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ExtraMaxWay-NaturaProdesse-  作者: 凩夏明野
第三章-最高権利者-
19/84

夢、記憶の清算

またこの夢か、なんて、そんなありきたりな事は言わない。

もう彼此100回は見ている夢だからな。

[そう言われるとその夢がかなり安っぽく見える。]

いや安くはない。

俺の眠りを際限なく侵食していると言っても過言ではないよ。

ま、安眠出来ているという点では安いけど。

何にしても、改めて確認しておくが、この夢はお前の術式兵装である“魔眼”が見せている、って認識で間違いないんだな?

[間違いない。]

なんか一昔前を思い出させる様なフレーズだな。

ま、いいけど。

……『ExtraMaxWay』、“自然が行う完全排他”、ね。

これってお前がやったのか?

[ふん。随分と直接的な物言いだな。直截に述べることを悪いとは言わんが、相手を選べよ。]

そんな事分かってるさ。

で、どうなんだ実際。

[貴様は間抜けか?この夢に出てきた者は“全て”人間だ。そして、件の男は“攻撃”を使っていた。だとするなら、魔術師の源流とでも考えるのが当然ではないのか?そんな簡単な事に気付けないほど貴様の頭の巡りが悪いとは思いもよらなかった。至極残念だ。]

やけに饒舌だな悪魔。何か隠してんだろ?

大体、何たってこの“件の男”?の夢をお前の魔眼が見せる?

おかしいだろ。

[それこそ愚問だぞ小僧。]

あ、久しぶりに小僧って呼んだ。

[貴様こそ、話が逸れる様な合いの手を入れるな。どれくらいか知らぬが、しかし、現代人が築いてきた歴史に比べれば、途方もなく長いであろうその人類史に於て、人が生存しないという一瞬があったのだ。元始の悪魔を名乗る以上、これを記憶しておらねば限りなく嘘だろう。]

……ま、それはそうなんだがな。

人が消えた瞬間、『ExtraMaxWay』が発動された瞬間から、再び人間が出てきた所まで記憶しているのは、確かに確かにおかしい事ではない。

しかし俺が真に問いにしたのは、“何故その男の生活まで記憶していたのか”、だ。

一人でいたのが珍しいから?

言い方が悪いが、群れで暮らしている人間を観察するより面白いから?

きっとどっちも嘘だ。

悪魔の話を信じるならだが、その男には何かそれ以外に、引き付ける物があったんだろう。

抽象的な物に興味なさそうだしな悪魔って。

[問答は終わりか?ならばさっさとW.W.Sに行け。今日は大事な様があるのだろ?]

そうだった。

なんと!

[うむ。]

理事長の登場だぜ!

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