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フリー50mファイナル

決勝。

トシキは、4コース。

1コースには、予選1位の選手。

タイム:25秒1

強敵。

スタート。

ピストルの音。

トシキが、飛び込んだ。

速い。

でも、1コースの選手も速い。

拮抗している。

トシキ、少しリード。

でも、直線で1コースの選手が追い上げる。

ゴール。

ほぼ同時。

電光掲示板。

1位:1コース 25秒0

2位:4コース(トシキ) 25秒2

2位。

銀メダル。

「おお!2位!」

俺は、喜んだ。

でも、会場の反応は。

「Toshiki!(トシキ!)」

「Kayo’s son got silver!(カヨの息子が銀メダル!)」

「Amazing!(すごい!)」

カメラが、トシキに殺到。

でも、その多くは、カヨを撮っている。

「Mrs. Tadokoro! How do you feel?(田所さん!どう思われますか?)」

「He did well. I’m proud(よくやったわ。誇りに思うわ)」

カヨは、にこやかに答えた。

でも、1位の選手は、ほとんど注目されていなかった。

その選手、少し困惑した顔をしている。

(オレが優勝者なのに…)

俺は、少しバツが悪くなった。

トシキも、同じことを思ったようだ。

「父さん、これ、ちょっと…」

「…ああ」

優勝者より、2位の俺たちに注目が集まっている。

カヨブームの影響。

でも、これは、ちょっと申し訳ない。

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