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生まれながらの強者

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

こんな子が好きなんですよ。

弱者になるのは気持ち良い。弱者の振りするのは気持ち良い。立場に甘んじて幾らでも我儘言えるから。皆優しくしてくれるから。仕方がないと言えてしまうから。

でも私から言わせて見れば、そんなのはお前の傲慢性であり、我儘であり、身勝手な精神性でしかない。

だから弱者が嫌い。頑張らない輩が嫌い。立場に甘んじる者が大嫌いだった。


あの子は何時も何かに怒っていた。それはこの世界の在り方であったり、他人であったり、自分であったりした。この世の、目に入る全てに怒っていた。だから何時も目付きは悪かったし、性格も常に荒々しかった。

けれどもそんな彼女の精神性はやはり崇高で、尊いものだった。常に傍にいて、抱き締めてあげたくなる程に。その崇高な精神に恋をした。


「人間、堕ちるところまでいったら後は這い上がるだけ。なんて言いますが、底なんかないですよ。ずっと惨めに落ち続けて、自分より弱い生き物を嗤うだけですよ。そうして品位を落としていく。どれだけ自分が落ちぶれているかも知らないで。

だから私は強者になりたい。誰よりも崇高になりたい。他者を嗤わず、叱咤したい」

彼女の冷ややかな視線が私を捉える。そう言う彼女の目は私を見ている様で、私を見ていなかった。私を通してより高い自分を見ている。

そんな向上心を見せ付けられると、やはりどうしようもなく抱き締めたくなった。抱き締めた。彼女は怪訝な顔で此方を見ているが、今はそんな事は知らない。

「崇高だね。とても、とても崇高だ。そしてそれは私達が何よりも尊ぶべき物でもある」

頑張る子を放っては置けない。手は出すなと言われても、ついつい傍に寄って見守ってしまう。それがきっと私達の本能だから。

「私達も君と同じ様に強者が好きなのかも知れない」

「神様は何時だって弱者の味方かと思ってましたよ」

弱者は好きだよ。けれども君の定義において、弱者はきっとそんな精神を持ち得ないのかも知れない。だからきっと私達は生まれながらの強者が好きなのだ。どれだけ落ち潰れても這い上がる様な不屈の精神を持った強者が。

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


立場が上だと思っている人間が、立場が下だと思った人間を見下すのはよくある話。

面接では割とよくあります。鼻で笑われる事もありました。心折れないで。就活生。


※この時点で私も人を嗤ってますね。


だから馬鹿にされないようにするには、連鎖を断ち切るには、自分が頑張って上に立つしかないのだと思います。


でも、強者が弱者に、弱者が強者になるのって割と一瞬なんですよ。

だから何時以下なる時でも相手に敬意を忘れてはいけないと思います。


※人を嗤った人間の言うことなので、説得力はありませんが。


神様の話がしたいです。

神様ってやっぱり崇高な生き物が好きなんですよ。

自分に厳しく、困難を乗り越え、不屈の魂を持つ生き物が。

だから自分の品位を落とすような真似をする生き物は基本的に嫌いです。

だから品位を落とす様な真似、脇道に逸れようとする真似をすると注意されます。怒られます。

(無礼働いてデータ飛んだのはいい思い出です)


自分の好きな貴方になって欲しい。

自分の好きな貴方に落ちぶれて欲しくない。

と考えると、やっぱり人間らしいですね。

ただ思い切り行動に移すのが、我を通すのがやはり人外です。

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