍とのお話です。

最初は、龍鱗のピアスだけのお話にしようと思っていたんですが、予定を早めて、仔龍も出してみました。

そして更には離宮で暮らす他の龍達のお話も混ぜまして、かなり色々混ぜ込んだお話になってます。

まだまだ続きますが、お楽しみいただけますように。


補足です。

アランカの実ーー真っ白な洋梨、形は柿。ライナスの好物。

アマチェの実ーーピンク色をしたブルーベリー、エドガーの好物。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ