天使
基本となる天使と、名を冠す天使を書いていきます
基本の天使も増える可能性あり
熾天使
天使学のヒエラルキーにおいて第二位。火、攻撃、強化、防御に優れている。
“攻撃”星十
“強化”星五十
“防御”星十
“火”星五
智天使
天使学のヒエラルキーにおいて第二位。水、回復、防御に優れている。
“防御”星十五
“回復”星二十
“水”星三
座天使
天使学のヒエラルキーにおいて第三位。電気、攻撃に優れている。
“攻撃”星二十
“電気”星七
主天使
天使学のヒエラルキーにおいて第四位。水、操脳、防御、回復に優れている。
“防御”星十
“回復”星二十
“操脳”星七
“水”星五
力天使
天使学のヒエラルキーにおいて第七位。水、防御に優れている。
“防御”星三十
“水”星七
能天使
天使学のヒエラルキーにおいて第六位。火、攻撃、強化に優れている。
“攻撃”星二十
“強化”星七十
“火”星五
惑天使
天使学のヒエラルキーにおいて第三位。水、魅惑、操脳に優れている。
“操脳”星五
“魅惑”星五
“水”星五
神天使
天使学のヒエラルキーにおいて第一位。オールラウンダー。
“攻撃”星四十
“防御”星九十
“強化”星千
“回復”星十五
“操脳”星九
“魅惑”星五
“腐食”星五
“火”星三
“水”星三
“電気”星三
“大地”星三
“重力”星三
サリエル(神天使)
死を司る天使。大鎌を持ち、死者の魂を狩ると言われている。サリエルは魔眼の源流とされており、彼の名が書かれた護符は、邪視から逃れる効力があるとされる。彼の持つ“魂の火”はあらゆるモノに火を灯し、あらゆるモノを消滅の因果に導く。
召喚者:ライノセンス
同化者:ライノセンス
魔力:推定五万
“攻撃”星五十
“防御”星五十
“強化”星五百
“回復”星二十
“操脳”星三
“魅惑”星三
“火”星七
“水”星七
“電気”星七
“大地”星七
“重力”星七
“光”星一。
『四の欲望。精神の浸蝕。瞳に映る元始の世界。“最たる元始の欲たる瞳”』
魔眼の術式兵装。宿す力として挙げられるのは4つ。1.目が合った対象の死。更に中の者の消滅。2.連続して5秒見続けたあらゆるモノに“魂の火”を着火する。3.連続して十秒見続けた部位の破壊。4.連続して一時間見続けたあらゆる損失を補填により治す。その力が示す通り創造と崩壊を司る魔眼。ただ、崩壊にのみ重きを置き、創造は単に着いてきた蛇足。
『静止する魔力の胎動。“月の支配”』
対象の魔術そのものを封じる護符状の術式兵装。無論貼付ける事でその効力を発現する。人に直接貼付けるのが手っ取り早い使用法だが、部屋に貼ることにより方陣とし、対象の呪文や術式兵装を封印することも可能。更に方陣にした場合第二の能力を発揮出来る。その能力とは、方陣の内と外からの魔術的要因の干渉不可である。魔力百以上、つまり魔術師は、方陣が張られた部屋に入ることも、また入っている場合出ることも出来なくなる。継続時間はおよそ24時間。破壊するのは簡単で、“攻撃”や術式兵装を用いずとも破ったり傷つけるだけで破壊可能。ではあるが、基本的に“魅惑”などで隠されているので見つけるのは困難。
『十月九日完全殺人。“最上たる所以の鎌”』
鎌の術式兵装。人を斬るという下等な使用法は取れず、殺るなら殺るで完璧に、究極に、完全に殺り尽くす。詰まるところ、殺すのは中の者だけ。ヒエラルキーに於て一位なら10回。二位なら9回と斬れば殺せる。上等の殺ししかしない。故に最上。
アルマロス(智天使)
旧約聖書偽典『エノク書1』にあらわれる天使の一人だが、堕天使となりエグリゴリと呼ばれる一団に属する。「魔術師をいかに無効にするか」を人間に教えたという。トリックスターで、彼の使う術式兵装は殺傷力はそこまでないが、相手の動きを封じる上では右に出る者はいない。
魔力:推定三万
召喚者:センマイカ
同化者:センマイカ→愛星芽部
“防御”星五十
“回復”星百
“水”星七
『止めるだけ。ただそれだけで私の欲望。“静止線”』
天から降り、ピンと張る糸の術式兵装。指定した対象の足元に向かい張られ、対象の動きを封じる。。この糸はフリソスという金属で出来ており、触れれば軽く切れる。が、皮膚に食い込んだ時点で“回復”を使い皮膚に埋め込まれるので切断まではいかない。ただ、身動きすれば皮膚に埋め込まれた“静止線”が飛び出して軽く痛い。
『張り付く静止の合一。“私意たる粘性”』
見た目は無い術式兵装。言うなれば“空間ボンド”か“空間瞬間接着剤”。空間に粘性を与える事であらゆる物と物をくっつける。それは空間に存在するが故に選択すれば何処にでも出現させられる。例えば、握っている拳の中にも空間はあるので、そこに“私意たる粘性”を出現させて拳を開かなくする事も可能。持続時間は5分。同時に出現させられるのは二カ所。
メタトロン(神天使)
ユダヤ教の天使の一人である。その姿は世界の広さにも等しい長身で、36対の翼と無数の目を持つ「炎の柱」として表される。性格については様々な伝承があるが、様々な異称を持ち、76の異名を持つともいう。彼の星の火で焼き尽くせない物はないという。
召喚者:神杉紳
同化者:ジェイカー・リットネス
魔力:推定三万
“攻撃”星五十
“防御”星八十
“強化”星千百
“回復”星二十
“操脳”星三
“魅惑”星三
“火”星七
“水”星七
“電気”星七
“大地”星七
“重力”星七
“光”星七。
『人ならざる血。人ならざる力。人ならざる姿。降り立つ白よ紅に染まれ。“神の代理人”』
鎧状の術式兵装。装備した者のあらゆる傷を治し、更に人外の力を与える。
『降り注ぐ契約の対価。“契約の天使”』
矢の術式兵装。天より万本の矢が降り注ぐ。光、火、水、電気、重力、大地で構成されている。光の矢はあらゆるモノを貫通。火の矢はあらゆるモノに着火。水の矢はあらゆる傷を癒す。電気の矢はあらゆるモノを破壊する。重力の矢はあらゆるモノを押し潰す。大地の矢はあらゆるモノを元始に戻す。
『未来不確定。選択可能。記録更新。“天の書記”』
本の術式兵装。未来選択を可能にする禁書。未来を見る魔眼は持っていないので、選択前の未来は知らずに選択することになる。
『天高く炎立つ。天蓋を焦がす灼熱の天国“炎の柱”
剣の術式兵装。火で構成された刃を持ち、一閃振り抜けば天まで炎の柱が伸びる。“星の火”が決め技。周囲を紅蓮の炎で焼き尽くす。
カマエル(熾天使)
神の力を象徴している天使。神に敵対する者達には容赦なく鉄槌を与える。信心深い者に祝福を、それ以外の者に破壊を。彼が熾天使でありながら神天使レベルの力を有するのは、その信心深さ故なのかもしれない。“攻撃”の権化
召喚者:神杉紳
同化者:神杉紳
魔力:推定十万
“攻撃”星千
“強化”星千五百
“防御”星五
“火”星三十
『日は昇る。天から下りし破壊の恩恵。“破壊の天使”』
召喚の術式兵装。呪文と言った方が正しいかもしれない。カマエルの使いである4人の天使を召喚する。それぞれ、火、電気、重力、光を司っており、それらからも分かる通り、ただただ破壊にのみ彼らは特化している。“発現”とは違い、この世に多大なる負荷を掛けるということはないので使用は許可されている。が、一度放つと壊すか殺すかしないと12時間この世に存在し、破壊の限りを尽くすことになるので使用には十分な注意が必要である。
『日は落ちる。燦然と輝く星の下に、誓え。“落日に燦然たる福音”』
銃の術式兵装。見た目は口径9mm、装弾数15+1の自動拳銃。装弾されている弾には光の因子が織り込んであり、撃ち込んだ者に確実な死を与える。ただし、対象が神を崇める者であれば、その銃弾はただ対象の損傷に、すべて補填による回復を施すだけである。
サンダルフォン(座天使)
罪を犯した天使たちを、永遠に閉じ込めておく幽閉所の支配者。彼女は罪に対してのみ行動することを善しとするので、他のあらゆる理念に対しては無関心かつ寛大。
召喚者:大城毬
同化者:大城毬
魔力:推定二万
“攻撃”星百
“電気”星十四
『檻という地獄。縛り付ける魂の悲鳴。“水仙煌めく蘭重の間”』
監獄状の術式兵装。魂の監獄。入れられてしまえば半永久的に出られない。
ラファエル(主天使)
癒しの天使。というより、癒すことしか能がない。攻撃に転じたところで相手を癒してしまう。しかしこの癒しにはちゃんと対価があり、修復のレベルに応じて、せかいの何処かで何人かの人が死んでいる。彼はその力の通り“回復”の権化である。
召喚者:
同化者:
魔力:推定十億
“回復”五億
“水”七
『完全は愛すべき象徴。修復は美しい。“洗練すべき加工の修復”』
杖状の術式兵装。あらゆる怪我、あらゆる損壊、あらゆる損失を修復する。使う度、使用者の体に刻印が生じ、それが縦横に一線で繋がった時、何かが起こる。んじゃないかな多分。
ウリエル(熾天使)
彼の火は炎にあらず。炎の様な勢いは無く、炎の様に動的ではない。が、ゆっくりと、静かに対象を焼き尽くす。それが例え神であろうと。
召喚者:御剣爽
同化者:御剣爽
魔力:五千
“攻撃”星三十
“強化”星三百
“防御”星三十
“火”星二十
『万物を赦したい。それ故に燃やす。“|得難いは全てに説き伏す烙印”』
大鎌の術式兵装。斬ると、その軌跡に燈色に煌めく火の粉が舞う。また、鎌に“烙印”と呼ばれる火を纏わせる。その火による焼却は物理的焼却にあらず。ただ単純にその精神を、その理性を、その心を焼き尽くす。中の者を焼く事も出来る。
シェミハザ(熾天使)
エノク書に出てくるエグリゴリのリーダー。熾天使では有り得ない、神天使レベルの魔力、呪文、術式兵装を持っている。更に彼は『千の重力』と呼ばれる固有の重力を持っている。
魔力:推定十万
召喚者:ネフィリム
同化者:ネフィリム
“攻撃”星五十
“防御”星百
“強化”星五千
“回復”星七十
“操脳”星十
“魅惑”星十五
“腐食”星七
“火”星十四
“水”星七
“電気”星七
“大地”星七
“重力”星二十
“光”星一
『何処までも堕ちてゆく満天の星屑。“天より堕ちた集合体”』
召喚の術式兵装。13mの巨人を召喚する。殺戮者であり、彼をHAJACKに放れば、一般人などは一時間もあれば死滅させられる。直径十mの火の玉を落とす“エルバハ”。氷の刃を幾千も放射する“ネピル”。千の重力で形成された一個師団を召喚する“エルヨ”を使う。
『千の重力纏いし力。“煉獄に咲く晩年華”』
剣の術式兵装。千の重力で形成されている。振るえば千の重力が波動として斬撃波が形成される。それにも二種類あり、まず太い刃である『ヘルモン』。これは眼前に立つあらゆる対象を重力で後ろに吹き飛ばす。対象の背後に何かあればそのまま数ミクロン単位で煎餅になる。次に斬撃波の上と下から重力負荷を掛ける事で形成されるかなりの薄さの刃『ハザイ』。これは前に向けての重力負荷を掛けていないので、吹き飛ばさず押し潰さず、ただただ切り裂くだけである。斬られた本人は斬られた事に気付かず死んでいく。




