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リストラ

2025年、東京。

俺、田所健一は、小さな出版社に勤めていた。

編集者。

十五年のキャリア。

でも、それも終わった。

「田所さん、ちょっといいですか」

部長が、俺を会議室に呼んだ。

嫌な予感がした。

「田所さん、申し訳ないんですが…」

「…リストラ、ですか?」

「はい」

部長は、申し訳なさそうな顔をした。

「AI編集システムの導入で、人員削減が…」

「分かりました」

俺は、静かに頷いた。

抗議する気力もなかった。

もう、時代が変わったんだ。

AIが、人間の仕事を奪う時代。

俺も、その犠牲者の一人。


家に帰った。

静かだった。

荷物を置いて、ソファに座る。

天井を見上げた。

「…これからどうするか」

独り言が、部屋に響いた。

転職?

四十過ぎの編集者なんて、誰も雇わない。

AIがあれば十分だ。

貯金は…まあ、少しはある。

でも、長くは持たない。

「とりあえず、寝るか」

考えても仕方ない。

布団に潜り込んだ。


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