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Starring and Written by kenichi Tadokoro

帰国。

成田空港。

到着ゲートを出ると、予想外の光景が待っていた。

マスコミ。

大量。

「田所さん!」

「カヨさん!」

「トシキくん!」

カメラのフラッシュが、バシバシ光る。

「え、何これ…」

俺は、困惑した。

記者が、マイクを向けてきた。

「田所さん、ハリウッドでの撮影、いかがでしたか?」

「あ、ええと…順調でした」

「カヨさん!カヨさん!」

別の記者が、カヨに殺到した。

「ハリウッドで話題になってますが、どう思われますか?」

「別に、普通のことをしただけです」

カヨは、平然と答えた。

「トシキくん!ジュニアオリンピック、頑張ってください!」

「はい、ありがとうございます」

トシキは、礼儀正しく答えた。

「アメリカのメディアも注目してるそうですね!」

「え、そうなんですか?」

トシキは、少し驚いた顔をした。

俺たちは、何とか記者団を抜けて、タクシーに乗り込んだ。

「…何だったんだ、今の」

「さあ?」

カヨは、あっさりと答えた。

「でも、トシキ、ちゃんと挨拶できて偉かったわね」

「母さんが教えてくれたからね」

トシキは、嬉しそうに笑った。

完全なるマザコン。

主演原作、俺の映画なのに、俺のインタビューはほとんどなし。ある意味ありえない状況。

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