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始まり。

この小説でなにか心に残ればいいです!

「だりーなー!」

俺の名前は、肥後和孝。ここ、K西高校に入学した俺。

今日は高校生活初日。

めんどくせー。帰りてー。なーんて思って歩いていると、後ろから肩を叩かれた。

「早く体育館行くべ!」

声を掛けてきたのは、俺と同じS中学の拳梧。

「おう。」

拳梧に無理矢理手を引っ張られながら体育館へ向かう。

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