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第七十二話 近づく終わりの足音

 リュウスケが君臨した王都の戦力は、既に瓦解したと言ってもいい。

 尋常ならざる殲滅力を保有するアヴァロンの軍勢によって、全体の七割が殲滅された。戦闘が開始されて、まだ一時間も経過していないと言うのにだ。

 万単位の人間が、悉く殺し尽くされている。


 仮面の能力によって常人を遥かに上回る程に強化された肉体に加え、一つの意思によって命を投げうつ事すら躊躇しない人形達が、一切の乱れなく動く事が可能な人形達が、これほど一方的に押し殺されるのか、とリュウスケは戦慄する――事も無く、ただただその力の秘密について知りたいと言う思いが湧きあがるばかりであった。


 そして自分が知らない未知を知りたいからこそ、勝ち負けに拘らずに少しでも情報を得たいが為に、リュウスケはありったけの戦力を惜しげも無く注ぎ込んでいた。


 現在は消耗品のように人形を送り、最高の改造を施した天剣継承者達をより強そうな敵に宛がい、それぞれをリュウスケのスキルによってサポートする事で情報を収集している。

 しかし同時に相手取る数が多く、また個々の力量差があり過ぎて手駒の数がどんどん減っていく。それがより一層、リュウスケの好奇心を喚起した。


「ああ、くそ。捕まえて解体したいな」


 リュウスケはスキルを使い、手駒を使い、自分に向かって行進してくる敵軍の情報を収集していく事を止めない。

 どれ程の被害が出ようとも、情報を集める為に命を消費する。


 それでも取りあえずは人形達には当たらない様に、“絶対燃焼”という概念を込めた炎を発生させ、“絶対貫通”という概念の籠った地面の槍を発生させ、“絶対粉砕”という概念を込めて空に漂う隕石を降り注がせ、“永久凍結”という概念を込めた氷原を発生させたりと、ありとあらゆる手段を行い、敵がどのような攻撃は耐え、どのような攻撃は通るのかを調べ上げる。


 その作業にただ没頭していく。

 高速で繰り返されるスキル行使に膨大な量の魔力は即座に消費され、それを補う為に嚥下する魔力回復薬の液体が入っていたのだろう小瓶が、赤い高級だろう絨毯の上に幾十も転がっている。

 飛び散った液体が絨毯に染み込んでいたり、飲みそこなった液体がリュウスケの喉を伝い落ちていっているが、それを気にする事も無く、ただただスキルを使い、ありとあらゆる手法を繰り返す。


 脳がスキル行使と思考の熱で沸騰するような感覚を抱き、しかしリュウスケの行動は止まらない。

 攻撃を繰り出す度に、好奇心が刺激されるからだ。


 “絶対燃焼”をイメージして概念強化まで施した炎を狼男に放ってみれば、狼男はやはり攻撃を察知してコチラを振り返り、手に持つ剣を振り下ろす。

 一瞬何をしているのかと思ったが、剣圧によって炎を切り裂いて直撃を防いだのだ。リュウスケはそれに一瞬呆気にとられ、しかし攻撃は入った。直撃こそは回避されたモノの、流動的で実体はない炎を完全に防ぐ事はできなかったのだ。

 狼男の全身が一瞬で炎に包まれ。

 しかし“絶対燃焼”であるはずの炎は狼男の体毛の一部を燃やしただけで、狼男の全身まで燃やし尽くす事はできなかった。

 何であろうとも燃やすはずの炎が、たった一部分を燃やしただけで、狼男の咆哮によって吹き飛ばされてしまったからだ。


 何故、そんな事ができたのだろうか?


 “絶対貫通”をイメージして概念強化まで施した地面から生える槍を巨人に繰り出せば、その体表に僅かに食い込みはしたが、ダメージらしいダメージを与えれた様には見えない。

 たしかに数秒の間だけは巨人の動きを止められたのだが、しかししばらくすると巨人は何事も無く歩きだしたからだ。

 千の軍勢を一瞬で殺し尽くせるだろう地面の槍群は、巨人の行動を僅かに阻害する程度しか成果が無かった。


 何故、あの程度の損傷で済む?


 “永久凍土”であると想像し、創造した極低温の冷気が渦巻く氷原に踏み込んだ強大な魔獣や黒き魔蟲の体表は一瞬で氷結し、巨大な氷像オブジェクトに変わった。

 普通ならそのまま心臓まで凍りつき、氷の中の生物は死ぬはずだ。

 しかし数分もすれば魔獣は氷を砕いて進撃を再開し、魔蟲達は氷の中で脱皮して氷を破り、氷原の環境に適応してみせた。


 あの生物等の生命力は、一体いかほどのモノだろうか?


 “絶対粉砕”の概念を込めて降り注がせる隕石群は狂ったように歌いながら向かってくる一団を蹴散らす事に成功した。

 直撃した敵は当然だが、落下の衝撃で発生した衝撃波などでも敵の大部分は薙ぎ払う事ができた。

 これは初めての手応えだった。他よりも弱いのだとは理解する事ができた。

 だが、それでも死んだ敵は居ないようだった。あくまでも行動不能にできた程度だ。隕石の直撃を受けたモノでさえ、その肉体を四散させる事無く保っている。

 一体どのような防御をすれば、隕石の直撃を受けて原形を保てられるのだろうか。恐らくは軍用の星間船に実装された防御フィールドでさえも貫通する様な一撃だったはずなのだが。

 それと、狂ったように歌っていた敵軍の中に混じっていた七体の機兵達にも同じように効果はあったのだが、機兵達は即座に持ち直した。


 この違いは、何なのだろうか?


 知りたい。

 知りたい、知りたい。


 何故自分のスキルで攻撃しても死なないのか、何故あんなにも容易く踏破できるのか。

 その理由を、その力の原理を、ただ知りたい。

 リュウスケは湧きあがる感情に身を焦がされる。それは耐えがたい衝動だった。


 だからリュウスケは、鼻血が出ようが、脳が沸騰しそうになろうが、それを問題にしなかった。

 大量に消費された魔力を、一瞬で大量に補充するその行動が体調に大きく作用している状況でも、ただただ情報を収集する為に問題にしなかった。

 その姿勢は既に狂気と言っていいだろう。


 しかし、それも終わりの時は近づいていた。 

 リュウスケが見通す先で、どうしても隔絶した実力を持つ敵軍によって、次々に手駒である人形達が駆逐されているからだ。


「っと、やっぱりキグゼムさんはヤられちゃったか」 


 遠くまで映す視界の先では、天槍<轟き奔る雷鳴神の腕ブロントティンクトゥース>を用い、機兵達相手に戦わせていた天剣継承者キグゼムが、赤い槍を持つ機兵によって串刺しにされる光景が映る。

 しかしそれに悔しそうな感情一つも見せずに、リュウスケはスキルを発動させた。


「バイバイ、キグゼムさん」




 【スキル現象<人形爆弾>が発動しました】




 閃光と共に、大きな爆炎が上った。

 リュウスケによってキグゼムの心臓に内蔵されていた魔力爆弾が、リュウスケのスキルによって起動、結果として起きた大爆発は最も近くに居た槍を持つ機兵を吹き飛ばし、直径三十メートル内の全てを吹き飛ばした。

 範囲内には槍を持つ機兵の他に、四体の機兵が居た。しかし吹き飛ばされ、地面を転がった機兵の中で動かなかったのは、最も近くに居た槍を持つ機兵だけだった。

 何らかの保護機能があるのだろう機兵の内部はリュウスケでさえも見えなかったが、恐らくは内部に浸透した衝撃によって搭乗者が気絶したのだろう、と判断する。

 コレはとてつもなく、好都合だった。

 暴れられる事も無く、確保する事ができるのだから。


「丁度いい、回収させてもらおうかな」


 


 【スキル現象<対象転移>が発動しました】



 視線の先にあった動かない槍機兵が消失し、次の瞬間にはリュウスケの目の前に転移した。

 赤い絨毯は槍機兵の下敷きになり、床が槍機兵の重量によってやや沈む。ビシ、と何か嫌な音が響いたがリュウスケにはどうでもいい事だった。


「ああ、凄い。あの爆発の損傷が、もう修復され始めているなんて。それにこんな金属は初めてだ」


 槍機兵に近づき、その装甲を撫でる。スキルを使っての解析を行うも、脳内に表示された情報の大部分が文字化けして良く分からない。

 リュウスケはすぐそこにある未知の材料に興奮を隠しきれず、知らず知らずの内に笑っていた。


「素晴らしい、本当に素晴らしいぞコレは!! 今までの常識を覆すほどに、素晴らしいぞ!!」


「興奮している所邪魔するが、お主、後数歩は下がった方が良いぞ? 外骨格は諦める必要もあるじゃろうし」


「――ん?」


 熱狂し、興奮しているリュウスケの熱を冷ますような冷淡な美声が横から響く。

 煩わしそうに振り向き、そこに居たのは、パッと見で二十歳前後だろう美女だ。腰まで伸びる銀色の髪、新雪のような汚れ一つない白い肌、聖母のように全てを包み込んでしまいそうなほどに豊満な双丘、燃える紅玉のように綺麗な瞳に、計算された様に配置された顔のパーツはただ美しさだけを見る者に感じさせる。

 衣服の基調色は黒で、至る所に可愛らしいフリルが施された衣服――所謂ゴスロリなるモノだ。

 現在この国で支配者であるリュウスケとアヴァロンの軍勢を除き、自由に思考し行動できる存在はたった一人しかいない。

 故に声の主たる美女は、リュウスケが出逢った瞬間に屈服させられた絶対者――魔王テオドルテだ。


アヤツカナメは基本的に戯れで施しを行うのじゃが、お気に入りを好き勝手に弄られるのは好かんからのう。それ以上触れるのは、少々不味いと思うぞ?」


「何をするのかは分からないけど、今俺達がいる玉座には幾十重の守りが施してある。確かに凄い力を持っているだろうけど、ココの守りはジックリと時間をかけて施したんだ。早々、破られるモノか」


「まあ……お主がそう思うのなら好きにすればよいが。……哀れよのう」


 まるで無知者を見る様に、いっそ蔑んでいるかのような視線をテオドルテはリュウスケに向ける。

 それに苛立ちを感じながらも、リュウスケは一応再度スキルを行使して守りの強化を図った。




 【スキル現象<廃敵聖域>が発動しました】

 【スキル現象<黄金守護>が発動しました】



 

 考えられる最高の守りの重ねがけである。

 例え惑星を破壊するレベルの攻撃でさえも防ぐ絶対の守りを確かめ、リュウスケは流石に突破されないだろう、と確信にも似た思いを抱く。

 そしてそれは間違いではない。

 今までにも時間をかけて施されていた守護は、機玩具人形でも突破するのには時間が必要になるほど強固なモノだった。敵からの干渉を防ぐため、転移の類も敵は使う事ができない。

 絶対の安心を抱いたまま、リュウスケは機兵の近くに転がっている槍を手に取る。

 コチラも情報を読み取ってみたモノの文字化けが目立つが、機兵程ではなく。ある程度までならば情報を引き出す事ができた。

 槍に関しては、スキルで干渉できそうだと判断し、その情報を書き換えるべく意識を集中しようとして――


「その……動かないで、下さい。それと、スキルも、使わないで下さい。言う事聞かない……と、殺さないと、いけないので」


 背後から小さく響く声と共に、首にそっと何かが添えられた。僅かに伝わる温かさと肌触りから、指ではないかと予想する。

 そして現在の状況が正確に把握できた瞬間、リュウスケの表情から余裕が消えた。

 まさか、という思いと、この守りでも突破されるのか、という嬉しさなどがごちゃ混ぜになったような気持ちになる。


「貴様は、誰だ?」


「隠密暗殺型、十三女、ハシーシュ……と申します」


 既に発動させていた千里眼によって背後の敵を見ると、そこには白い髑髏の仮面を着けた褐色の女がいた。細い人差し指と中指がリュウスケの首に添えられている。

 指は女性のそれなのだが、しかしリュウスケからすればまるで名刀を添えられているようにも感じられた。


「久しいのう、ハシーシュよ」


「お久ぶりです、テオドルテ様」


 硬直して次の手を考えているリュウスケを余所に、テオドルテは友人との再会に嬉しそうな声を出し、ハシーシュは小さく会釈した。

 リュウスケなど、まるで眼中にない様なやり取りである。


「お主は此度のゲームには参加せんのか?」


「はい。それに影猫姉さんとリリヤ姉さんにアリア姉さんが出ると、ゲームになりませんので、今回は裏方なのです……」


「くかかか。まあ、確かにそうじゃのう。どうせカナメの事じゃ、ココに辿り着くまでがゲームじゃろうし、そうなると他のでは絶対に勝てぬしのう」


 テオドルテは愉快そうに笑う。ハシーシュもそれにつられて、苦笑いを浮かべた。

 それと同時に、リュウスケはスキルを発動――




 ――する直前に、指を添えられていた首が切断された。

 勢い良く鮮血が吹き出し、支えを失った頭部が転がり落ちる。

 凶器となったであろう刃物は何処にもない。首に指を添えていたハシーシュの指が刃物に形状変化した訳でも、その桁外れな膂力によって切り落としたと言う訳でも無い。

 それを成したのは、とある宝具の力によるものだった。

 リュウスケの首なし死体が、地面にゆっくりと倒れて行く。


「ふむ、<斬痕接置ザンバーニャ>――か。相変わらず、その宝具は反則臭いのう」


「対人宝具なので、大き過ぎる相手には効果はありませんが……」


 宝具<斬痕接置ザンバーニャ>は、ハシーシュに搭載された固有宝具の一つである。

 その能力はハシーシュが指で触れた場所にマーキングを施し、ハシーシュの意思一つで縦横三十センチ、薄さ一ミリの空間を切断するというモノだ。

 空間切断である為、敵の防御力を完全に無視する凶悪極まりない攻撃である。つまりマーキングする指が胴体や首などに触れてしまえば、誰であろうとも有無を言わさずに斬る事ができると言う事だ。

 

 リュウスケが施していた防衛策は、<斬痕接置ザンバーニャ>の前では無意味だったのだ。


「しかしまあ、リュウスケも即死対策はしておるがのう」


「思ったよりも……厄介な相手ですね」


 テオドルテとハシーシュの声が反響する。

 それを聞いたのは、二人の他にもう一人。 

 無傷の状態でハシーシュと対峙している、首を擦るリュウスケである。

 床に転がっていた首と首なし死体は、影も形も無くなっている。


「【死】という事象は回避できたが、感覚は残る、か……」


 確かに切り落とされたはずの首を擦りながらも、リュウスケはハシーシュから視線を一瞬たりとも逸らさない。

 それは未知の塊であるハシーシュが目の前に居るからでもあるが、眼を逸らせば次は何をしてくるのかが分からないと言う感情の方が大きいからだ。


「良かったのうリュウスケや。【身代わり人形サクリファイス・ドール】が無ければ、お主、今ので死んでおったぞ」


「流石は、カナメ様と同じ……勇者ですね。少々、侮って、いました」


「ご託はいいから、その身体、ぜひ解剖させてもらいたいモノ……だッ!!」


 素直に称賛するハシーシュに向け、リュウスケはスキルを行使する。

 その挙動は早く、また発動したスキル現象は光速だった。




 【スキル現象<捕縛光鎖>が発動しました】




 光速で動いた光の鎖がハシーシュの全身を拘束する。動けないよう、四肢は特に念入りに鎖が巻きついていた。流石に光の速さの攻撃は、ハシーシュでは防げなかったようだ。

 ダメージが通るようには想像しておらず、鎖の効果は光速で動いて対象を拘束し、鎖に触れている間拘束者は転移等の逃走行動ができなくなり、また全能力値が大幅に低下する、といったモノだ。

 しかし捉えるのに、コレ以上はない程に的確な能力を想像し、創造したと言えるだろう。

 現に、ハシーシュはろくに動く事さえできなくなっていた。


「さて、俺の人形にでもなってもらおうか」


 捉えたハシーシュに近づき、リュウスケは左手でその頭部を掴んだ。

 スキルを発動させ、自分の奴隷に変革するつもりなのだ。リュウスケはハシーシュの中に詰まっているだろう未知について思いを馳せ、舌で唇を舐めて、スキルを行使しようとして、横やりが入った。

 それはテオドルテが発したモノだった。


「リュウスケよ。お主、そうホイホイトラップに引っかかっては、カナメに出会う前に死に果てるぞ?」


「ん? 何を言っている? 現に、俺はコイツを捕まえたぞ?」


「アホめ。よく見てみい。それはお主得意の、変わり身じゃぞ?」


 一度はテオドルテに向いていた視線をハシーシュに向け直したリュウスケが目撃したのは、その輪郭が崩れて砂に変わっていく姿だった。

 視線を向けた事で砂化は加速し、二秒もすれば完全に砂に変わってしまった。

 その事に数瞬だけ呆然とし、慌てて槍機兵に視線を向ける。


 そこには、何も無かった。ただ、槍機兵が居たのだろう痕跡があるだけで、何も残ってはいなかった。


 槍機兵とハシーシュが何時の間にか消え、残ったのはリュウスケとテオドルテの二人だけだ。


「流石にそれは滑稽じゃぞ、リュウスケ。お主は魔王である我を攫った――という事になっている――勇者なのじゃから、少しはカナメのように気合いを入れんか」


 くかかか、とテオドルテが愉快に笑う声が反響し。

 リュウスケはただ黙し、握りしめた拳から血を流す。


 その瞳に、まだ見ぬカナメを呪い殺さんばかりの感情を乗せて、空を飛ぶ舟に注ぐのであった。





 戦争ゲームの終わりは、すぐそこまで近づいている。



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