あなたと時間を過ごしたいの
ある日、撮影の合間。
エマ、ルピタ、ジェマが、カヨを囲んでいた。
「Kayo, we want to take you out for dinner!(カヨ、ディナーに行きましょう!)」
「Dinner?(ディナー?)」
「Yes! There’s this amazing restaurant. Our treat!(ええ!素晴らしいレストランがあるの。私たちのおごりで!)」
「But I need to prepare Kenichi’s dinner…(でも、健一の夕飯を準備しないと…)」
「He can eat out for once!(一回くらい外食してもいいでしょ!)」
エマが、笑顔で言った。
「We really want to spend time with you(私たち、本当にあなたと時間を過ごしたいの)」
「…Okay. Just this once(分かったわ。今回だけよ)」
カヨは、了承した。
そして、夜。
カヨは、エマたちと高級レストランへ。
俺は、一人、ホテルの部屋でコンビニ弁当を食べていた。
「…」
スマホに、カヨからLINEが来た。
『今日はコンビニで済ませて。サラダとプロテインバー買いなさい』
「…はい」
写真が送られてきた。
カヨとエマたち、四人で乾杯している写真。
みんな、笑顔。
『楽しんでて、いいな…』
俺は、小さく呟いた。




